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膝の痛みは去年の今頃病院で貰った薬が見事に当たり、抑えることに成功した。 Kがいない一週間だが、お泊り犬5頭と暮らしているとその忙しさが寂しさを忘れさせてくれると言ったらKは怒るのだろうか? 今夕2頭が帰宅し、他の3頭も生活に慣れてきて私にも自分の時間が持てるようになったので、この欄をちょっと書いてみようと思った。
「おまえのしつけが悪いから室内でマーキングや粗相をするのだ!と旦那に叱られました」 「あれは散歩ではなく、臭い取りとオシッコのためのお付き合いです。お天気の日はまだしも、天気の悪い日はうんざりです」 「元々あるものを取ってしまうのは絶対に許せるものではないって言われるとそれ以上のことは…」 春先になって、去勢していないオス犬を飼っている奥さんからの相談が増加している。
私の経験から言って『男はいつも困り果てないと自分の言い分ばかりを主張する』ものなのだ。 ならば、「去勢しないなら別れてやる!」と言ってやれ! 「きょ、去勢ってあなたのことじゃなくて犬のことよ!」という一言も忘れずに。
オスなら夢精に始まりマスターベーションや交尾は健康な証だ。 ましてや犬にとってのマーキングは旦那が日々出勤するようなものであり、『それを否定されては男が廃るというもんだ』というつもりでやっている。 なのに、今流行りのニートに加え『セックスレスの犬であれ!』と健康なオス犬に理解させるのは無理に決まっている。
数千年か数万年後『日本は亜熱帯の国だった』と歴史学者が言うそうだ。 その答えは、『裸の写真ばかりが出てくるから…』というのがオチ。 耳が痛い男性諸氏は去勢によってせめて愛犬からこの煩悩を開放せしめよ! さもなくば、家庭を失うことになるぞ!
あなたはペット(家族の一員)として暮らしたいのか、種としての犬(繁殖目的)と暮らしたいのかまず決めねばならない。
別にKがいないから選んだテーマではないことを申し添えておく。
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