From the North Country

暮らしやすい家庭犬の育て方その2 2019年04月05日(金)

  私は『暮らしやすい家庭犬』という範疇でこれを書いているが、そのイメージををもうちょいはっきりさせておいた方がいいと思う。
酒を飲むと、どうも理屈っぽくなるが、今夜はスパン!と書く努力をしてみる。

絶対1.わんこを飼ったら生後半年くらいを目途に去勢避妊をする。

繁殖犬やショードッグ・その他、繁殖の可能性を残すわんこ達は、残念ながら私の言う『暮らしやすい家庭犬』には基本的に向かない。
ドッグカフェとかペットと泊まれるホテルで他犬の臭いに反応してのマーキングなどがあっても責められないから。

『暮らしやすい家庭犬』を求め社会参加するなら、元を断つ避妊去勢は絶対のうえにも絶対が乗っかる絶対条件だ。

この過程を踏まえたうえで、さあ、あなたが仔犬を迎えたその日から、
わんこの振る舞い
あなたは何をすべきか、
その理由は何故か、
どうやればよいか、
諸々…
を解説しよう。

第1章
1.犬と暮らすことを選択するあなたへ

A.最初の一年、少なくとも8か月で『暮らしやすい家庭犬』の基礎が構築されます。
あなたは仔犬のために十分な時間がとれますか?

人の子育ては十数年の歳月をかけて行いますが、わんこはほぼ一年で肉体的に成熟し、多くの場合、精神的にも成長します。
だから、この1年なり少なくともの8か月をわんこ育てに費やす時間があなたには必要なのです。
あなたにその時間が取れますか?

人間なら十数年かかるのに、わんこなら1年と思えれば気が楽になれますよね。

『暮らしやすい家庭犬』の目標は一杯ありますが、要約すればシンプル。
1.シッコ・ウンコの管理とコントロールができること
2.家族はもちろん他人や他犬に非友好的ではないこと
3.社会経験に基づく振る舞いができ、基本的な指示に反応できること。
4.そこそこの日本語と飼い主の意図を察する感性の芽があること。

※陥りやすいこと
・共働きなのに飼う
・小型犬と大型犬の誤解(小型犬の方が楽?大型犬は大変?)
私が見る限り、小型犬の方が楽でバカな犬が多く、大型犬で無駄な苦労しつつ満足している飼い主が多い。

その違いにある一点を特に小型犬の飼い主は知るべきであろう。
トイレの教えだ。

わんこの専門職にも問う。
トイレのしつけとは、シッコやウンチを催した時に、あらかじめ用意されたシートなどの上に、はみ出さないよう用を足すこと。なんて思っちゃいませんか?

ここがわんこをイヌ扱いしながら、家族や我が子とみる人たちへの私の違和感だ。

インコやウサギが糞をするって感覚なんだろうか?

あのね、信じられない人がいると聞いて、私自身びっくりしたんだけど、わんこって言われた時に言われた場所で排泄できるって知ってる?
だから、盲導犬だって社会で活動できるんだよ。

これからわんこ育ての長い話をしようと思っているのです。

せめて、わんこは1年で成長するから、短期の子育てに注力する意義とか
外の排便所で「はーい、シッコしよう。今はベンベン出るよね」と言葉を理解し、社会生活が送れる生き物であるとの再構築をお願いしたい。
 

暮らしやすい家庭犬の育て方 2019年04月01日(月)

  “暮らしやすい家庭犬”の定義は簡単だ。

家庭内はもちろん、地域社会で普通に受け入れられ、知らない社会(カフェや宿泊施設、公共施設など)に連れ出しても、排泄や振る舞いなど周囲に不快をもたらす行為を自制できるわんこと簡略的には言えよう。

だが、『暮らしやすい家庭犬』の“飼い主”の定義はとてもやっかいで、長い間私はこの人たちに苦しめられてきた。
中には専門家と呼ばれる人々も多く含まれている。

わんこはシンプルで育てたように育つのに、飼い主は面倒臭く胡散(うさん)臭いし、わんこのように変化に対応できないのだ。

だから、標記のテーマでわんこ育てを書く意義があるのかどうかすこぶる疑わしいのだが、中には純真だったり、必死だったり、変わり者だったりの人もいるかもしれないので、せっかく得た私の40数年のわんこ育ての『常識』と『わんこに対する考え』を書き留めておこうと思う。

