From the North Country

我が家の愛犬アモVOL5 2014年02月17日(月)

  多くのわんこに見られるずる賢さや人間不信はアモにはない。

例えばボール遊びと呼び戻し。
ボールを投げて追っかけるわんこの姿に喜びを感じる飼い主は多い。
だから、わんこがボールを咥えて嬉しくて戻ってきたとき『出せ!ちょうだい!アウト!』と言いながら、飼い主は再び投げるためにすぐに口から取り出したがる。

これがいけないことをなぜ人は理解しないのだろう。
飼い主は『もっと遊ばせよう』と思っているのだろうが、わんこにしてみれば『せっかく咥えた喜びを共有して欲しいのに、すぐに取り上げられる』と学習し、咥えたら近寄るけど逃げ回ることに喜びを見出すようになる。

わんこに“喜びを共有していると感じさせ”“素直に口からボールをだし『もう一回投げて』”という気持ちを引き出すには、わんこが咥えて戻ってきたときに身体をタッチしたり一緒に楽しんであげれば、『もう一回投げて』って言ってくるのにその大切な時間を端折って強引に取り上げようとするからズルさが生じる。

アモは人と遊ぶとき、そんな人のあやまちを『あんたはつまらんね』と態度で表現する。

呼び戻し=リードで繋ぐ(拘束)も同様で、
・もう十分だよね
・誰か来たから
・理由はともあれ『繋ぐよ』
そんな理由の理解を促すことなく拘束しようとするから“呼ばれたらとにかく逃げる”よう反応するわんこにしてしまっている。
アモにとってはフリーだろうが繋がれていようが関係なく、そんなことはこちらの事情なのだが。

例えば雪かきスコップを振り上げた時、多くのわんこは身構えるけど、アモは大喜びして『なんの遊び!?』と絡んでくる。

他犬に私の本気度を示すため雪かきスコップを振り上げる姿をこれまで何度も見てきているはずなのに、アモはちゃんとその違いを知っている。

アモにずる賢さはない。
あるのは優れた観察力で、日々私にわんこの知性を示してくれている。
アモには人間不信はない。
どんな時でも人を信じている姿を日々見せてくれている。

そんなアモともそういえば闘いの日々があった。
 

我が家の愛犬アモVOL4 2014年02月15日(土)

  2002年サッカーの日韓ワールドカップで盛り上がった年の秋、盲導犬候補生の道から外れたアモは、日本海に面した瀬棚町のN家に引き取られた。
町一番の大きな医院で地域医療に邁進されていたN先生の一番の息抜きは釣りとアモとのボール遊びだった。

だが、2005年11月にN先生が急逝された。
前年の12月に我が家では愛犬スーを亡くしていたこともあり、2006年1月12日にアモを我が家の愛犬として迎え入れることにした。
N家の溺愛もあり、その時アモの体重は元々の20数キロから42キロを超えるデブ犬になっていた。

42キロを超え毎日のようにボール投げをしていたアモの身体は悲鳴を上げていた。
我が家に来た翌月の散歩中に左後肢の前十字靭帯が断裂し3月7日に手術。
6月には右後肢の前十字靭帯も断裂し7月3日に手術を受けた。

あの重い身体を毎日何回もKと二人で抱えながら自宅とカフェの階段を往復した。
今思い返してもハーハーという二人の荒い息と達成感が残る。

この試練の間にアモの体重を32キロまでコントロールした。
なんてことはない、普通(ラブの標準量)通りの食事を与えただけのことである。
太るというのは殆どの場合、運動不足ではなく単に与えすぎているというだけのことなのだが、わんこの食欲(満足感)を見て量を決める飼い主さんが多すぎるようだ。

ともあれ、アモは我が家に来て1年も経たずに以前より軽快で健康で再び存分に走り回れる身体を取り戻した。

カフェから2階の自宅に駆け上がってくれるだけでKと私には大助かりでアモのリハビリにもなった。
 

我が家の愛犬アモVOL3 2014年02月13日(木)

