From the North Country

どうぶつ奇想天外…その後の繋がり 2014年08月26日(火)

  「旭川の盲導犬ユーザーMと申します。はじめまして。これからカフェに伺ってよろしいでしょうか?」

昨日、そんな電話があって「どうぞ」と答えた私だったが、もう協会を離れて12年も経って見知らぬユーザーからの電話に『なんだろう?』との思いもあった。

1時間ほどして小柄で可愛い盲導犬と共に来店されたMさんに握手しながらお互い名乗り合った。
その時、道路から階段を上ってくる中年オヤジの姿を見た私は一瞬『誰だ?』と戸惑ったが、すぐに「Kさん!」と驚きの声を発していた。

Kさんとは、5年くらい前までテレビで放映されていた『どうぶつ奇想天外!』という番組のディレクターをされていた方で、北海道盲導犬協会を長く取材されていた方である。

盲導犬ユーザーMさんは、私とKさんの10数年ぶりの再開のサプライズを演出してくれたのだった。

20年くらい前Kさんと出会った頃、私は協会の指導部長をしていたが、いい加減で興味本位の演出と報道ばかりするマスコミに嫌気が差していて、最初の取材依頼を冷たく断っていた。
しつこいKさんはひるむことなく自分の想いや取材の意義を訴え、私の心を徐々に動かした。

盲導犬の訓練や視覚障害者とのデリケートな事柄に注意が必要なことを話すと、すべて受け入れ工夫しながら撮影し“ありのまま”ということでお互いの気持ちは一致した。

その努力と誠意を感じてから私はKさんを尊敬し、KさんとカメラマンのYちゃんと友達になった。

『どうぶつ奇想天外!』で放映された盲導犬とユーザーそれに関わるパピーウォーカー・繁殖ボランティア・その他の協力者や訓練士たちのドキュメントはちょっと感動的過ぎたかもしれないが、それは演出上のことであり取材の過程ではとても真摯で誠実であったことを今思う。

だから昨日Kさんとの再会は戦友に出会ったような安堵と懐かしさがあった。

聞くと、年に一度行われる盲導犬協会でのユーザーの研修会で、長く協会を取材したディレクターとして講演を依頼されて北海道に来たついでに私のもとを訪ねてくれたということで、サプライズしたかったらしい。

Kさん、充分驚かされましたよ。

「今度、カメラマンのYちゃんや協会の何人かのスタッフと同窓会やりませんか?」とKさん。
「酒は今でも好きだから飲みますが、あの頃のように強くはありませんからね。」と私が言うと
「それで丁度いいかも」とKさんは言う。

私の息子も今“Qさま”という番組でディレクターの一員をさせていただいている。
ディレクターの難しさは嫌というほど経験しているだろうが、Kさんみたいに役員の立場でいる資格があるのにそれを拒み現場で生きる道を選んでいるディレクターがいることを今度会った時に再び伝えたいと思う。
Yちゃんもいい年になっただろうに、まだ重いカメラを担いでその瞬間を撮影してるんだなぁ。

今度ゆっくり飲もう。
そういや、あの番組で知り合った加藤晴彦君、ようやく結婚したそうで…おめでとうございます。
 

2014年夏 2014年08月22日(金)

  冷夏でも猛暑でもなく北海道らしい“ちょうどよかった夏”が終わろうとしている。
降る時は大雨というのが特徴的だった今年の夏と言えようか。

そんな昨日、1泊すれば翌日は大雨に遭遇という状況下でデイキャンプを選択したのは大正解だった。
『本当に明日は天気が崩れるの?』と、ちょうどよい天気の中で思いっきり楽しむことができた。

スクリーンテントだけを張り、中にテーブルとイス、コンロと水タンクそれと調理道具一切が入っている引き出しセットを入れただけのデイキャンプがスタート。

アモはどんなに遠くへボールを投げてもマイペースで泳ぎながら回収してくる。
その間に私とKは地元洞爺湖で取れたミニトマト何種類かを食べて感動を味わう。
いつもなら昼食に“そうめん”とか“冷やしタヌキ”などのメインを決めているけど、今回はそれもなし!