折を見ての更新となろうけど、酔い潰れる手前まで『書くときは書く』のスタンスが維持できたらいいなと思っております。

さて、まずはじめにはっきりさせておかねばならいことがある。

1.『暮らしやすい家庭犬』と聞いて、「おう、うちのわんこにはスワレ!フセ!オアズケ!イケナイ!ノー!ヨーシヨシヨシを教えている』が自慢になってる人間はすでに終わってると思いなさい。
あなたは家庭犬を、猟犬や外飼いのイヌのように支配下に置きたいタイプで、暮らしやすい家庭犬とはちょっと、否、かなり違うのです。
勤務先や家庭内で辛いことがあるのですか?
思い通りになる相手が欲しいのですか?
例えばお宅のわんこドッグカフェや宿泊先でまともに過ごせないでしょ?
そんな場所で大声を出して指図するのですか?
言われてみれば、そんなことが癖になってると思いませんか?

あなた自身を見てごらんなさい。
・あなたがいつも気を張ってなきゃ、いけないのですか?
・指図するあなたはまだいい方かも。
失敗そのものを気にしない人がいたり、注意されると開き直る人もいるし、ね。
・失敗そのものに気づかないよなめでたい人もいるからね。

面倒臭いのは飼い主だと言ったでしょ。
気づかない人間は本当に傷つけるような言い方をするまで気づかないのです。
気づかせた挙句人間関係破綻では、どうなのかな?
だから次に行きましょう。

2.暮らしやすい家庭犬の“育て方”
育てるというのは、生育期間中の行為というのを忘れてはいけない。

人間の子供は10数年をかけて育てるのだが、わんこは1年もせずに肉体的にその域に達してしまう。
育てるというのは飼育とは違い、社会的精神的成長に関わる行為であろう。
つまり、わんこ育ては成熟するまでの最初の一年が育て時期であると言える。
このことはとても重要であることを忘れてはいけない。

1才を過ぎて問題行動が出た場合には『育て直す』ではなく『更生の道を歩ませる』ことになるのだ。

“育て”と“更生”では明らかな違いがあり、関わる人間のエネルギーや経済効果その達成率にも大きな誤差が生じることになる。

だから私はわんこの更生の道ではなく、仔犬の頃からの育ての極意を伝えたいと思う。

生後8週令以下の仔犬の販売を規制させたり、長く親兄弟と暮らした方がいいとか、公的機関や愛護団体が言ってるけど、あんなのは科学的と言いながら数十年後には『実はこうでした』という類いの発言だと私は断言する。

詳細はおいおいと。
潰れる前にお開き、がお約束。
 

18日からゼオライト300円値上げ〜 2019年03月13日(水)

  アモが逝ってから野幌の原始林を歩き回りました。

1回目の時は今人気のシマエナガの群れに出会い、Kと二人で時間が過ぎるのを忘れて見入っていました。
2回目以降はキツネとアカゲラ・ヤマガラ・シジュウカラといったいつものメンバーです。

つきさむ温泉に昼頃出掛け、お昼を食べて、夕食も食べ、しこたま飲んでKの運転で帰ったのが2回ありました。

千歳の青葉公園をたっぷり時間をかけて歩いてもみました。
1月初めにアモをソリに乗せて歩いた公園です。
エゾリスとエゾシカが当たり前のようにいて、アモも楽しんだ公園ですが、この日は誰もいませんでした。

旭川の旭山動物園をゆっくり見てまわりました。
ゆっくりすぎて、半分も回らないうちちに蛍の光が場内に流れ、車で3時間かけて帰宅しました。

毎週のようにアモと車で通ったながぬま温泉までひとりで歩いてきました。
27キロ(約4万歩)ありました。
アモの介護で運動不足になっていたから12キロ辺りで足が前に出なくなり5時間半もかかりました。
温泉に浸かり、路線バスで帰宅しました。

卒寿を過ぎたKの母さんが好きな園芸植物を楽しむため、緑のセンターに出かけるのも三人の楽しみになっています。

初夏と秋の2回、今年は北海道あちこちのガーデンめぐりができたらいいなと話し合っています。

ながぬま温泉まで今度はバスで行って、そこから岩見沢方面に歩けるだけ歩いて、バスかJRで帰宅して、またそこまで行って・・・そんなことを繰り返しながら旭川や道北方面まで行けたら楽しいかな?なんて思っています。

