From the North Country

神様・・・みたいな感じかな。 2014年12月16日(火)

  予報通り948ヘクトパスカルの低気圧がカフェ周辺で発達すれば、明日はとんでもないことになるだろう。
吹雪というより、“冬の台風”となる。

950hPaの低気圧は、北海道で暮らす人間にとっては経験することのない気圧であり、秋の沖縄地方に上陸する台風のレベルであって『大変だね、沖縄は。本当に大変だよね。いつも壁になってくれてるんだよ。』
と、軍事だけでない防人(さきもり)としての地勢的状況を気にかけている。

で、今夜は飛躍的に考え、“士農工商”のように“時の政権”によって作られた形式的格差社会を、自然までが容認しているかのような悔しさを覚えたこと記しておこう。

大都会では壊滅的な気象変動が少なく、仮に大きな災害が発生しても、被害を少なくする手だてができているのに対し、地方の例えば沖縄やここ北海道では今夜私が憂うような危険が常在し、実際人々が災害で亡くなってしまう。

さらにその被害は札幌よりも、道東や道北の地域ほど深刻であることが地方都市でありながら札幌という都会で暮らす人々に僅かな優位性を与えてしまい、優先順位は士農工商ならぬ、国・都市・地方・その属地区の順位となる。

せめて自然をつかさどる神に伝えたい。
株価がどうだ、円安がどうだ、と、そんな恩恵で暮らしているこの国の住民に『それでいいのですか』と。

農業・漁業・酪農・林業・加工生産業それらに関連する技術とノウハウだけは守り続けるだけでなく発展させる素地を残しておかなくていいのですか?。

あの原発事故があってですら『のど元過ぎれば(実はのど元も過ぎてない)』の国民性だから、仮装し、見たくないものにふたをする習性があるのは分かりましたし、次への漠然とした期待と自信がそうさせているのでありましょう。

まず、明日の嵐が記録的であるなら札幌に住む私は受け入れます。
どんな大雪でも精一杯の除雪と努力をしてカフェを開店し、もしもお客様が来られたらいつも通りのお迎えをするだけのことです。

どうかそんな日本の故郷があることをお忘れなく。
 

師走の選挙でしたね 2014年12月14日(日)

  いまどきの“総選挙”といえば、本来の意味とはずいぶん違う芸能陣のセンター争いとかが主流のようで、年配者にとっては安っぽい言葉になったとあらがう反面、若い人には“自分たちの投票によって結果が決まる”という民主主義の原則を、まるでアニメや漫画のように分かりやすく伝えてくれている。

国政であれ市町村選挙であれ、芸能が『選挙/投票』の意義を感じさせてくれればそれはそれでいいと思う。

投票した結果を喜ぶもよし、落胆するもよしだ。
その後の評価で次の投票先を考えるのは、なお、よしだろう。
そうやってそれが積み重なって民主主義は成熟していくのだから。

この国に戦後民主主義が芽生えてわずか70年だ。
人類の歴史から見ればひよっこと言える。
先駆的で革新的な人もいれば、保守的で懐古的な人もいるのがノーマルな社会であろう。

『君の考えには断固反対だが、君がそれを主張する権利を命を懸けて守る』
古臭い言い回しになるが、これが根底にあらねば人は同じ過ちを繰り返すことになる。

主張するには感じるだけではなく考えねばならぬ。
考えるならば相手の主張を感じ・理解せねばならぬ。

民主主義とは本当に厄介なものだが、これを手に入れるまでに多くの先人が汗と血を流したことと、計り知れないその価値の重さを少しでも感じることができれば、何としても守るべきイデオロギーなのだろう。

当然ながら、巌のごとく変革を拒否するのではなく、時を経て変革される範疇ではあろうが。

ドッグカフェにふさわしくない更新でしたね。
あとから読み返した時に、あの時の自分を思い出せるように人生の一コマを書いただけのことです。
 

挫折と成果? 2014年12月10日(水)

  わんこ育てについて、この11年、私はカフェとこの欄で主張というかをウンチク垂れてきた。

すべては日本の社会で一般のわんことの暮らしを受け入れてもらえるように、との願いからである。

さらに言うなら、普通のわんこが社会に受け入れられるようになれば、過去25年、私が人生をかけた盲導犬などの使役犬の受け入れは当然という風土が作り出されるだろうとの大いなる期待があったからである。

