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今日ひょっこりと秋田の力がカフェに現れた。 いろいろ事情があったようだが私に会うのも大きな目的で、今夜一緒に飲むことになり、その前に慌ててこの欄を書いている。
さて、力を案内してきたのがパピーウォーカーのM氏と人妻MでM氏は黒ラブのごんたを伴い、人妻Mはウィンピーを連れていた。 彼女は盲導犬の適性にはずれキャリアチェンジとなったウィンピーを引き取り、再教育して姉妹の家で暮らしせるようにしたいらしい。
1ヶ月以上の盲導犬協会での生活がウィンピーには負担だったようで、一目見てその緊張感とストレスによる表情の変わりように驚かされた。 しばらく様子を見て、刺激を与えたり散歩に連れ出してみた私なりの結論は、「出所した人間ならしばらくは旨いものと温泉にでも入って休養したいと感じるだろう」というもので、実際のところ1ヶ月のストレスを受けたのなら最低2ヶ月は回復に必要だろうと思った。 警戒心と緊張感が強い犬は盲導犬には不適格だから、次の生活を考えたならもう少し早く結論を出してあげればよかったのにと感じる。
カフェでのウィンピーはいつものようなリラックスはできず、絶えず人妻Mの傍から離れたくない様子だった。 時間を費やすというか時の流れが今は必要だから、気楽にのんびり多少は羽目をはずすことも受け入れるしかないだろう。
もう一頭のごんた君は生後4ヶ月というラブの元気さを発散していた。 カフェをやって気づいたことは、盲導犬のパピーのほうが一般のラブよりも活発で制御が大変なことである。 すさまじい動きに全く悪気は無いのだが、他犬には大いに迷惑となる。 この活動性は将来頭の良い犬になる前に引き起こされる脳内の化学変化による爆発だろうと私は思っている。
時間となった。 酒による脳内の大爆発を力と共に起こしてこよう。
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