実はね、出掛ける時Kのバッグと私の胸ポケットには、それぞれアモのお骨が入ったロケットケースを忍ばせています。
最近、時々持ってくの忘れちゃうんですよね。

18日(月)が四十九日
まだ、だったり、もう、だったり。
一杯引きずりながら、いい思い出とそばにいる感覚を大事にしています。

さて、今月18日出荷分からゼオライトの価格が300円(税込だと324円)アップ!
1袋20キロが1850円から2150円になります。(税は私持ち)
配送業者の負担軽減と待遇改善などが料金値上げの理由だそうです。
仕方ありませんね。
 

アモ 逝く 2019年01月31日(木)

  おとといの29日、我が家の愛犬アモが逝きました。

穏やかな最期をKとふたりで看取ることができ、悲しみの中にも安堵感があります。

17歳と9カ月でした。

いつもは安産だった盲導犬の繁殖犬スウィートが2001年4月18日の出産では、そうではなくなり近くの動物病院での出産となりました。

当時、北海道盲導犬協会の指導部長だった私は病院での出産に立ち会い次々と無事に生まれてくる仔犬たちをみていました。
その様子は当時のどうぶつ奇想天外という番組で、のちに放送されていました。

思い返せば、そのなかにアモがいたんですね。

アモは盲導犬候補の仔犬を育てるボランティア/パピーウォーカーY家で育てられました。
パピーウォーカーのアドバイザーもしていた私は、アモの成長をずっと見ていたのですが、まさか将来我が家の愛犬になるなんて思ってもいませんでした。

誰か来たとか、なんかあると「ワン!」と吠えてご主人に知らせるアモには、盲導犬の適性検査で即座にアウト!との判定を私も与えました。

一般犬となったアモは日本海に面した瀬棚町(当時)の中核病院のN院長先生の家で暮らすことになりました。
私が好きな釣りの大先生で、先生は私のことを犬の先生と認めてくれていました。

ところが2005年11月その先生が53歳で急逝したのです。
葬儀が終わるまでアモを預かったのですが、その時のアモは42キロの巨漢となっていました。

年が明けた2006年、N先生がいなくなった中、奥さんからアモをお願いできないかと相談がありました。

カフェを始めた翌年に、初代看板犬のスーを亡くしてようやく立ち直りかけていたKが「アモと暮らそう」と私に言いました。

で、2006年1月12日、アモは我が家の愛犬となりました。

正直に言えば『とんでもないわんこ』だったアモを私とKは育て続けました。

したっけ、そのわんこはいつの間にかとんでもなくかけがえのない、スーパーわんこに育っておりました。

25年間の盲導犬訓練士だった私が『天下一品』と認めるわんこに育て上げることができました。
家庭犬としてのアモの能力はそれほどスーパーだったのです。

愛犬を亡くした皆さんとおんなじ感情で自慢話をしながら、愛犬を送りたいと思っております。

アモが逝き、Kと私は悲しみつつも安堵しています。

ずっと黙っていようと思っていましたが、そうもいかないです。

確かに書きます。
2019年1月29日14時頃アモは逝きました。

アモの冥福をそれぞれの想いでの中でお祈りいただければ幸いです。

御供花等は堅くご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

だって、私とKはアモと一緒にここでこれからも暮らしているつもりですから。
いつもどおりにね。
 

新年も2週目の終わり近くになっちゃいますね 2019年01月11日(金)

  いろいろあって『寒中お見舞い申し上げます』のご挨拶とさせていただきます。
お察しくださいませ。

我が家の愛犬アモは年を越しました。
かろうじてとか、ようやく、というようなレベルではなく、普通に越年でした。

たいした男です。

来週小誕生日を迎えるので、その折にでも近況をお伝えできればと思っています。

ともあれ、Kと私とアモは2019年・平成31年を迎えておりますので本年もよろしくお願いいたします。
 

プレーンヨーグルトの酸っぱさ 2018年12月18日(火)

