基本的マナー
夕方、N氏がお泊りワンコのゴールデン2頭を、私はアモちゃんを連れて一緒に散歩に出かけました。雨が降ったせいで道路は濡れているので長靴をはいて、でも日も長くなってやっぱり春まぢか。 冷たい風も気持ちよくランランと歩いていると、 突然!長靴の底のグニャッとした感覚・・・と同時に「あ〜!!!見てると思ったー。う○ち踏んだぞ〜。きったねー。」とN氏の大声。 「なんで教えてくれないの!!」と叫ぶ私。 「う○こふみ〜〜。」と言いながら歩いていくN氏に悪態をつきながら私はまだ残っている道端の雪に足裏を必死にこすり、公園内の水溜りにざばざば長靴を泳がせなんとかう○ちの痕跡を消し去ったのでした。 ふと見ると、アモは公園内の薄汚れた雪の上でまたゴロンゴロン・・。 たくもう・・・母さん大丈夫?くらい言ったらどうなのよ。 それにしても、みかんちゃんのママと同じく!私も許せない「解凍放置糞」。 イエローカードを置いて1ヵ月後に回収するっていうのも良い考えですね。 N氏は黙って怒りながら片付けていますが、放置している人が反省しているかどうかは疑問ですから効果的な方法があればどなたか教えてください。 ![]()
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パフューム
今日は定休日。N氏は先週に引き続き「釣り」に出かけました。 お天気も良く、ガーデンでアモとお泊りのジェニー、宗一郎と「日向ぼっこ」しながらYさんから借りているシドニーシェルダンの肩のこらない「億万ドルの舞台」という小説を読みました。 「肩がこらない」と言えば、先日、見たかった映画「パフューム」を一人で夜に見てきました。この映画は「肩がこる」部類の映画です。 時は18世紀、パリでむごい生まれ方をした臭覚がとってもすぐれた男の奇妙で悲しいお話。ベルリンフィルの音楽と映像の素晴らしさ・・ですがあっけにとられて最後まで見て、私としては珍しくタイトルロールを眺めずに帰宅しました。 わんこは出ていますよ。ポメラニアン、ペキニース、多分レオン ベルガー。 監督は「ラン ローラ ラン」のドイツの鬼才トム テクヴァ。「パフューム」も最後に殺される美しい女性の名が「ローラ」で赤毛。 奇妙な話もヨーロッパ映画も好きです。 「アメリ」は何度も見ているし・・あ!「ブリキの太鼓」っていう映画見たことありますか? あの映画がむしろ明るく思えるほど気が重くなった今回の一人の映画鑑賞でした。 原作は読んでみたいと思っていますが、今度はパ〜っと晴れやかに「ハンニバル」・・・だめだ。急いで「ドリームガールズ」でも見に行こうっと。もう終わっちゃったかな・・・。 それにしても、おすぎさん褒めすぎなんじゃあないの?
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奥深い話
寝ても寝てもまだ眠かった2日間は階下のカフェを気遣う余裕もありませんでしたが,昨日今日は読みたかった本を読み、差し入れのお菓子を食べながらぐうたら生活です。リハビリにケーキを焼いてという有難いメールも頂きましたがさすがに口に入る物なのでもう少し後にすることにしましょう。 「本」ですが、先日テレビでものすごくこだわりの「スープ」を作る辰巳芳子さんが紹介されており、あんなスゴイ方を今まで知らなかった自分を恥じて得意のアマゾンで辰巳様の(最近、様を付けて呼ばなければならない方が多くなって・・)本を2冊購入したのです。 それが今日届いて早速張り切って読み始めました。 「・・・うう。えらいもの読み始めちゃいましたねえ。」 レシピ本かと迂闊に思い込んでいた私はころがって読む姿勢を正し、さらにつまんでいた御菓子を片付けることに・・・。 今のところ、圧倒されっぱなしです。 この本が私の「宝物」になるか、「持ち腐れ」になるか今のところ分かりませんが気長に読み込みトライしてみようと思います。もちろん、出来るとこだけね。 え?!何の話かって?お料理です、お料理。 ![]()
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インフルエンザ
スタッフMの予言は命中して、私もインフルエンザA型に感染。定休日の木曜日に病院に行き、点滴も何も無しの薬だけ。 タミフル・・・。 先生は「タミフルの異常行動は子供だけですから。大丈夫。」 って何ですか?おばんは関係ないってわけ?(あ、怒りっぽくなってるかも。) 金曜日の今日、朝37度あった熱も平熱となり食欲も戻りましたがすぐにカフェに顔を出すわけには行きません。何せインフルエンザですからねえ。初めてのインフルエンザ〜。 皆様にうつしちゃ大変です。 話し変わって、スタッフMにすべて頼んだ私はこれから彼女を「00様」とお呼びと言われています。ああ、大きな借りを作っちゃいました。 「人生楽あれば苦あり」そのものの2007年の幕開けって、もう3月ですけど。
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旅行記
