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春の暖かさに誘われてか週末のカフェは随分と混み合い皆さんにはご迷惑をおかけしました。
すでに取材を受けたり依頼原稿を提出したところもあるので、今後もそれを読まれた方がひょっとしたらまたカフェを訪ねて来られるかもしれない。 でも、これからしばらくはもうそのような露出を自粛することにする。 宣伝効果によって集客を伸ばしても、小さなカフェでは受け入れきれないことがよく分かったし、お客様にも迷惑をかけるし、何より私たちが楽しくないからだ。
土日の閉店後、カフェの玄関前や店内の数箇所に小型犬のマーキングの痕跡があり、その多くをまりちゃんの愛犬らむが嗅ぎつけてくれた。 普段なら飼い主さんからの『ごめんなさい』があったり、我々がすぐに気づいて後始末をし無頓着な飼い主さんには注意を促すことができるのに、混みあっていてしかも初めてのお客さんが多いとそれもできなかった。 このままじゃ5年目にして私たちの大嫌いな“臭いカフェ”になってしまう。
犬のしつけがまだちゃんと出来てなくてもそんなのは問題じゃない。 愛犬と人間社会でちゃんと暮らせるようなマナーとしつけを考えておられる飼い主(模索中も大歓迎)とならいくらでも一緒に楽しくやっていけるのだから。 だが、無頓着だったり見て見ぬ振りをするような飼い主だけはお断りである。 “敷居の高いカフェ”と言われようが、明日のない飼い主にはドッグカフェナガサキは相応しくないといえる。
心根は熱くとも静かな住宅街でひっそりと『知る人ぞ知る』のドッグカフェに立ち返ろう。 食うに困り始めたら5万円をフンパツして折込チラシを入れる位の生活が私たちには似合っている。 楽しくなければ自営業をやってる意味がないではないか。
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