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去年の9月に週休二日にしてから一気に齢を重ねてしまいそうな不安がある。 明日からまた連休? つい先日ニセコで連泊を楽しんできたばかりなのに、もう休み? 一週間が速い速い!
スタッフや私たちなど働く人間の心理にベストマッチのカフェの定休日設定ができたと感じている。 連休後は土日だから午前中にヒマな日もあるけどそんな時間にはレッスンがこのところ続いていてトータルでカフェもそこそこ楽しく忙しく、あっという間に月曜を迎え一息つく。 おかげさまで火水のどちらか一日が忙しいことがあって、それが終わればまた連休となる。
『優雅ですね』と問われたら、気持ち的には『そうでしょうね』とお答えするが経営的には大間違いだと知っている。 これでスタッフの低賃金がギリギリ支払えて、連休にしたお陰でさらに賃金削減となり高騰している燃料費などの経費削減が可能となっているのが現状だ。 そんな待遇の中でも家計を補助し楽しんでくれているスタッフのおかげで成り立っているだけのことだ。
温泉に行ったり愛犬アモと旅行をしたりと優雅そうに見える我が家が成り立っているのは、私たち自身が『体調維持と愛犬との楽しい生活』に支出を特化し、加えて子育てへの支出が減少しているためだろう。 さらにそのために飲み歩きやパチンコギャンブルなど私の過去の性癖をこれらに転化することで生活は一変したと思っている。
多くの家庭がそうであるように、それ以上よりもそれ以下ではない生活を維持する努力を懸命に続けているだけのことだ。
サブプライム問題で株価暴落・世界経済が破綻? 『そんなの関係ねえ!』と思う。 イチローや松井も言っていた。 「自分でコントロールできない問題に興味はない」と。
庶民には売り買いしかできないのに手数料を払ってそれに参加し、妙な一攫千金を狙ってしまうから振り回されるだけで、そんなことで自分でコントロールできる普通の人生を放棄する博打にでるのは危険であろう。 株なんかは、『消えてもいい金を潤沢に持っているか、自分では価値あるものを創造できない人間が別次元の自分に遭遇して、もうひとつの人生の玉手箱に手を出す行為』だと思い、経済発展重視で人間性軽視の軽薄な手法だと私は思っている。
『おいおい何を言ってるのだ?』 『いや別に。明日からの連休は自宅で楽しむだけのことを…。なにしろ気持ちの上だけでも余裕ができたものですから…』
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