  平成最後の年末を迎え、慌ただしく世の中は動いているようです。

でも、我が家といえば明日から17歳と9カ月目に入る愛犬アモと変わり映えの無いゆかいな暮らしを続けています。
朝は8時頃から起きることもあれば、14時頃まで寝てる日もあります。
だいたいは昼近くまで寝てるので、午前中が外出していろんな用事を済ませるチャンスです。

昨日と今日はその時間を有効に使い、ほとんど使わないのに料金だけは高いスマホを格安会社に切り替えたり、何度も踏んづけてひん曲がっていた老眼鏡を新調することができました。
社会に出たのは本当に久しぶりでした。
アイフォーンからアンドロイドに変わったので苦戦しています。

で、アモ。
朝ごはんの時はあまり食欲がないのでわがまま放題です。
ドッグフードは嫌、牛乳も牛肉も嫌。フルーツなんてとんでもない。

そんな中、この10日ほどはプレーンヨーグルトが大活躍してくれました。
さっぱり感が良かったのかドッグフードにたっぷりまぶして完食の日々で楽させてもらいました。
ウンチも綺麗だし臭いも無くグッドだったけど、それも数日前までのこと。

同じご飯をあげたら、そっぽの向き方が聡明なのでボケてない安堵と人をこき使う腹立たしさが同居して、それでも目の前でふりかけをかければ食べるんだから、やっぱ結構いいように使われております。

寝室でアモがカチャカチャやり始めました。もうすぐ日付が変わる頃です。
これから明け方近くまでお付き合いの時間です。

今夜はこのへんでよかろうか。
 

頭を使う老犬との暮らし 2018年11月18日(日)

  今日17歳と7カ月の小誕生日を迎えた我が家の愛犬アモ。
ピンコロ犬生を願って育ててきましたが、驚くべき長寿犬になってしまいました。
当然老犬なのでしょうが、曲がった体以外見た目はまだ若く見えるのか、芝生で横になっていると見知らぬ人から『どこか悪いのかい?』と聞かれます。

もう自力で立っていることはできないので、アクティブだったアモは悔しいかも知れません。それでも体力は十分にあり特に前足の力はとても強く、自在に向きを変えながら時間を潰しております。

硫黄成分の『湯の素』での入浴がアモのお気に入りとなりましたが、あれはとても良いです。
痩せたとはいえ25キロある犬をシャンプーするとなれば、体の向きを変えながらの洗いやすすぎは重労働です。
でも、これだとまさにのんびり温泉気分で皮膚も被毛も綺麗になり、おまけに介護臭も気にならなくなって助かりました。

問題は冬に向かうこれからです。
玄関を出たウッドデッキで湯船に浸かり、たし湯をしながら手洗いして充分温め、横に敷いたバスタオルに移して湯切りをし、大方の水分を手際よくふき取り、今度は暖房の効いた玄関に移してタオルとドライヤーでのんびり乾燥させる。
というのが私が頭に描いている冬の露天風呂作戦。

カフェを閉め、全く自由なKと私だからできるのです。もしこれが現役だったらアモにはとっくにあの世に行ってもらってます。それほど朝から晩までいや夜中もアモ中心の日々で、普通なら手が回らず介護疲れなのでしょうが、幸い私は楽しんでいます。

好みは変わりましたが食欲は安定しており、困ったことに健康なのです。
余命半年からまもなく6年。
ひょっとしたら年を越すんじゃないか、とアモに聞こえるように二人で話しています。

追記
カフェ時代、シャンプーとお泊りでその可愛さを楽しませてくれたMダックスのフェルちゃんが17歳半で亡くなったと、昨日H夫妻が我が家を訪ねてくれました。
ご冥福をお祈りします。
 

台風24号、備えましょう、想定しましょう 2018年09月28日(金)

  我が家の愛犬アモが蘇っております。
安物のフードや動物病院にある試供品のフードしか食べなくなって軟便や下痢が続き案じておりましたが、心を入れ替えたのかいつものナチュラルバランスを食べるようになったのです。

カフェで販売していた馬肉・鶏肉・鹿肉のレトルトが再び気に入りだし、日替わりトッピングでここ1週間はすっかり美しい便便になりました。

そしたら今度は皮膚が弱ってきました。
17歳半で免疫力も低下してきたのでしょう。
夜になると痒くなるのか眠れないようになりました。自分では身体を掻けないのでかわいそうでした。

