From the North Country

6月はいっぱいある月 2022年06月18日(土)

  やー!しばらく。って、言っておきましょう。

なんせ、カフェ閉店以来久しぶりの方に会ったし、私は我が家に居ることの方が少ないんじゃないかという生活を送っています。

思いつくままの箇条書き。

1.チワワのマロンが亡くなり、落ち込むTさん。
いつも一緒にカフェに来られていたKさんも愛犬シェルティーのケンシロウを既に亡くし、次のシェルティー/アーディーを育てている。

そのふたりとわんこが、トレーラーハウスの我が家を訪ねてくれた。

それぞれの愛犬とカフェ時代思い出話に、時間はすぐに過ぎ去ってしまう。

そこへ、あろうことか仙台での単身赴任を去年定年で終えて帰札したという、シェルティー/故ヒナタの父さんY氏が数年ぶりにやってきた。

お互いカフェ時代の知り合いで、スキー場のロッジみたいな我が家で昔みたいなバカ話に心地よい時が流れました。

2.MダックスのクレアとレオンのHさん、ボロニーズのトキちゃんのKさんも、ロッジ風の我が家でKと楽しく過ごしていました。

3.エアデールのエアーと飼い主のNさん、ラブラドールの故バニラのKさんも先日来てくれました。
次から次へと、留まることなく話が続き、ビッグボス(ファイターズの新庄氏)が、我が家と同じ町内にいることにも話に花が咲きました。

4.そんな合間を縫って、Kと私は、函館・湯の川温泉二泊三日、札幌から送迎バス付き二人全部で3万円。
おまけにクーポン券8千円が貰えた超お得な旅を楽しんできました。
函館山からの夜景も絶品でした!

5.帰札後の翌日には、私はまた車中泊の旅に出たのでありました。
もちろん、そんな旅にはKはついてきません。

6.そうそう、今日ゴールデンのデュークのIさんが旧カフェの後を継いだイタリアン/ジリオで食事後、ゼオライトを買っていただきました。
12歳になったデュークは、右後肢に特大の腫瘍ができて変らしいですが、朝は散歩に出ようと誘うそうです。

ご存じとは思いますが、この欄は基本的に相当相当酔った状態で書いていることをお知りおきください。

おやすみ。
 

わんこ育てにみる、くるみ 2022年06月06日(月)

  今日は亡くなったバーニーズ凛ちゃんの後継者の、くるみの1歳の誕生日。

とっくに引退した私に、去年の夏「またバーニーズ飼うことにしました」と、縫いぐるみのような仔犬を抱っこさせ、以後毎週我が家に通い詰めたN姉妹とくるみ。

「バーニーズの仔犬がいるよ!」との私の声掛けに即座に反応し、同じく昨年の夏から毎週参加のバーニーズ/レオン君とMさん。

かくして、くるみのわんこ育てが始まり、あれやこれや紆余曲折めんどくさいことそれなりの被害…いろんなことがありつつも、1歳になった次第です。

脚側歩行なんてしやしません。
引っ張ったりうろうろ回ったりしながら歩いています。
落ちてる葉っぱや枝を咥えてくちゃくちゃやってます。

もし、それが嫌ならちゃんとした訓練士に依頼してください、僕はわんこ育てに協力するけど訓練はしませんからね。
最初から、そう言ってあります。

で、1歳のくるみ。
・他人や他犬に吠えるなんてありえません。
・変なもん咥えてきても、「何それ?ちょうだい」って言えば喜んで差し出してくれます。
・マズイことしそうになったりした時、「あ”−!!」って言えば、とても困った顔をして次の振る舞いを考えています。
・誰もいないところでノーリードにしても「この飼い主、目を離すとどこに行くか分からないから・・・」ってちゃんと見ていて、勿論呼べば喜んで来ます。
・リード離せば逃げる?なんで?そんな、意味わかんない。
・Kの5歳の孫娘は犬が好きでちょっと怖い。でもくるみははしゃぎながらも決して転ばせたりせず、自由に体を触らせ寝そべる。他の子供にもそう。

訓練とわんこ育ての違い、少し分かっていただけたかな?

