|
ペットと泊まれるホテルやペンションについて、実際犬と暮らしている方は利用にあたってどのようなイメージを持たれているのだろう? 今日カフェでそんな話題になった。
ペットOKと書いてあるのだから『なんでもアリ』と考えてる方はいないにしても、結果的にそのようなことを『旅の恥はかき捨て』とばかりに行っている方が多いのが実情のようだ。すなわち…
1.他犬や人に対して吠え掛かるような犬であるのにも関わらず放任している。 2.いい加減な手入れしかしておらず、且つ抜け毛や汚れを意に介していない。 3.自分の犬が人や他犬に対して友好的であるからというだけで、相手の犬への影響も考えず自慢たらしく放任している。 4.自宅とは違い、他犬がいるような場所では興奮して排尿間隔が短くなることや放尿意欲が湧くことに配慮していない。 5.人の食事中に犬がテーブルに手をかけるのを普通と感じていたり、欲しがれば与え、周囲の犬がそれに影響を受けていることすら鈍感にも感じなかったり、さらに悪いことには他人の犬にさえ食べ物を与えようとする輩がいる。
『ペット同伴OK』とは、『世の中にはマナーやしつけをわきまえた愛犬家と愛犬がいるもので、その方々までの社会生活を犬がいるという理由だけで制限はしませんよ。』という意味であり、少々拡大解釈すれば『それでも犬と暮らしているとちょっとした失敗やトラブルはあるでしょうし、犬好きの仲間たちと談義するのも最高に楽しいですよね。ただし、マナーとしつけの発展途上であるからたまに失敗があった時は、ごめんなさいね。これからうちの子はもっといい子にしていきますから』と現状を把握し向上心と周囲への配慮を怠らない人間性があるならOKです。 さらに拡大解釈するなら『ごめんなさい。ごめんなさい。犬を飼うのが初めてで、ただイメージばかりが素敵に思えて…どんな風にすればいいのか勉強のために来ました』というのも全然OKなのである。
つまりは素敵に犬と暮らしたいと願っている方の社会に対する人間性の問題なのだろうと思う。
「ペットと泊まれる雑誌に御社を掲載したいのですが」 「冗談じゃない!以前雑誌に載せたためにとんでもない犬ばかりやってきて大変な思いをしたんだ!うちはもうペットはお断りだね!」 こんなことが現実におこっているのだという。
『まさお』クンなるものが『マスコミ』という天下御免の印籠を持って旅館の畳の上を駆け回り、人の食事をパクつく映像が大手を振って放映されている時代である。 誤解する『自称愛犬家』が増えても仕方がないと悔しい思いでいる。 ドッグカフェナガサキに来られる皆さん! 小さなことから社会を変えていきましょう。 カフェの犬たちはあんなにおりこうで、私たちはこんなに幸せなのですから… 良心的な仲間はもっともっといるはずです。 連帯するぞ!オーッ! 今夜の酒は悪酔いぎみのようだ。
|
|
|