夜、ちょっと前足を動かしたり、ため息をついたり、口をくちゃくちゃしたり、『ぼく寝てないよ』と私にさりげなく伝えます。
明け方になってようやく眠りに落ちます。

薬用入浴剤610ハップを検索すると、もう『ムトウハップ』は無く死語になるのですね。で、同等の成分の商品を注文しました。

一時的にステロイド注射で痒みと炎症を抑えた翌日の昨日、例のプラ製ソリにお湯を入れ届いた入浴剤を入れました。
610ハップと全く同じ色と臭い。なかなか良さそうです。
アモを入れると、もうタマランとばかりにうなり声をあげ目を閉じました。
15分ばかり至福の時間を特製露天風呂で過ごし、1時間半かけてドライしました。

夕べはゆっくり眠れました。
今日、皮膚の状態は良いように思われます。硫黄の臭いもまだ残っていて、何より寝たきりに近い状態でお腹や股の周りが尿のしみのような汚れと臭いが気になっていたのですが、それがすっかりきれいになりました。

明後日には台風24号の影響が出るようなので、明日の晴れ予報を信じてもう一度薬浴を予定しています。

気持ちいい秋晴れが今年は長く続いています。

日課になっているアモとのドライブは安平町方面が増えています。
再開したそば店・コンビニ・たこ焼き屋で食べさせていただいてます。
コンビニには張り紙がありました。“ご来店ありがとうございます。当店のスタッフもようやく避難所から通って働いていただいております。接客その他に不手際があるかもしれませんが、どうかご容赦ください”
 

地震・アモ・我が家・思い 2018年09月18日(火)

  札幌市清田区、というアナウンスが流れ続けているから、このたびの地震による被害にご心配の連絡をたくさんいただきました。
「大丈夫です。」とご返事させて頂いてましたが、電気が通ってニュースが見られるようになり、近所を歩いてみると、我が家は大丈夫でも其処彼処で道路は陥没し、ガードレールががけ下に崩れ落ち、大曲川沿いの家屋はとんでもない傾きと陥没をあらわにしておりました。

ほんとにすぐ近くでビックリし、そのわずかな差に何があったのか、ラッキーとお気の毒とかいう範疇ではない複雑な気持ちにさせられ、なんとかちゃんと立ち直れる制度と支援があることを願っております。

大きな余震が2〜3回ありました。
今日17歳と5か月の小誕生日を迎えた我が家の愛犬アモは、どんなに揺れても動じることはありません。
「え?!僕じゃないよ、僕は何にもしてないからね」とばかりに寝たふりをします。

小春日和の今日、冬のソリ滑りに使うプラ製ソリにお風呂の残り湯を運んで、露天風呂を楽しませてやりました。

う”〜ん、と唸って、気持ちよさを表現しておりました。
おやじ犬です。

恒例のステーキのトッピングは数か月前から拒否しています。
これまで食べてきたドライフード・牛乳チーズなどの乳製品・焼肉なんかは明確にそっぽを向きます。

安物のドッグフードを食べては、軟便を繰り返しています。
それも3日目には食べなくなります。
今は試供品のフードの食べ歩きが気に入っているようで、つまりはもうそんなに長くはないのだろうと私はひそかに思っています。
でも、結構好きな食べ物もあって、生への執着も感じられます。

『頑張らなくていいからね』っていう私の言葉を、アモは犬だから勘違いしているのかもしれませんね。

冬が近いです。
アウトドアを40年以上もやってきたから、この度の震災は幸いにも乗り越えてこれましたが、北海道の冬のサバイバルを想定し準備を今から始めています。

被災ど真ん中の方々には本当に手厚く優しい支援が当たり前に提供され、復興意識が高まる来春に全力が傾注できることを期待したい。
 

北海道が揺れました。 2018年09月06日(木)

  ひどい揺れでした。なんか分からないけど割れるというような感覚でした。
それでも家では水道が使えました。
停電してますが水が使えるというのは格別です。

数時間で夜が明けたのも心強かったです。

崖崩れの厚真町はとっても素敵な移住したくなるような地区でした。
そこで多くの方が不明になってることに心大いに痛みます。

19時半にトレーラーハウスに灯がともりました。
大丈夫です。
頑張ってくれた人々に感謝です。

以上ご報告まで
 


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