そして今、挫折と成果の両方を感じている。

挫折は、東京を主体としたペット産業の商業主義に毒されたメディアによるわんこ育ての誘導と、それにまんまと共感し心地よさを感じている『自称愛犬家たちの暮らし』すなわちこの国のわんこ育てのスタンダードが根本から違ってきたことに由来する。

辛い表現になるが、遺棄される犬たちの処遇に憤りをぶつける多くの人への違和感。
私にしてみれば『あなたたちが共犯者でしょ』との思いである。
同士なのに同士を裏切る言葉がつい出てしまうのだ。

その原点は、愛犬家の多くが実は犬をイヌとしてしか捉えていないことに起居する。
わんこと暮らすの根本となるものが私とは違うのだ。

『シンキングアニマル』。いつも私の根底にある概念だ。

だから“成果”がカフェには存在する。
イヌはイヌなりに犬を感じ、犬は犬として今を振る舞い次へと進んで次の犬となる。

ちょっと難しいかな。

今日私は担当しているわんこを連れて、札幌駅から大通公園を経由しすすき野まで歩いてきました。
どんな反応をするのかドキドキしたわけではありません。
ちゃんと歩かせながらその世界を見せただけのことです。
わんこに振り回されるつもりはないのです。
どう変わるかでわんこの次の待遇が決まり、さらに次のチャンスで評価されるだけのこと。

今夜書こうとした項目と方向が違ってしまったが、酔いが回る人生には、そういうことは普通にある。
 

ファーガス基金2014年11月 2014年12月05日(金)

  ファーガス基金11月分のご報告です。
カフェ募金は6,329円でした。(内お札は5,000円)
11月20日中島様より5,000円のお振り込みがありました。ありがとうございます。

これまでに寄せられた金額は848,738円となり、目標額の150万円まであと65万1262円となりました。

これからも皆様のご協力をお願い申し上げます。
特にカフェから遠く離れた皆様は、口座へのお振り込みで応援よろしくお願いいたします。
振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962
名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。
また、ファーガス基金の通帳はカフェにありますのでいつでも開示いたしております。

すっかり忘れていたカフェの11周年でしたが、昨年の10周年には皆様へのお礼の代わりにファーガス基金へ寄付させていただいたことを思い出しました。
あと65万円というのは遠い道のりのようにも思えますが、きっと誰かが年末ジャンボを当ててくれると思いますので、その時は是非匿名で結構ですのでお振り込み下さい。
 

バースデイカレンダーに加えておこう 2014年12月01日(月)

  騒音の配慮にもいろいろあって、自衛隊の砲撃演習は7時ピッタリに、近隣の土木建築関連は早くても8時頃から工事が始まる。
しかるに早朝散歩のわんこの吠え声は6時頃と今の時期ならまだ外が暗いうちだ。

これから冬の除排雪作業の音は『夜中にご苦労様』と思えるが、わんこの吠え声は住宅街で飼われるおんどりの雄叫びに似て分が悪い。
どうやら犬の早朝散歩にはそんなところにも配慮が求められそうだ。

そんな書き出しで数日前に『Q4.散歩中の吠えについて』をアップしたつもりの長文が、酔って何をしたのか分からぬうちにおかしなボタンをクリックしどこかへ消してしまった。

だから、Q4とQ5(拾い食い…)について書くのはもうやめた。(戦意喪失)
過去に何度も書いたことだし、結局のところ犬の異常ではなく飼い主さんの意識の持ち方ということだから。

で代わりに…と別のテーマを持ち合わせているわけでもない。
んで困ったときはカフェの宣伝をし、併せてカフェはまだ頑張って営業…

あ"!!!
今日は12月1日だ!!
すっかり忘れてた、うちの店ドッグカフェナガサキの開店記念日だった!

もし今夜この欄を書こうとしなければ、思い出すこともなかったぞい。
如何にぬるくて緩い生活をしていることか改めて感じ入る。

23時20分、慌てて叫ぶと「あ"!!」とKも私と同じ反応。

ってなわけでドッグカフェナガサキは2003年12月1日開業以来まる11年を無事に過ごし、今日から12年目を迎えることになりました。
日頃から物忘れがひどくなったとお互いに笑い飛ばしながら生活している私とKであります。
お恥ずかしい限りですが、今夜思い出せなければ数日後かいつか思い出した時に二人でもっと大笑いしていたことでしょう。

