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夕暮れが早くなって散歩の途中から辺りは暗くなってしまう。 細かな葉をいっぱいに広げ、私たちの目を楽しませてくれた近所のねむの木は、今夕の散歩の時には葉を閉じ始めていた。
最近では懐中電灯を持って夜道を歩く人の姿を見かけなくなったが、これから雪が降って辺りが明るく見えるようになるまでの間、夕方の散歩に懐中電灯は必需品である。 もし散歩途中に愛犬が草むらでウンチでもしてしまったら、街灯の少ないこの地域では“取り残し”の可能性があるからだ。
今年の私の愛用はペンライトになりそう。 普段はワンちゃんたちの耳の中の汚れを見るのに使っているのだが、先日の夜、200メートルほど先にある家に回覧板を届けようとアモをつれて出かけた際、アモがやってしまったのだ。 ちょうど胸ポケットにペンライトが入っていて、その処理はとても簡単にでき助かった。
百円ショップにも売っているだろうから、もう一本買っておいてKのお散歩バックにも入れておこうと思う。 ペンライトならかさばらないし軽くて邪魔にはならないだろう。
夕暮れが早くなりこれから寒くなると、近所の小型犬が散歩する姿はめっきり減ってしまう。 明るいうちに済ませているのならいいけれど、帰宅する頃は既に真っ暗になっているから『冬は歩かない』、なんてことにならないほうがよい。 繊細で過敏な小型室内犬ほど精神的にも肉体的にも図太くなるように接し、そういう体験の場を継続すべきだと思うからだ。
明日はペンライトを携え、散歩は逆コースにして、明るいうちにねむの木の横を通ることにしよう。
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