![]() 「この〜木何の木?」 ご存知「日立の木」で知られるこの大きな木は「アメリカねむの木、monkeypod」だそうです。ピンクの花が咲く時期は綺麗でしょうね。 真珠湾に行く途中の大きな公園にはどれがこの木か分からないほどたくさんの大きな木がありました。 ![]() 「ノニ」の木に生っている実です。 1年に4回も花が咲き実がなる生命力の強い木で、実はくせのある香がいかにも効きそうな感じです。 『ハワイアン プランテーション ヴィレッジ』というハワイの昔を教えてくれるところにありました。 ![]() ハワイ滞在中、毎日目にした「虹」。 ハワイが「rainbow state」の所以です。 帰国前日にホテルから見えた「虹」はそれはそれはきれいでした。 思ってもいなかった「ハワイ旅行」でしたが、今回行ってみてN氏は無理って思いました。飛行機の中は当たり前、空港、ホテル、ビーチ、道路もすべて「禁煙」。 喫煙者への風当たりはますます強くなって・・。 ね、アモちゃんと留守番でよかったでしょ。
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帰りました
![]() 先週の木曜日から1週間行って来ました、ハワイ。 宿泊したハイアットリージェンシーホテル36階から見えるワイキキビーチはやっぱりハワイです。真下を見下ろすとホテルのプールが見えるのですが怖くて写真撮れましぇ〜ん。 旅行をとても楽しみにしていた母が急に具合が悪くなり入院するという事態で急遽私が穴埋めすことに・・。 お泊りワンコの予約が入っていなかったのでN氏とスタッフに頼んで行って来ました。 前日に「ホノルル、ペットショップ」という項目で検索してお店を出来るだけ見て回ろうとプリントし、行けそうなところをチェック。 アラモアナSCの3軒、2月にオープンしたばっかりの「ハワイで唯一垢抜けたお店」と書かれていたHAWAII−Doggie Bakeryともう一軒アロハタワーの店番の兄ちゃんがかっこいいというお店も行ってきました。それから最後にギャラリア横向かいにある「愛犬堂」も。 ゆっくり見れてなかなか楽しかったです。 夕方涼しくなるとワンコ連れてお散歩に出る人を見かけましたが「なんとかもどき・・」、いわゆる「クロス」が多く見られました。チワワのようでチワワでない、ミニピンのようでミニピンでない。「ジャックラッセルのようでJRでないワンコ」はすれ違ったこれは多分純血のシェルティーに身体ごと振り返って吠え続け飼い主にずりずり引きずられ散歩を続けていました。(DCNに来なくちゃね。) ホテルの部屋でテレビを見ていると突然傷ついたワンコが次々アップで画面に・・ぎょっとしていると年間何千頭のワンコがネグレクト、虐待を受けていてレスキュー出動これまた何千回・・・でも助けられないワンコ多数とテロップが・・ああ。 悲しいです。
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母に思う
私の母は、今年80歳になります。青春時代が戦時中だった母は喘息という持病を抱えながらも実に精力的に何事もこなしてきました。母の辞書に「ゆっくり」「のんびり」と言う言葉はありません。 頭の回転が速い上に行動も驚く程早く、私と一つ違いの妹が幼かった頃はいつも足早に歩く母の後を一生懸命について行った記憶があります。 初めて純血種の犬アメリカンコッカースパニエルを飼った時も、鯉を飼った時も、パチンコ、マージャン、ゴルフも編み物も、パンの花作りも、ガーデニングも、旅行も、とにかくここぞと思ったらトコトンのめり込まなくては気がすまない性格なのです。 そこまでやるかと思うほどやるので確かに極めた物は数多く賞賛に値します。 ただ、家族としては気も身体もフル回転して、「今やろうと思ったのに・・・」とぶつぶつ言う私達を「怠け者」扱いする母に気がやすまらなかったというのが正直なところです。 心が老いると身体もそれに伴って老いていくのだなあと感じたのは父の晩年でした。 母は持病の喘息に加えて、狭心症、心筋梗塞を経て身体は老いて来ていますが、心は老いてはいません。旅行好きの母はまだまだ世界中に行きたいところがたくさんあり、「エルミタージュのナポレオン見たいねえ!」とか、孫からプレゼントされた世界遺産の本をめくっては心は外国に飛んでいます。一昨年、一緒にイタリアに行ってからは外国はちょっと無理と思い始めたらしく私達はホッとしていたのですが、まだまだ予断を許しません。 今現在、喘息の発作で入院加療中ですがまたきっと復活するはずです。 私が母を超える事は決してないだろうと思ったのはまだ学生の頃だったと思うのですが、あれから何十年もたった今もやはり自分は母を超える事は絶対に、いや、ありえないとつくづく思う今日この頃なのでした。
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アップルタルト
![]() 何故か急に「アップルタルト」が食べたくなって何年かぶりにケーキを焼きました。 カフェのケーキはスタッフMが作ってくれているのですが、彼女は私の大好きなアップルパイやタルトを頼んでいるのに焼いてくれないのです・・・。 はい・・・自分で作れということらしいです。 子供達が小さかった頃は随分頑張って色々なケーキを作ったものですが最近はまったく作っていませんでした。 でも作るとこれが楽しくて、夜な夜な部屋中に甘い匂いを漂わせているものですから寝る頃になってN氏が「出来たてを食わせろ!」と騒ぎます。 「冷えてからでないとカットできませ〜ん!」と朝まで難を逃れた「アップルタルト」がこれ。ん・・・普通にホームメードです。 気が向いたらご注文ください。 ![]()
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Time goes by......