順序がどうにもおかしくなって失礼しましたが、皆様へのお礼です。

いろんな方々とわんこの“おかげさま”でドッグカフェナガサキは今日から12年目を迎えることができました。心より御礼申し上げますとともに、ドジというより穏やかに齢を重ねる私どもにこれからも応援よろしくお願い申し上げます。

カフェのバースデイカレンダーにはわんこ達の名前が書かれてるけど、カフェの開店記念日も書いておこうっと。
 

今夜はQ3、要求吠えについて 2014年11月23日(日)

  日頃から要求吠えをするわんこと、それを無視したり吠えること自体の異常に慣れてしまっている飼い主は、本人たちが問題意識を持っていないかも知れないが、必ずと言っていいほど他に問題を抱えていると私は思う。

散歩の時、あっちへちょろちょろこっちへちょろちょろ
人が食べてる時に膝に手をかけたり、床に落ちたものをすかさず拾い食いしたり
カフェでテーブルに足をかけたり、ホテルでは他人の迷惑も顧みず吠える犬に無視を決め込む飼い主であったり…

インターホンに反射的に吠えるのとは違い、要求吠えは『ヒトをどう動かすかという』意図を持った吠えである。
だから一つ間違えばたちが悪い。

愛犬雑誌には
・とにかく無視しましょう
・吠えなかったらご褒美を上げましょう
・吠える状況を見えなくしましょう
とか書いてある。

私の場合は、まず頭で確認する。
・トイレは大丈夫か
・何か忘れていないか?
つまり飼い主として果たすべきことを果たしているか?与えるべきものをちゃんと与えているか?という確認である。
大方がたわいない要求だと最初から分かっていても、やはりまずは頭を巡らす。

そして、しつけを行う。
前述のとおり要求吠えにはイヌの意図が明確にある。
だから『人を顎で使うような吠えは絶対許さん!』となる。
これから先も共に暮らすうえでの大事なしつけを“無視”することで流そうなんて実にもったいないことだと思っているから。

よくあるのがわんこの食事を作っている時の“鼻鳴らし”とエスカレートした“吠え”だろう。
日に2回の楽しみだから『早くちょうだい!』という気持ちが分からないわけではない。
だが、必ず毎日貰っているのだし、普通の家庭犬ならその他におやつだって与えられているだろう。

食事を作っている最中に鼻を鳴らし・吠えてまで要求することを放置するのは、『以後あなたの要求に応えます』と宣言するに等しく、わんこは『それが普通』という感覚を持つようになる。
そしていろんな時に込み上げる感情に任せ、吠えるわんこになる。

『別にいいじゃん、わんこなんだから』という飼い主さん、『別にいいじゃん』と私も思います。
ただし、あなたの家庭内だけのことにしていただければと願う。

せっかくわんこと泊まれる宿で楽しいひと時を過ごしている夜に隣の部屋で吠え続けるわんこがいる。
寝不足で疲れ、いずれこの宿は『わんこお断り』になるのでは、との懸念がよぎる。

要求吠えを無視することで治そうとしている飼い主さん、その効果が完成してから宿に行きましょう。(はたしていつになるのか私にはわかりませんが)

繰り返しましょう。
愛情があるのは当然として、飼い主として果たすことを果たし・与えるべきものを与えてますか?
そのうえでの要求と思われる鼻鳴らしや吠えに対しては『それは無し!』との振る舞いが求められるです。

優しい飼い主としては難しいですよね。
でも実際困ってますよね。

困ってる優しい飼い主に、『無視するだけならやれるかも』と、優しい投げかけをして購読数を増やしているのが最近の雑誌です。
その類いの手法でうまくいかないほとんどの飼い主さん、あなたが本気ならカフェは応援してますよ。

要求吠えというのが人とわんこの関係をみる最高のバロメーターという意味を考えてみてください。
もうひとつ、変わるのはわんこじゃなく、実はあなたの方なのです、と私が伝えたい理由も。
 

今夜はQ2 2014年11月15日(土)

  今夜はQ2.引っ張るんです、について

この問題は、仔犬育ての段階から将来引っ張るわんこにならないよう散歩の時に教えておかなければならない項目なのに、これに困っている飼い主からの相談は多く、そして当然ながらそれらの飼い主のほとんどがその他多くの問題を抱えている。

散歩に出かける時や車から降りた時の一時的興奮で引っ張るのは、まあそれなりに理解はできるけど、散歩中ずっと引っ張りながら歩くのを許容していたり無頓着でいる飼い主には『将来の危険信号を見落としていますよ』と言うしかない。