私には訓練するエネルギーはもうない。
わんこ育てにはちょっとエネルギーがいるけど、それ以上にエネルギーを貰えることがある。

わんこ育ての基本は、生後2〜3か月(乳歯の状態からみて、人の子の保育園児くらい)から社会に関わり、せめて50人の人に抱っこしてもらい、お利口で吠えたりしないわんこにもちょっとだけ会わせ、とにかく「これがこれから君が生きていく世界だよ」って、いろんな散歩コースと社会経験を1年の間に積み重ねることです。

わんこは1歳で子供が産める。
人間との比較で考えるべきで、だから教育は最初の1年がマスト。

ペットショップや、獣医さんの言う「ワクチンが終わるまで外に出さないで」なんて言葉信じていたら、マイナスからのスタートになることをはっきり伝えておきます。

もっと書こうと思っていたけど、酔いには抗えなくなりました。
 

レミーという盲導犬が昔いました 2022年06月04日(土)

  先月14日から、道内の車中泊の旅行ってきました。
1週間なんてすぐで、道東・オホーツクの一部を駆け足で回っただけでした。

道東のある町で、盲導犬ユーザーだったHさんの家をアポなしで訪ねました。
年賀状であらかじめ突然行くかも?って書いておいたので、Hさんは喜んでくれました。

当時のムツゴロウ動物王国のIさんから、「黒ラブなんですが、盲導犬としてお役にたてるなら」という申し出があり、私が適性検査にお伺いしてそのうちの一頭を頂くことになりました。

訓練の後、ユーザーとなったのがHさんでした。
Hさんは札幌の協会で、ユーザーとなるための4週間の訓練を受けたのですが、その際家庭の事情で小学4年生の長男K君も一緒に泊まり込みました。

すっかり仲良しになったK君はその後も立派に育ちました。

時は流れ、お母さんの盲導犬も仕事を終え、寿命も全うし、K君は38歳の時、突然の病で急逝しました。

ショックで記憶が無くなり、自分が自分で無くなった日々のことをHさんは突然訪問した私に話してくれました。

仏壇にろうそくと線香を灯し、見上げる遺影には4年生の頃のK君の面影が強く残っていました。

私に話したことで、Hさんの悲しみがよみがえり深まるのではないかと危惧したが、「Kちゃん、先生が来てくれたよ。よかったねぇー」と何度も言ってくれたことに救われた気がしました。

いろんな思い出が北海道のあちこちの街にあるから、旅は進まないし、何度も巡ってしまうのです。
 

好きに生きるさ 2022年05月16日(月)

  先月の東北の旅から1ヶ月経つと、なんか体がウズウズしてきて、また旅に出ています。

今回は道内を巡って、今日で3日目です。
もちろん車中泊。

これまでとちょっと違うのは、毎日1万歩以上歩いていると言うことです。
訪ねた町を、車から降りて歩き回っているのです。

もうひとつ違うのは、その町に知人がいたら、アポ無し訪問をしていることで、今日は更別村一人、釧路市二人のお宅を訪ね30年前後の旧交を温め、現況を報告しあいました。

これまでは、近くを通っても、急に訪ねては迷惑かな?なんて遠慮してましたが、もういつ死んでもおかしくない歳になり、後悔するよりは迷惑かける方を選ぶようになりました。

車中泊は工夫ひとつで本当に快適‼️
毎朝、どこかの温泉に浸かり、好きな場所で大好きなことを体験できて、何より気楽で自由。

普段から家でもそうなんだけど、どこでもいつでも気分ひとつ。

さてさて、明日はどっちに行こうか?

今日はエゾユキウサギと並行して走ったし、食べきれない量の海老カツミートパスタに出会った。

明日どこで何があるか楽しみです❗️
 

業務連絡 2022年05月07日(土)

  6月1日からゼオライトが100円値上げになります。

何でも値上がりの様相ですね。
ゼオライトは20Kg2350円が2450円(道内送料込)になります。
まだ3週間ちょいありますので、購入予定の方はお早めにご注文下さい。

値上がりに加え、商品すら届かないのがドッグフードです。
ナチュラルバランスのドッグフードが、コロナ禍とウクライナの影響を受け、入荷していません。
ご迷惑をおかけしてますが、今少し代用食でお願いいたします。

まあ、数名の方への業務連絡ですがね。

フードのご注文を受けた方には、お届け時にわんこのお散歩レッスンをさせていただいてます、というコマーシャルを最後に。

まあ、これは、私の老化防止のためでもあるのですが。
 

近頃のこと 2022年04月27日(水)

  ご無沙汰しております。
Kと私はこれまでのところコロナに感染することなく、それなりに過ごしております。

周囲の状況からして、ひょっとしたら感染してたのかもしれないけど、ワクチンも接種しており、それは分かりません。普段と変わりなく過ごしています。

ちょっと旅してきました。

函館までドライブし、フェリーに乗って下北半島に上陸し、東北地方を巡ってきました。

9日間の短い車中泊の旅でした。
桜前線に合わせ、一気に秋田県にかほ市の勢至公園まで南下し、ゆっくりと北上する旅でした。

にかほ市では盲導犬ユーザーの力(ちから)と3時から飲み始め、久しぶりにぐでんぐでんになって旧交を温めました。
以来、飲み始めると前夜の記憶がなくなるまで飲むという悪習が復活し、自分の身体に異変を感じる今日この頃であります。

