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まずはお知らせから。 1.明日4月1日から3日までトリマーのノンちゃんが研修のためカフェの美容室はお休みとなります。 2.4月19日(水)カフェは臨時休業し翌日の定休日と併せ連休とさせていただきます。 3.4月のパスタは“カフェオリジナル・エビとムール貝の和風パスタ・ミョウガ添え”という思いつきのネーミングをKが口にしとりましたのでお楽しみに。(個人的には味が調うのは8日頃かと思っています) 今日試食しましたが、食べ終わった途端にお腹がすいてしまうのが驚きでした。
さて、今日からお泊まりのパピヨン/キャンディは普段からカフェに来たときには他犬に吠えかかり、噛みつかんばかりの勇ましさがある。 いつも経験することだが、このようなわんこは飼主から引き離すことで途端に大人しくなり、後ろ盾をなくした不安で自信をなくすのか、それとも守るべき主人が離れたことで吠えかかるという仕事から解放されるのか、とにかく引き離すだけで大人しくなるものだ。
実際には引き離した後にちょちょっと制御が必要なのだが、やはりキャンディもとてもいい子になり、その容貌に似つかわしい愛らしさを私たちに感じさせてくれるようになった。
それにしても小型犬の変わり身の速さは立派である。 飼主がいる時には別れ際まで『あなたがいなければ私は生きていけません』と切々と訴えるのに、姿が消えてしばらくすると、すぐに次の頼れる存在を見つけて『よろぴく』とばかりに擦り寄ってくる。 処世術に長け、甘え方を知り、情に訴えることでそれまでの地位を築いてきた確信を持っているようである。
その情にほだされて手厚く接していても、お迎えに飼主が現れると『じゃぁね』の一言もなく、元の姿に立ち返る場面を幾度となく見てきている。 恐らく、犬というのは我々が想像する以上にしたたかで地位保全に長けた生き物だと思うし、一方で、やはり犬というのは飼主をどう見ているかでその行動パターンが決められる単純な生き物のようにも思える。
そして実際は、“犬相手”ぐらいにしか接することのできなかった飼主の犬はいわゆる“犬”になり、犬を自分と重ね合わせて接したときに犬の脳は解発され次のステップに進めるのだと思う。 別の言い方をすれば『カワユイ!』とだけ感じるうちは前者であり、『なんてことすんの!』と叱りつける自分を責めながらも毅然と主張を展開しうまくフォローもできたら、それ以上の暮らしが待っているということである。 とりわけ、か弱く愛らしく見える小型犬の飼主には難しい対処法であるといえる。 だが、犬のしたたかさは犬種やその大きさに関係なく実在することも知っておこう。
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