  4.甘噛みと遊び方
わんこが甘噛みをするのは当然のこととPWY家では織り込み済みのことである。
“される”か“させる”かの違いがあるだけのこと。
本来なら、仔犬同士で噛みあいながら“痛い”を経験し、抑制を覚えるものだ。
兄弟から離されたのだから、人がそれを何気に教えるしかないのだ。
人の知恵が問われる最初の関門であり、わんこが人間社会に溶け込む入門の時期でもある。
勝手に縫いぐるみを食い千切るような“放置”なんて絶対にしない。
痛いほど甘噛みするような“退屈”な時間を与えないし、もしそんなことしたら真正面から向き合う。
どう頑張っても1年でアモは協会に返さなければならないし、その間に大人になってしまうから毎日が大切な時間。
『クマさん(縫いぐるみ)は?』『散歩行こう!』『ちょっと待って』
物には名前があり、言葉には意味があり、生活の中にはルールがあることをアモは覚えていった。

5.散歩の目的
若いレトリーバーのエネルギーを発散し満足させる散歩など普通はできない。
だから散歩から戻ったばかりなのにわんこたちは自宅に戻って駆け回る。
しょせん無理なことを追い求めるのではなく、人間社会で暮らす習慣に慣れさせ、これから生きていく社会をしっかり見せて経験させるのが家庭犬としての散歩の目的である。
それを受け止め、エネルギーの発散以外に人と暮らすことの喜びを知った時、彼らは家庭犬となる。
つまり散歩とは運動もさることながら世を知らしめお互いの関係を築く大切な手段と言える。
アモは仔犬の時からあちこちに出かけるYさんのお供をし、来客を迎え、お祭りにも連れて行かれ、自宅に戻って自由になった時には疲れ果ててすぐに眠りについた。
人に振り回されながら行動を共にし、自宅に戻った時に眠りこける…
ある意味、そんな暮らしをするだけでいい家庭犬は出来上がりますよ。

6.成長段階における注意点
生後8か月頃になると体力と知性それに思春期みたいなのが重なり合ってちょっとややこしくなるようだが、私はそれを“これまでとこれからのバロメーター”と受け止め、犬育てで足りない部分を指摘し、いい面を伸ばすようにしている。
アモは『来客を誰よりも早く察知し、吠えて教える』という意識が強く、盲導犬にはなれなかった。

ただ、わんこは年齢に関係なく、環境と暮らしの中でフレキシブルな変化がある。

次回からは我が家にやってきてからのアモを書いてみよう。
 

我が家の愛犬アモVOL2 2014年02月11日(火)

  1.トイレトレーニング
仔犬がPWのもとにやってきて、最初に教えるのがトイレのしつけである。
ベテランPWのY家はマンション住まいだったので、アモはベランダで用を足すことを教えられた。
どんな時に排泄をするか、すでに経験済みのY家だから失敗する前にベランダに出し、指示のもとアモは排泄を済ませ拍手と共に迎え入れられる。
だからすぐにルールを理解したアモは、トイレを我慢することなく暮らし、予定外に尿意を催すとベランダの前に立つことを覚えた。
たぶん数日のうちに解決したことだろう。

2.夜の過ごし方
生後50日前後のわんこだから、夜ひとりにされると不安になってしまう。
寝る前にはある程度疲れさせる遊びと、それ以前にうたた寝しない時間を作っておく。
そしてトイレを済ませた後でケージに入れ、布団を敷いたりパジャマを着たりという人が寝る前に行う一連の行動を毎日見せる。
そのうえで灯かりを消し、そばで添い寝をし、一日の終わりというのを体感させる。
仔犬というのは夜中にも尿意を催すものだから、ケージのそばで寝ていると、夜中にガサゴソと動いたり声を出したりするものだ。
アモがそんな風にすると、ベランダに出し排泄させる。
これで、夜の過ごし方とトイレの意識がアモに定着し、成長と共に徐々に夜の排泄は消えてなくなり、下痢など万一の場合は何らかの方法で教えてくれるようになる。
パジャマを着る姿を見せれば、ケージのそばで寝ずとも成長と共に『おやすみ』の意味を理解し、それぞれの夜を過ごせるようになる。

3.食事の与え方
犬がご飯を食べている時に人が手を出すと唸り声を出したりする可能性があることを多くの人は想像できる。
その危惧をゼロにするため、アモたち盲導犬のたまごは仔犬の時から食器を両手で押さえた状態で食べている。
レトリーバーの食欲は凄いものがある。
床に食器を置くとがつがつと食器を滑らせながら食べる。
『あらあら』と、人が食器を元に戻す動作を“意地悪”と感じ唸る仔犬がいたとしても不思議ではない。
そんな細かい配慮をして人の手になじませ、将来の良からぬ懸念事項の芽を摘むのだ。
もちろんアモには余計な『転ばぬ先の杖』だったろうが、人の手の優しさを感じ取っていたことだろう。

ソチオリンピックで女子アイスホッケーのスマイルジャパンがロシア相手に同点に追いついた。
幻の1点が認められてれば勝っているのに…!