どちらかがアモと遊び、どちらかが食事の支度。
アモが満足したころ、すべて地元の食材のシンプルな昼食が出来上がる。
トマト・とうきび2種類・ゆで卵・豆腐屋のかまぼこ・スイカ。厚揚げもあったがこちらは食べきれないと判断して持ち帰りとした。
肉も魚もカニもないけど、新鮮で味わい深い地元の食材だけでおなかが満足する喜びはほんとにいい!
アモのためだけに肉を焼いたキャンプなんて初めてだ。
そういえばアモのおこぼれの焼き鳥をKは食べていたようだが…

ところで、前々回のキャンプでフレームが壊れたスクリーンテントだったが前回は応急処置で何とか使用可能で、帰宅後メーカーに部品の在庫を確かめたら「ない」とのこと。
今回も無事を祈りながら設営できたが、撤収の際に致命的な状態になっていた。
このテントは安物だがアモとのキャンプのために購入した思い出深いものだ。
カラーもデザインも機能性も気に入っている。
耐久性や本格的な実用性はないけど、我が家のキャンプにはちょうど良い。

だから、
定休日2日目の今日、雨でどこにも出かけられないから、私は折れて壊れたフレームを再使用できるよう修理に時間と工夫を重ねた。
まるで2日目のキャンプをしている心境で心地よかった。
朝食はガーリックトーストにソーセージエッグとミニトマト・千切りキャベツと昨日の残りのポテトサラダ、それにアイスカフェオレをKが提供してくれた。

昨日はデイキャンプだったけど、それなりに先を読んで、あたふたすることなく有意義で結果的に2日間を楽しめた。

修理したスクリーンテントでアモと楽しめる日が今年もう一度あって欲しいと願う。
1泊でもデイでも構わない。
9月にまたいけるといいな。
 

愛犬との夏の過ごし方を教えてください。 2014年08月17日(日)

  お盆はいかがお過ごしでしたか?
国内的には猛暑や大雨による洪水、大渋滞などいろいろあったようですが、カフェ周辺では総じて穏やかで、日中はそれなりの暑さだけど、朝夕は肌寒く過ごしやすい夏の日々が続いています。

24年前に半年間の研修の際、大阪の夏のある日36度にもなって死にそうな体験をしたことがあるけど、今はもっとすごいのでしょうか?
九州では、四国では、関東ではどうなのでしょうか?
わんこ達との暮らしはどのようにしているのでしょうか?

先日、関西に行かれた方から「コンビニを出た途端、メガネが曇りました」と、まるで外とお風呂の湿度が近いようなお話に驚きましたが、そのような夏なのでしょうか?

わんこの散歩は朝晩なら可能で、日中はクーラーの効いた部屋で過ごしていると普通に想像してよいのでしょうか?

ということは、ドッグランなんかを経営されてる方はナイター営業かなんかで生計を立てておられるのでしょうか?

ドッグカフェは日中の集客をどのようにされておられるのでしょう?
札幌の円山動物園のシロクマは大きな板氷をプールに入れてもらったりしていますが、それに近いイベントなんかやるのでしょうか?

あ、ごめんなさい。つい同業者として『もし、自分がそのような状況の中で経営していたらどうすればいいのだろう』と、思いを巡らせてしまいました。
そして、夕方には散歩しアモと普通に暮らしている日常が、暑い地域ではどう変化するのか具体的に知りたくなったのです。

ちなみに私は福岡生まれですが、猛暑の記憶はありません。
8歳から奈良で育ちましたが扇風機しか使ったことはありません。
50を過ぎた頃から札幌でエアコンを使うようになりました。

今の時代の中、わんこ関連の同業者やわんことその飼い主はどのように夏を過ごしているのでしょうか?
興味深いですよね。
 

さようなら晴(はる)君を忘れない 2014年08月13日(水)

  S家のラブラドール/凛と晴の晴(はる)君が今朝がた亡くなりました。
来月10歳を迎えるところでしたが残念です。
Sご夫妻には心からのお悔やみを申し上げますとともに晴君のご冥福をお祈りいたします。

晴にとっては充実した犬生だったと思います。
心から可愛がられ、ボール遊び・雪に埋もれた青葉公園での散歩・フリスビーそれにカヌーでの川下りなどなど、いつもS家の中心で生活が回っていたように感じていました。

心落ち着くまでしばらくかかると思いますが、どうぞ悲しみの時を大切にお過ごしください。
 

攻めのしつけ 2014年08月11日(月)