ここで言う“引っ張る”とはリードがピンと伸びてさらにわんこの力が加わってる状態であり、“抑え切れる”とかの人間の体力やわんこの大きさによる力加減の話ではない。
つまり小型犬でも引っ張っていれば大型犬の飼い主の必死さと同様ですよということだ。

『ダメ!ゆっくり』と声をかけて飼い主は教えたがる。

そんな日本語が犬に通じるなら日本中のわんこは皆お利口さんなはずでしょ!と私は嘆く。

もっともっと動物的になりましょうよ。

例えば、わんこが引っ張って歩いたら、わんこの首輪も引っ張られますでしょ。
したら、わんこの首にそれなりの力が加わりますよね。
次の瞬間、リードショックがあるとなれば、わんこも考えるようになると思いませんか?
なにより分かりやすい!
私たちだって知らない言葉で言われるより、行動の中で矯正された方が理解しやすいし、わんこも同様に考える動物です。

引っ張る⇒首が締まる⇒リードショックが来る
オートマチックにこれが繰り返されれば、引っ張って首が締まった途端、わんこは歩調を緩めるようになる。
その反応が出た頃から『ゆっくり』という日本語を上乗せすればリードコントロールが不要になり、日本語での指示が可能となる。

『そうそう、それでいいんだよ』との励ましと飼い主とのコミュニケーションがあればすべてはうまくいく。

引っ張るのはわんこの自然な行動。
それにちゃんと対処できるのがこれからの飼い主。
 

ゴミ箱は上に上げるな 2014年11月14日(金)

  Q1.ゴミ箱を漁るんです
Q2.引っ張るんです
Q3.不満というか要求があれば吠えるんです
Q4.散歩中に吠えるんです
Q5.盗み食い・拾い食いするんです

様々な相談が愛犬雑誌に寄せられているようだ。

受けたメディアは特集を組み、例えばQ1.についてゴミ箱を漁って誤食でもしたら大変なことになりかねません。ゴミ箱はわんこが届かないよう高い所に置きましょう。なんて結論を導き出している。

それに対する私の見解と対処法を数回にわたって述べようと思う。

今回はそのQ1について

わんこを室内に迎え入れたら様々な問題行動をとるのは当たり前のことですね。
Q1のようなゴミ箱のいたずらなんてその筆頭でもあります。
わんことしてゴミ箱を見た時に湧き起こる衝動の一つとして当然のことだと思われます。

『つまり』というか『だから』というか、人と暮らすうえで『それは許されないよ』という“ダメ”を教える第一歩であるはずのせっかくの“ゴミ箱荒し”に対して、ゴミ箱を高い所に上げて未然に防ごうという発想に私は大きな疑問がある。

ゴミ箱に鼻を突っ込むわんこに『おい!それは絶対許さんぞ!』と毅然とした態度を示しただけで、以後のしつけの80%の主導権を確保したことになるのに、そのチャンスを無駄にして『言いなりになる』態度を示す飼い主は多い。

つまりゴミ箱は高い所に上げるのではなくて、日常通りの場所に置き、わんこをフリーにしたうえで、悪戯しそうになった時に『こらー!それは絶対許さんぞ!』というこの社会での洗礼を浴びせるのがわんこに分かり易い付き合い方である。

もちろんその後に、わんこは数回のチャレンジを行う。それを“折り込み済み”の上で対処できるのが理解を深めた飼い主である。
 

田舎暮らしのクロウ 2014年11月10日(月)

  遅くなってしまいましたが、ファーガス基金10月分のご報告です。

カフェ募金;9,411円(内お札は6000円)でした。
これまで寄せられた募金は837,409円となり、目標額150万円まであと662591円となりました。
また、これまで食費や治療費などで引き出した額は335000円で、通帳残高は502409円となっています。

これからも皆様のご協力をお願い申し上げます。
特にカフェから遠く離れた皆様は、口座へのお振り込みで応援よろしくお願いいたします。
振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962
名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。
また、ファーガス基金の通帳はカフェにありますのでいつでも開示いたしております。

さて、11月も10日を過ぎたが雪がないだけじゃなく、まだ暖かい日があったりとありがたい日々が続いている。
おかげでレッスンや夕方の散歩も膝や腰の痛みを感じることなく続けられている。

今日は雨と曇りの一日でおヒマな中、洞爺湖から友ちゃん夫妻が、迎え入れたばかりのブリタニースパニエルのクロウを連れてやってきてくれた。
もうすぐ6か月のクロウは生まれも育ちも田舎だから、たまに街に出ては社会勉強を積んでいる。