熱戦もこの欄も、つづく。
 

我が家の愛犬アモVOL1 2014年02月09日(日)

  ってなわけで、今晩から我が家の愛犬アモのことを書くことになった。

盲導犬候補生のアモは、ゴールデンの母親とラブラドールの父親をもって2001年4月18日に生まれ、成犬になるまでの1年間、パピーウォーカー(PW)のY家で育てられた。

レトリーバーには大きく分けて3つのタイプがある。

ひとつは“フィールドドッグ”としての鳥猟犬で、レトリーバー本来の能力を備えた従順で作業意欲の高いタイプだ。盲導犬として評価するには意欲が先走りして興奮しやすく夢中になりすぎる欠点がある。(個人的印象)

ふたつ目は外見が美しく体型や身体特徴がスタンダードの“ショードッグ”。確かに外見的にはスタンダードなのだろうが、鼻持ちならない性格の犬が多い(個人的印象)
だから血統書に『ショーチャンピォン』の親の表示があれば、この犬種に限らず私は注意深くなる。

最後が盲導犬の繁殖を繰り返すうちに確立された“ガイドウェル”である。外見もさることながら、身体的に健全であり、穏やかで寛大な性格と知性に富む『内面重視』のタイプである。

ガイドウェルの血を受けたアモだが、PWには更に慎重な対応がアドバイスされた。
当時、私はそのアドバイザーの仕事もしていた。
すなわち
1.トイレトレーニング
2.夜の過ごし方
3.食事の与え方
4.甘噛みと遊び方
5.散歩の目的
6.成長段階における注意点
等々である。

詳しいことについては、また。
 

行き詰った末に 2014年02月08日(土)

  このところ更新が滞っていますが、実は毎晩のように書いております。
途中まで…
アップしないまま消してしまうのです。

何故でしょうね、自分でもよくわかりません。
書いても社会は同期しない…っていう無意味さからでしょうか?
4月に13歳になる我が家の愛犬アモだけに傾注したいとの想いが強くなっているからでしょうか?

ああ、そうかも知れない。
我が家の愛犬自慢になってしまうけど、わんこ育てを言葉で云々するより、アモとの暮らしを伝える方が楽かもしれない。

明日からアモのことを書いてみよう。
 

こんなマジな話を酔って…通じるかい? 2014年02月01日(土)

  カフェ周辺では昨冬の大雪から比べれば半分から3分の1くらいの積雪だ。
たぶん平年より少ない雪だと思う。

排雪業者はあらかじめ自治体と契約を交わしているから、雪が少なくてもそれなりに出動する。
昨年なら待てど暮らせどやって来なかった除雪車が、今年は頻繁にやってきて僅かに堆積した雪を削り取ってくれている。

長期予報では遅い春になるとのことだが、雪解けは早そうだ。

さて、1月分のファーガス募金を1月31日に入金してまいりました。
2014年1月分:10,235円(内お札6,000円)でした。
お振り込みも2件ありました。
1月7日:カワタ様より3000円
1月14日:イトウ様より5000円

2012年9月20日開設以来700,857円が集まりました。
目標額は150万円ですので、あと799,143円です。

今後ともよろしくお願いいたします。

振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962
名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。
また、ファーガス基金の通帳はカフェにありますのでいつでも開示いたします。

ところで、介助犬ファーガスはこないだも大活躍をしましたよ。

交通事故で車いす生活となったNさんですが、先日、座った途端に激痛が走り、どうやら股関節が外れてしまったというのです。
初めての痛みに『ウギャー!』と悲鳴をあげ続け、どうにもならない状態の中、救急車を呼ぶため「ファーガス!携帯持ってきて!」と叫んだそうです。

普段なら「はいはい」と携帯を咥えて持ってくるファーガスですが、なにやら戸惑っている様でした。
その時Nさんはいつも出かける時のバッグの中に“携帯”を入れたことに気づき、『これはダメかもしれない』と痛みの中で困惑したそうです。