カフェ時代のテンテンのお泊りなど、他にも用事があるもんだから短い旅となったけど、やっぱ私にはこんな旅が向いてるとつくづく感じられた楽しい旅でした。

もし、時間があったら、せっかく本州まで渡ったのだから、横浜に転居して暮らすカフェ仲間ゴールデンの金時に会いに行けたのに…なんて思ってしまった。

人生が短いことを歳を重ねる都度感じる。
だからこそ、その時やれることをしてきている。

自宅のトレーラーハウスに戻り、木のぬくもりを感じ、ヒヨドリ・アカゲラ・カワラヒワ・カラ類の声と姿をK と共に楽しんでおります。

一昨日我が家のエゾヤマザクラが開花したと喜んでいたら、今日一気に8分咲きになりました。

しばらく続く、日々の変化を楽しみましょう。

わんこ達も元気にしています。
バーニーズのレオンとくるみは毎週来てくれています。
ウィペットのJJを最近みてます。

もうすぐ畑仕事が始まる。
なんかよくわからない日々を過ごしつつ楽しんでいます。
 

再再再 2022年04月01日(金)

  大変お待たせいたしました!

皆様のご要望が続いていたのと、私とKの気力と体調が回復しましたので、本日ドッグカフェナガサキを再開いたしました。

懐かしい方々にご来店いただき、旧交を温めることができました。

亡くなったと思っていたわんこ達にも、私の勘違いで再会できました。

あれ?って思ったら、目が覚めちゃいました。

毎年4月1日にはおかしな夢を見てしまいます。

いかがお過ごしでしょうか?

片側通行になってしまいますが、私はそれなりに、Kは益々元気に過ごしております。

67歳だけどスマホは便利に使っているし、5年ぶりに歯医者に行ったら虫歯も歯周病はないと言われたし。来年まで大丈夫かな?

血液検査ではヤバイ数値がいくつかありますが、どれもポックリいく可能性が高いと医師に言われてるものですから、大事に育みながら共存していこうと思っています。

新年度です!!
一旦チャラにして、始めるのもありですよね。

それぞれに乾杯!幸あれ!!
 

なにげない平和 2022年03月18日(金)

  春を感じさせる日が増えているのに、雪深いままの我が家周辺です。

当然ながら変わりなかった日々に、少しずつ変化も起きています。

週に1〜2回は散策していた近くの森林公園は、まともな整備がされてないので、歩いた人たちが踏み固めた狭いルートがあるという情けない状態で、雪解け期の今はすぐに滑ったり埋まったりして、ネイチャーウォッチングを趣味としている私たちには当分行けなくなっています。

もともと立て看板の文言や、管理の仕方からみて、森林“公園”と銘を打っていても決してウェルカムではなく、『入れてやるけど、荒らすんじゃねぇぞ!この先入るんじゃねぇぞ!それでも歩きたけりゃ、環境に配慮して自分たちで道を作れ!』って、感じです。

それに比べて千歳の青葉公園は、冬でもそれなりに管理されていてウェルカム精神を感じられ、ネイチャーウォッチングとウォーキングには適しています。

整備の時はスノーモービルの排気ガス臭いけど、ちゃんと歩くコースとスキーコースを圧雪してくれてる。

立て看板は、ウォーキングとスキーを楽しむ人への配慮が感じられるし、『○○施設を開放しています。温まっていって下さい。』なんて書いてある。

それでいて、オジロワシは近くにいるし、何種もの野鳥やエゾリスもエゾシカだって普通にいるんだから、私とkにはたまらないのです。

この公園を10年以上も前に教えてくれた“凛はる”のSさんには感謝です。

さてと、バーニーズのくるみ家との付き合いは7カ月にもなって、毎週のように我が家にやってきています。
あんなに小さかったわんこが、しゃがんだ私を体当たりで転ばせ、避妊手術も受けて人間社会で幅を利かせています。
それにつき合うのは3歳のバーニーズ・レオンとMさん。
以前カフェのガーデンだった場所で、巨体とその候補生が成長しながらぶつかり合っております。