  今回の台風11号、とても珍しいコースを取りましたね。
被災された地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
日本海へ抜け、強風域が北海道にかからない西側だったので『大丈夫かな?』と思っていたら、凄い強風と一時的な大雨に驚きでした。
何より札幌からさらに東に離れた道東やオホーツク海側での被害が大きかったことにあらためて自然の驚異を感じました。
あのエネルギーに対しては人類は到底立ち向かうことはできないでしょう。

さて、「もう耐えられない!困っています」
と、こちらは飼い主のエネルギーで変えられる“散歩中のわんこの吠え”の相談がYさんから先日入った。
Mシュナウザーは犬種特性なのか現在の日本の繁殖の弊害なのか知らないけど、やたら吠えるわんこが多い。

それでもYさんの『何とかしたい!』との思いは強く、即席のレッスンを行った。
最近流行の“犬のき○ち”的なやり方では、散歩中に他犬に出会ったら
・他犬が見えないように飼い主が視界をさえぎり、おやつを与える
とか
・コースを変える
とか、腫れ物に触るような逃げの一手のアドバイスが書かれたりしていて、『いつまでこんなことを繰り返せば吠えなくなるの?』という現実がある。

私のやり方は真正面から愛犬に対峙する。

そもそも、散歩中に吠えるわんこには、普段からそれ以外の諸問題が付きまとっているはずだ。
引っ張ったり都合の悪い指示を無視したり…
人の愛情と優しさを逆手に取るのが当たり前!というわんこが多い。
愛情と優しさ愛しさは誰もが持ってるけど、逆手に取られて世間様に迷惑をかけるようじゃ黙ってるわけにもいかない。

で、Yさんは本気で学ばれた。
散歩中にわんこが吠える正当な理由を解説し「だからと言って飼い主としてそれを許しますか」と私は迫った。

ちょっとした技術的な方法を練習すると吠えなくなった。
だけど吠えなくなったのは技術ではなくYさんの『もう嫌だ、吠えるのはダメ!』という強い思いであることを伝えた。

昨日、メールが届いて「散歩中吠えなくなりました」とあった。
それはテクニックよりYさんが『吠えるのはもう許可しない。そんなことで頑張らなくていいんだよ。』と、きちんとわんこに伝えた成果であろう。

散歩中他犬と出会ったら、視界を遮ってフードを与えたり、コースを変更してビクビクの生活を選択しなかったYさん。
「今日は他犬を探しながら散歩してます」とのこと。

うまくやれた時には、思いっきり褒めたり見返りを与えてくださいね。
そしてご自分を褒めてください。見返りはわんこがきっと与えてくれます。
 

金時4か月。訓練ではなく子育て 2014年08月04日(月)

  夜になって久しぶりの雨が降り始めている。大きな雨にならないで恵みの雨であってほしい。

さて、今日で生後4か月となった金時(ゴールデン・メス)はN家で暮らし始め(カフェに通い始めて)2ヶ月だが、感覚的には1年以上も付き合っている気がする。

『たった1年でわんこは大人になるから、最初の1年を頑張ろう!』と、説いてきたが、仔犬育ては本当に疲れるものだ。
カフェで接しているだけの私がそうなのだから飼い主のNさんのご苦労とその途方もないエネルギーに感服させられる。

でも、振り返れば最初の1ヶ月よりは2か月目の方がちょっとは楽だったような…ちょっと時間が早く過ぎたような気がするのは、金時成長の証?

少なくとも暮らしづらい家庭犬の第一歩である『飼い主とその家族への攻撃』はなく、第二歩の『他人や他犬に威嚇』もないわんこの基礎ができ、友好的な暮らし易い家庭犬への道筋が見えてきた。

実はこれはとても大事なことなのだ。

『引っ張るんです!』『イタズラするんです!』という問題があったとしてもその深刻度は『機嫌が悪いと家族が咬まれ、犬に近寄るだけでドキドキします』とか『人や犬を見ては吠えかかり散歩にも行けません』という悩みからすれば他愛のないものになる。
『平穏に暮らせる』というのはとても重要なことであり、巡り合ったわんこの性格によって10数年苦労し、人生が振り回されるなんてことがあってはならないからこそ、最初の1年の仔犬育ての意識と行動が必要なのだ。

今、私がレッスンしているゴールデン×プードルのラブちゃん、ボーダーのケイティ…
この子たちにいわゆる服従訓練や脚側歩行などの訓練はしていない。
淡々と社会経験を積ませ、『マテ』だけは教え、自然と社会に溶け込み、人間に対しての信頼と畏敬を育み、のんびりと生きる喜びの方向へと導いている。
もちろん飼い主さんの思いと同じ方向である。

