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North Run 2004に協賛した盲導犬チャリティーの集いを、昨日無事開催することが出来た。朝からの強い日差しは午後には蒸しかえるような小雨模様となったが、カフェのエアコンは唸りを上げて僅かながらも室温と湿度を下げてくれた。 暑かったのは天気のせいばかりではなく、狭いカフェに29人の参加者とゴールデン12頭ラブラドール3頭それらのF1が5頭それにレオンベルガー・ジャックラッセル・マルチーズとMダックスの計24頭が、ようやくすり抜けられる状態の中で呼吸し、様々な話題に盛り上がっていたからだ。
お二人の盲導犬ユーザーの体験談には、見えなくなってから盲導犬を取得するまでの経緯や、その暮らしぶりがとても明るくユーモラスに表現され、参加者の方々も身近なものとして共感していただけたのではないかとうれしく思った。 カフェの雰囲気がどのようなものであったかは次のエピソードからご想像願いたい。 様々な質問があった中で小学2年の大我(たいが)君からの質問 「こんなにたくさん犬がいるのにどうしてみんな静かなの?大きい犬は大人しいの?」素朴な質問だった。 「人間でも太った人はおっとりしていて…」答えに窮した私がその辺りまで言うと、カフェでは大ブーイングと笑い声が起きてしまった。 そういえばスピーカーから聞こえる声にも犬たちは動揺せず、まるで盲導犬の研修会にでも参加している趣きがあった。 「大我君、たくさんの犬が静かにしている中に、君のジャックラッセルエス君も入ってるじゃないか」と、少しは気の利いた一言を言ってあげればよかったと反省している。
寄せられた募金23,372円はNorth Run 2004事務局を通じ今月24日に北海道盲導犬協会へ寄付されることを改めて参加者の皆様にご報告させていただきます。
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