でもNさんの尋常ではない叫びを感じたファーガスは、携帯の入ったバッグごと咥えてきたのです。

無事、連絡が取れ、救急隊員に救われたNさんはファーガスの底知れない能力に感動したという。
私がNさんに介助犬を勧めた意味の一部を彼女は身をもって体験しているようだ。

その話をカフェでしてくれた帰り際、「先生、見てて!」とNさんが言った。
駐車場で雪の段差で動かなくなったNさんの車椅子。
いつもは私たちがフォローする場面だが、見守った。
するとファーガスが車椅子に結ばれた紐を咥え、Nさんの掛け声とともにタイミングを整えながら数回のチャレンジで脱出し車まで誘導したのだ。

どうですか?
ファーガス基金に参加する意義を感じていただけましたでしょうか?
Nさんはファーガスがいれば、我々のように普通に過ごせるのです。
誰が将来の障害など予測できるでしょうか?

Nさんは普通に動き普通に生きるためにファーガスとの出会いを選択した。
そして障害者が普通に暮らすための補助犬の養育費とたぶんそれ以上の出費の壁にぶち当たったのです。

そんな方々が日本だけでもゴマンとおられるのを重々承知しております。

『庭に咲いた花』に触れ、だから関わっただけのことです。
様々なご批判もあろうかと思いますが、どうかファーガス基金の目標額に達するまでのご支援をお願い申し上げます。
 

寄せられたあるメールへの返信 2014年01月27日(月)

  1.○○犬種の育て方の難しさをあなたはご存じでしょうか?
家庭で暮らすには楽しい犬種ですが、きちんと育てなければ興奮して吠えやすく、社会的な面において周囲に迷惑をかけがちな犬種であるということを。

2.多頭飼いの弊害についてをご存知でしょうか?
2頭以上の多頭飼いの場合、本能的な“群れの意識”が強化されて、多くの場合、後から来た犬は飼いやすいのに排他的な行動をとりやすいことを。

3.犬は最初の1年で成犬になり、その間の育て方で将来の多くが決まることをご存知でしょうか?
ショップで買い、ワクチン接種が終わるころには4カ月になっています。乳歯が抜ける頃つまり人間でいえば小学校低学年の時期です。
それまでほとんど外出やしつけなどの社会経験を積ませなかったわんこは、それだけである種の障害を負わせられて育っているのです。

4.オス犬の場合生後5か月頃に去勢手術をしていますか?
家庭犬として暮らすのであれば、去勢は絶対条件です。ここでの理由は長くなるので省きますがとにかく絶対条件なのです。

5.いろいろ問題があるから、そのうちわんこにレッスンを受けさせましょう、とお考えでしたらちょっと筋違いですよ。
変わるべきはわんこではなく飼い主としての意識なのです。
今のわんこの姿が飼い主の作品であると考えていただけませんか?
愛情を持って健康で栄養豊かに育てるのは家畜の範疇です。
家庭犬としてのわんこには、それぞれの家庭の思いを込めたしつけが適切な時期から成されるべきなのです。

いろんな思いがあるでしょうが、家庭犬を育てる指針をあえて述べるなら
『あなたの愛犬は災害時に避難所に同伴できますか?』と自問することが目標となるでしょう。

ドッグカフェナガサキでは、そんな想いを共有する飼い主さんをいつも応援しています。
  
無礼を承知でいえば、多くのドッグカフェでは平気で排泄し吠える犬に無頓着な飼い主の姿が見られます。
あんなのは真っ平なのです。

飼い主さんの意識さえ変われば、疎んじられ排斥される命の灯を聖火のように誇りを持ってツナグことができるはずなのに、優しげな仮面をかぶった人々に覆われた時代にうんざりします。

ねむい、今夜はヨッパッラッタ。
 

逃亡犬が飼い主に戻るまでのケース報告 2014年01月21日(火)

  今朝8時前にHさんからカフェに電話が入った。

「家の前をうろついているわんこを保護したのですが、どうすればいいでしょう?」
それが第一報だった。

「この段階では2つの方法があります。ひとつはそのまま解放すること。自分で帰るかもしれない犬を拘束して結果的に処分される手助けすることになるかもしれませんからね。でも事故に遭った姿を見て後悔する可能性もあります。もうひとつは覚悟を決めて保護し、近くの交番と動物管理センターに連絡することです』