わんこに命令して犬の服従性とご自分の統率力を喜びにされる方がおられるけど、盲導犬も家庭犬もそんな人の本性は簡単に見抜いております。
一緒にいてお互い安らげるには人間関係とは違うバランスが必要ですが、それを学ぶのは犬じゃなくて人間の務めだと思う。

ともあれ、金時4か月。
シンキングアニマルに成長している。
衝動ではなく、感じ・考えて振舞う場面が随所に見られるようになった。
これからは血筋との兼ね合いを観察しつつ育てることになる。

何度か書き直そうとしたが酔ってるとそれができない。
飲酒運転の危険性と共通しているような…
 

ファーガス基金2014年7月 2014年08月01日(金)

  7月分のファーガス基金を入金してきました。
カフェ募金は13,523円でした。(内お札8,000円)

2012年9月20日開設以来785,322円が集まりました。
目標額は150万円ですので、あと714,678円です。

Nさんの介助犬ファーガスは元気に活躍しています。
カフェで時々出会えると思いますので、その時は『最近どう?』ってNさんに声をかけてみてください。
驚くほど面白かったり悔しかったりするエピソードを聞かせてもらえますよ。
日々ドラマが生まれています。

募金と振込、今後ともよろしくお願いいたします。

振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962
名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。
また、ファーガス基金の通帳はカフェにありますのでいつでも開示いたしております。

さて、先週まで2週連続の洞爺湖キャンプを楽しんできたけど、北海道の学校も夏休みに入ったので我が家はしばらくシーズンオフに入った。
混みあう場所は苦手なので…

そしたら昨日今日は30度越えの猛烈な暑さとなり、日中はカフェでのんびり過ごし、陽が落ちてから散歩となった。
アモも定休日恒例の“お出かけ光線”を控えてくれ、夕暮れ時ののんびり歩きで満足したようだった。

8月は静かで涼しい穴場探しをしてみようと思う。
 

ごん兵衛と金時の早期社会化 2014年07月26日(土)

  今日は朝から雲とPM2.5が入り混じり、どんよりした空模様。
開店の頃から雨が降り出し、目はチカチカと痛む。

先週19日にチワプー(チワワ×トイプードル)チャメル家に新たなチワプーが加わった。
名前は『ごん兵衛』、2か月の男の子だ。

ゴールデンの金時と同様に、こちらのN家も家族になったその日からカフェに通われている。
19日からの3連休そして土曜日の今日と。
先住犬のチャメルの飼育係W君(6年生)が、今度も担当するというからごん兵衛もきっといい子に育つに違いない。
どうみてもヨーキーの仔犬のようなごん兵衛は、カフェで小さな尻尾を振り振りなかなか愛想のいいわんこだ。
小型犬だから動きも遅く穏やかで、何とも癒される。

同じ頃の金時は…いややめておこう。

そうそう、4か月まであと10日の金時にもかなりの変化がある。
・まず、誰彼構わず追い回すことはとっくになくなり、相手の性格や状況を見るようになった。
・建築現場の人やゴミ収集車に興味を示し、頭を撫でられている。
・指示によってシーシーベンベンがいろんなところでできている。
・散歩の距離が延び、シャッターの開閉音にびっくりしたり他犬に吠えられるのが嫌だったりと、今後の社会経験の課題が分かり易い。

レトリーバーだからボールにも興味がある。
初めてのその日、私は他に誰もいない時間を見計らって金時とガーデンに出た。
ボールを投げる。
金時はすぐに追いかけてそれを咥える。
そこからが大切な時間だった。

多くの方はすぐに呼び戻し、ボールを出させたがる。それがいけないのは私にとっては明白。
だから金時が咥えた時、私は拍手して喜んだ。
すると金時は私のもとに来て、素通りしようとする。
『捕られるんじゃないか?』との懸念を持っているのだ。
だから私は素通りする一瞬にタッチして『凄い凄い!』と再び喜ぶ。

一旦、離れたところでボールをかじっている金時だが、それだけではつまらないことに気づき、再び私のそばに来て横になる。
私が体を擦っていると、金時がボールを出す。
すかさず拾って再び投げると、また『捕られやしないか』と一度遠回りするが、すぐに私の横で伏せてボールを咥えている。