今夜はお泊りのワンコがいません。で、N氏が見たがっていた「硫黄島からの手紙」を見に行く事に即決! 私は、「マリー アントワネット」が始まったのでそれを見る事にしました。 レイトショーで終わる時間も1分しか違いません。 一緒に見るのも良いですが、一緒に行って好みの映画を見るっていうのも今の映画館システムでは出来てしまいます。 「マリー・・」の方は全席指定で、一番見やすい中央付近ど真ん中をゲット。 と思ったら最後尾に若者が数人いるだけ。 後で席の変更はできませんって・・別に何処に座ってもいいんじゃあないの。 ここでまた映画評論家、JのYさんに感想を聞きましょう。 私は先週の土曜日に仕事帰りで見に行きましたよ〓でも…私翻弄されるマリーアントワネットの悲劇とフランス革命のコユイ話しかと思ってたので私的には残念でした〓せめてもう少しどんだけがんじがらめで苦しんだかなーんて話しの方向だったら…と。愛って意味でもなんか物足りず…フェルゼンはいつのまにかいませんし…しかもあの最後には顎外れました〓でも美しい衣装と彩りね構成は素敵でした。 そうです・・・せっかくベルサイユ宮殿でロケしたのに、もっともっと超絢爛豪華でもっともっと退廃的で・・やっぱり誰もが知ってる題材を取り上げる難しさですねえ。 Yさん、顎まではずしちゃいましたか。 お大事にです。 彩り美しいお菓子と可愛い小さなワンコたちと綺麗なマリーアントワネットでした。 ですが!一つ発見。 マリーの母上、オーストリアの女帝マリア テレージア役がマリアンヌ フェイスフル。 最初のタイトルロールで彼女の名前が出て、どの役なのか探していたら、ああ顔はマリアンヌ・・・。こんなお姿に・・。 偶然にも先週、彼女の1968年の作品「あの胸にもう一度」を見たばかりでした。 当時はこの作品を見に映画館に行くには私若すぎて見たかったんだけど見てなかったのです。 彼女はその昔ローリングストーンズのミックジャガーの彼女で「As Tears Go By」を歌う姿なんか本当に物憂げで憧れだったのです。 こんなこと言っても若い皆様はミックってあのロックまだ歌ってる爺さんくらいにしか思ってないかもしれませんけどね。 マリア テレージアとしての貫禄は確かにある年齢になってました。 でもねえ、バイクとばしてる姿とあまりにもかけ離れていたのでショック。 これ、今日映画見て一番の驚きでした。
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Marly&Me/ life and love with the world's worst dog
先日、モモとサクラのMさんから「マーリー」という最悪のラブラドールリトリーバーのお話の本をお借りして面白かったのでN氏の意見が聞きたくて購読を薦めました。私達は日常生活をしている分には非常に感性が似ているのですが、そこはそれ違った人間、性も違うので一つのもの、事柄に対する感じ方、意見は違うこともあります。 特に、N氏の専門分野に関連していることになると素人の私とは感じ方は随分違うと言うか視点が異なるわけです。 以前、「ビレッジ」という謎めいた村の話の映画を見たときは私は不思議な話の展開に十分楽しめたのに、N氏はというと主人公の視覚障害者の女性の描き方のお粗末さに(目が見えない人にありえない行動、その他。)目が行ってしまい映画全体が笑止千万なものと感じたという具合。 今回も「マーリー」を読んで、ひどい犬にあたってしまった家族の心温まる素敵なお話、特にコラムニストの著者の心の広さにいたく感銘という、多分犬を飼ったことのある大方の読者と同じような感想を持った私でしたが、N氏の読後感は違っていました。 今現在、お正月に頂いたお酒を飲みながら顔を赤くしながら「北の国から」にそのことを書いているはず。 私の目からうろこになるのか・・・この酔っ払いが・・・となるのか。 明日の仕事の為に、私とアモちゃんはお先にねま〜す。
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