Hさんは保護して交番へわんこを届けるという選択をされたようだ。

メールで保護犬の情報と写真を送ってもらった私は、Kにカフェのホームページ(Kの部屋)に書き込むよう頼む一方、保護地域に在住のカフェの常連さんに情報を電話で流し協力を求めた。

1時間ほどで、反応は驚くところから入った。
カフェのHPを見た方から「実は旭川なんですけど、こちらの管理センターのHPで良く似たわんこを探している方がいますよ」ということだった。

管理センターのHPをのぞいてみると確かに良く似ている。
旭川と札幌は130キロも離れているが、その犬は昨年の5月にいなくなったということだから、あり得ない話ではない。
すぐに私は旭川の管理センターに事情を説明し、保護している札幌の警察署と旭川の飼い主の間で“犬定確認”をしてもらった。

結果は“不一致”ということだった。

『長引くかな』と心配して間もなく、カフェの常連さんから連絡を受けたという方から電話が入った。
「その犬はたぶんジャック君やわ。逃亡の常連で今朝から飼い主さんが探してはって、いま、確認に行ってはりますわ」
関西弁が心地よく私の耳に響いた。

「そうなんですか。ちなみにそのわんこ、普段から逃亡した後は自分で自宅に帰ってくるんですか?」と私は尋ねた。
「いいえ、外飼いのわんこなんやけど去年旭川から引っ越してきたばっかりやから、帰り方分からへんのと違うやろかって飼い主さん言うてはりましたわ」

もしかして旭川のあのわんこと、なんかの繋がりがあるんでっしゃろか?

ともあれ、こんな感じで逃亡犬/保護犬はアドベンチャーを満喫したようです。
『次が無事だとは思うなよ!』とジャック君と飼い主には警告しておきましょう。
 

わんことの暮らしは自然相手ではない 2014年01月18日(土)

  ありがたいことにカフェ周辺のこの冬の降雪量は少ない。
このところ最低気温がー10度を下回っているけど、大雪さえ降らなければ暮らし易さにはたいして困らない。

この冬、大雪は2回で、ドカ雪はまだない、っていうのが心配の種というところです。
『いつか降るいつか降る』っていう覚悟が北国の人間らしさを表しているようで面白い。

冬を知り尽くしているから自然を相手に受け入れるしかない覚悟がある。

で、犬に対してまでも“自然”のように受け入れる飼い主さんが多いけど、それはちと違いますよ、ということを今夜は書いておこう。

・エサの食器を触ると唸るんです。
そんなことは昔からよく聞くことでしょ。だから仔犬の時から手で食器を押さえて、人がそばにいて食器を触っていてもそれが普通だと慣れさせる配慮が必要なのです。

・散歩を嫌ったり、怖がったり、逆に興奮しすぎて大変なんです。
ペットショップで生後3か月の仔犬を買ったとしましょう。人間年齢でいえば就学前の児童ですよ。
それまでケージに入れられたわんこにとって、どんな反応ができるか想像してください。
『可愛そうに』といたわることも大事でしょうが『一刻も早くこれから生きていく社会になじませる』姿勢が求められるのです。何故なら彼らは1年で成人するのですから。

わんことの暮らしは自然が相手ではない。
自然のようにに“その先”を予想することは同じであっても、受け入れるか否かは我々飼い主の意思でどのようにも変えることができるのですから。

雪は降る=例えばイヌは吠える
いつかドカ雪が来る=例えば咬むかも知れない

自然を相手にする私たちは謙虚でなければならないし、備えを構築しなければならないけれど、わんこをその範疇に入れるのは筋違いですよ。

ただ、自然を相手にするようにわんことの生活で起こり得ることを想定することは大切です。

最初の1年は楽しいことよりも将来的にヤバイと感じることをネガティブに考え、育てる覚悟が必要だともいえる。

未然に防ぐ解決策の道具箱に引き出しを私はたくさん持っている。

わんことの暮らしは自然相手ではなく、努力と知識・経験次第で想定される問題を根本から排除することができる。

原発の会社も同じような屁理屈に乗っかってるのが悔しいですけど、一度の過ち位はわんこ育てに影響しないという大きな差があります。
 


- Web Diary ver 1.26 -