歩いてみるとなかなかの度胸で動じるものはほとんどない。
興味を惹かれるのは人間のようで『へぇー、人ってこんなにいるんだ!』という顔をして、それぞれの人が仕事をしたり買い物したり車をいじっている姿をじっと見ていた。

ガーデンでも興奮して走り回ることなく、周りをじっくり観察して『ふーん』という顔をしている。
誰かに似ているなっと思い出したのが、友ちゃんちの長男だったので、ちとおかしくなった。

もともと田舎暮らしが似合いそうなおっとりタイプの友ちゃんが田舎に嫁ぎ、穏やかで優しい旦那との間に3人の子供をもうけ、今度はわんこを迎え入れた。
みんな似てくるさな、と納得した。
そんなはずはないけど苦労はなさそうだ、で〆。
 

11月4日 2014年11月04日(火)

  日付が変わって4日になった夜半、外は湿った雪がしんしんと降っている。
朝までには消えてくれるとうれしいけど、どうかなぁ…

11月4日は我が家の愛犬アモの2番目の飼い主、つまり盲導犬候補からキャリアチェンジした後の飼い主である外科医N先生の命日だ。
あれからもう9年か…

先生、この世での先生の歳を私はとっくに超えてしまいました。
それとアモも歳を取り、階段をのぼることが難しくなってきましたが、歳のおかげか侵された病気の進行は遅く、今日まで元気に暮らしています。

『階段をのぼれなくなったら下で一緒に暮らそうね』とKが言ってたから、私もそのつもりでいたのですが、アモはどうしても『2階に上がる』と言い張るので、ふたりで32キロのアモを毎日数回抱え上げる生活です。

Kは別件でひざを痛め、私は膝と腰に不安を抱えながらも注意深くアモを担ぎ上げています。
それでも生きてる32キロと死んだ32キロの違いを知ってる私にはアモの身体は軽く感じられ、ありがたいです。
きっとアモも頑張ってくれているのだと思います。
先生、その時が来たらぽっくりそちらに行けるようお力添えをお願いしますね。
アモだけじゃなく…ね。

さて、4日といえばゴールデンの金時も生後7か月だ。
土曜日(1日)に避妊手術を受け、1泊入院だからこの3連休は久しぶりにカフェは静かな日を刻んだ。
手術には飼い主Nさんの次男が立ち会い、インターンとして縫合の実技をやらせてもらったらしい。

その金時は生後6か月の先月、大人への転換期を迎えていた。
普段吠えることは許していないが、夜中に尿意を催した時は遠慮深く吠えて知らせる金時だから、Nさんも当然それを受け入れていた。
が、金時は僅か数ヶ月の人間観察の末、気付いたようだ。
『吠えれば夜中にでも来てもらえる』と。

その結果、Nさんは金時が声を出すたび夜中に起きてトイレに出した。
でも6か月を過ぎた金時は夜中に尿意を感じず、出るものもなかった。
なのにNさんはそれに気づかず、夜中に起こされ、2階から下に降りるより最初からそばで寝ようと寝袋で過ごしだした。

『金時ね。ちゃんと私の腕枕で寝るんですよ』とは、当時のNさんの弁。

1週間を過ぎた頃Nさんは気付いた。
これがいつまで続くのだろう、と。

Nさんから相談を受けた時『あんたねぇー』と私は嘆息した。
『ウソを覚えたんですよ』と私。
『え!じゃぁこれからどうすればいいんですか?』とNさん。
トイレのはずはないと思ったら、2階から段ボールの空箱でも投げて『うるさい!静かに!』と言ってやりなさい、と私はアドバイスした。

翌日、ニコニコしながらNさんがカフェに来た。
『ピタッと止まりました。ゆっくり眠れました』
『うまくいった?』と私。

だが、その方法は恐るべきものであった。
『だってね、吠えてからじゃ結局夜中に起こされるでしょ。それに2階から箱投げるにしても踊り場もあるし、うまく当てられないでしょ。だから寝る時にあらかじめ箱をぶん投げて、うるさく言ったら容赦しないからね!って宣言したの。そしたら凄い!一晩中静かだったの』

ワイルドだろ。
ハイ。温故知新です。今時のしつけ本だったら一晩中おやつを与えながら添い寝でもするのかな?
 


- Web Diary ver 1.26 -