|
おかげさまで今年の初営業を迎えることができました。 昨日の欄にあるような対応の結果、初めてのご来店者は一組だけで、常連の方々とのご挨拶をすることができ大変ありがたく思っておりまする。 カフェがごったがえし、それでも寒いガーデンで待機された方には申し訳なく感謝いたします。
さあ、一年の始まりだ! そんな実感を抱かせてくれた初日だった。 「明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします」 こんな言葉をKと繰り返した一日だったが、閉店後に 「うれしいね。みんなニコニコしながら今年も宜しくって言ってくれたよ」 というKの言葉に私たちの感謝の気持ちが凝縮されている。
皆さんと出会えて本当に嬉しくありがたく思っております。
人も犬も生き物だから一年の内にはいろんなことが起こる。 成長の記録でもあろうし、失敗談であったり時には生死の問題だってある。 愛犬との暮らしを知らない人々にとっては笑止千万と受け止められるようなことだってあるだろう。 だけど、このカフェには様々な人生とか家族の生き方とかが散りばめられているように感じてならない。 そのことを私たちは理解しているつもりでも不思議に感じ、ありがたく嬉しくてしようがないのだ。
犬たちを見て楽しみ、新たな発見をし、学び、喜び、観察し、考えさせられ、悲しみ、共感し、怒りの理由を考え、…もっともっと感性が刺激され、成長していく過程すらを予想して長い眼で見る包容力が認めらているのが私とKにとっての宝玉のように眩しくて誇らしくて仕方ないのである。
酒に酔い、深夜になってからでないと素直に表現できない私を許していただきたい。 万一のことが起きないかとネガティブな気持ちでいつもいる小心者の私である。 起きてからでは遅すぎることを考え“過ぎている”かもしれない私には、どーんと構えているKの存在は不可欠なのだ。
愛犬家諸氏。 ちょっとは分かっていただけますよね。この気持ち。 まだ三が日だから「本年もよろしくお願い申しあげます」と感謝込めて改めて申し上げたい。
|
|
|