数回の練習で金時はルールを学び、『意地悪はされないどころか、より心地よいこと』を理解したようだ。

しばらくは他犬がいるところでボール遊びはしないことと、『おいで!出せ!』という環境には置かないようにしている。

最後のワクチンも終わった。
2か月の3日前からカフェデビューを果たした金時は病気することなく元気に育っている。

同じく2か月のごん兵衛だから、健康状態と触れ合う環境には十分配慮しながら関わっていきたい。
 

さよならムーン 2014年07月21日(月)

  今日ゴールデンのムーンちゃんが逝きました。
14歳10か月と21日を生き抜き、老衰で亡くなりました。

電話の向こうでKさんは気丈に報告してくださいました。
「ムーンちゃんのおかげでわんことの暮らし方を学ぶことができたし、いろんな方々と出会えたことを本当に感謝しています。」

10年前、我が家の愛犬スー・レオンベルガーのジェニー・ゴールデンのジェイそれにムーンとトム君とで十勝のペンションに行って草原で遊びましたね。

スーが亡くなってアモがやってきた年には、同じメンバーでニセコにも出かけました。
アルバムを見るたびいろんな一コマが思い出されます。
スー・ジェニー・ジェイ・ムーン…
楽しい思い出がいっぱいの幸せなわんこ達でした。

「ちゃんとよくやったね。えらかったよ。」
私の言葉に「ほんと?ありがとう」と涙をこらえながらKさんは答えてくれました。

逝く命があり、数か月前に授かった命がカフェには溢れている。
普通の人にはピンとこないかも知れないが、そんなわんこ達を通じて私たちは自分の生き方を考える実に多くのきっかけとエネルギーをもらっている。

だから愛犬が亡くなった時、悲しみと共に『ありがとう』との感謝の気持ちが込み上げて来るのだろう。

夜半の空に満天の星が輝いていた。
夜のトイレを済ませたアモを、私とKはアモの体温を感じながら2階への15段を担ぎ上げた。
「ハーハー、重い!」
まだ感謝の気持ちなど・・・
 

テント設営中にまたぎっくり腰をやったけど… 2014年07月18日(金)

  定休日の昨日から洞爺湖キャンプを楽しんできた。
今年の夏は道外の方が抱かれる北海道のイメージにとても近く、快適そのもの。

Y家・O家のテント設営場は大きな木の下の木陰らしいが、我が家はいつも太陽直下の広々とした芝生空間である。
我が家の設営地は、湖面とほぼ同じ高さで石ころが無く、遠浅だけど泳げる深さがあるのがアモにはピッタリで気に入っている。

スクリーンテントが日差しを防いでくれ、そよぐ風がいつも吹き抜けているから見た目以上に心地よいのだ。

アモは足の裏が極端に敏感で、小石の上を走るとエライことになってしまうが、設営地の水辺は砂地で陸に上がればすぐに草地になるから、湖面に投げたボールを50メートルほど泳いで回収しても、草地まで戻ってゴロンゴロンと転げまわって安全に達成感を表現できる。

疲れがとれるまで伏せたまま景色を見ながら満足感を噛みしめ、エネルギーチャージが済むと『よし、ボールを投げよ』と私のところに戻る。
疲れがひどい時はKのもとに…(Kは遠くへ投げられないから)

ところで今回、こんなにアモが快調に泳ぎ回れるとは思ってもいなかった。

2か月ほど前から急に我が家の階段を自力だけでは上れなくなったのは、『13歳3か月だから』という理由だけではないと私は感じていたけど、4日前に別件で受けた検査でどうやら悪性腫瘍の転移で腰椎の一部が溶けてしまっているらしい。

来るべき時が近づいているようだ。

そんな中でのキャンプだったのに、アモはすこぶる元気に楽しんでくれたのだ。

皆さんに報告はしておきますが、アモの病気に関する話はこれでおしまいです。

これからは私とKとアモの時間を過ごしますから。
って、やり残したことって何にもないから、いつ何があっても別にどうってことはないし、来週もキャンプに行ってんじゃないかな。

いつもの時間をこれからもいつものように過ごし、受け入れるものは受け入れる。

疲れた、心地よく疲れた。
そんな気持ち良いお休みでした。
ゆっくり寝てまた明日からカフェの営業は続きます。
 


- Web Diary ver 1.26 -