残念ながら、コロナも続いていますし、前回この欄を更新した翌日から、ウクライナへの侵略が始まりました。

日中戦争、ベトナム戦争、湾岸イラク戦争、ウクライナ戦争・・・
“どこで”その戦いが行われたかを、私たちは忘れてはいけないと思っています。

日本は中国で。
アメリカはベトナムで・・・

戦いで苦しみ悲しみ死んでいく人たちを見る度、私は“どこで”起きているのかをみてしまいます。

とんでもない地震がまた来ました。
しばらく、何が起こるか分からない情勢ですね。

今を過ごし明日を信じ、その先のために必要なことがあればと考えられる頭と勇気を保てたらいいな。
 

2022 カーリング銀メダルの冬とともの記憶として 2022年02月23日(水)

  いやー!!!降りました!降りました!
1977年に札幌に定住してから45年。
こんなに雪が降ったのは初体験です。

確か1977年のその冬に、地下鉄西28丁目駅から下宿先の部屋に歩いて帰る途中、吹き飛ばされそうな風でホワイトアウトになり、歩道を歩いていたのに車道に出て、ついには場所が分からなくなり遭難しかけたこともありましたが、その時は大雪ではなく嵐であって、やはりここ数日の雪は経験上最高の吹雪と積雪でした。

北海道では毎年のように、どこかの町が大雪に見舞われ、日常生活が急変します。
多くの場合、都市ではなく、人々がつましく暮らしている小さな街がそんな被害を受けます。

そこに長く暮らしている高齢者の声や姿がテレビを通じて流れてくるのを何年も見ていました。

前線がもう少し下がれば札幌がその大雪を引き受けれるのに…なんて思ってもいましたが、山があったり、季節風の通り道であったりと、自然界での決まり事もあり、いつも決まった四季がめぐっていました。

それが地球温暖化のせい、否、おかげでしょうか。

この冬、気にかけていた小さな街に降るはずだった雪が、札幌に降りました。

だから、愚痴をこぼし、腰をさすり、汗をかきながらの除雪も愛機ガロアラシ号とポンコツ同士、お互い励ましながら乗り越えております。

そのうち、豪雪地帯で長く暮らし頑張っている一人の老人として、私とガロアラシ号がテレビに登場するやもしれませぬぞ。

敷地内に積み上げた雪は場所によっては4メートルを超えましたが、明日から春の声が聞こえそうだとスマホのアプリが伝えています。

我が家から車で3分のコストコが、この大雪でがら空きだと、バーニーズのくるみ嬢が知らせてくれました。
それを私から聞いたKは娘といっぱい試食し、ゆったり過ごし、いっぱい買ってきました。

雪が降るって不便で大変だけど、非日常的で綺麗だといつも感じています。
道外の皆さん、一面がほんとうに真っ白くなるんですよ!
何もかもまた一から始められるっていいでしょ!

へましたことも、雪が降って消してくれて、また書ける。
誰でも失敗する。またやり直せる。

人ってのは本来・・・

雪国じゃなくてもそうだったはずなんだけど、なんだか身近にそう感じることができるっていい。

なんでかな?

北の国から。
 

野ウサギが今夜目の前にいる! 2022年02月03日(木)

  ああードキドキした!
楽しかったぁ!!
真冬の札幌の銀世界の中、夜中のつい30分前から日付が変わった今まで、我が家の庭に来たエゾユキウサギをKとふたりで見てました。

消灯した室内のガラス越しの4メートル先で一羽のウサギが、黙々とご飯を食べていました。

ここ数年、我が家では積もった雪にウサギの足跡が確認されていました。

そして昨年の夏、10数年毎年栽培していた枝豆の若葉が食い荒らされる事件が起きました。

設置したカメラに映っていたのがエゾユキウサギでした。

さて、どうしたものか?と対策を考えつつも『ウサギは見てみたい』と当然思いますよね。

今年の冬も足跡がありました。

で、ためしに人参と大根の葉を置いてみたら、翌朝、食い散らかしてました。

完食じゃなく、食い散らかしていたのが悔しくて、リンゴとチモシー(干し草)それにヒマワリの種を置いてみました。

そしたら完食でした。

数日かけて、部屋の窓越し4メートルに見えるところに食卓を移動したら、今夜の状況になった次第です。

みなさん、マネをしてはいけませんよ。
生態系に影響を与えるような行為はしないよう、あちこちで警告されていますからね。

お代官様、見逃してくだせぇ。
この年になると生態系の一部になっておる自分を感じておるのです。

今夜ウサギはとにかく食っておりました。
フセの姿勢で時折耳を立て緊張してましたが、1時間近くもいたわけだから、きっと明日も来るのでしょう。

いろいろご批判はあると思いますが、最初にやってきたのはあちら様で、私どもはただただおもてなしを楽しんでおるばかりでございます。

ただ、今年の夏、枝豆の新芽を食い荒らされないよう対策を立てねばならない。

ボケ防止にはうってつけの課題である。
 


- Web Diary ver 1.26 -