From the North Country

吠えるわんこのエネルギーを知ってますか? 2013年10月11日(金)

  散歩中に吠えてしまうわんこの飼い主さん。

今夜は、その時のわんこが出してるエネルギーの強さを体験する方法をお教えしましょう。

わんこにはハーネス(胴輪)ではなく、首輪とリードをつけておいてください。(理由は省略)

あらかじめ練習しておいて欲しいことがあります。
吠えた時にリードでショックを与えるのですが、そのやり方です。
※綱引きの要領ではない
※リードをブレーキのように抑えるのでもない
ということをまず肝に銘じてください。

そのうえで
※食器が乗ったテーブルクロスを一気に引いて、食器はそのまま、というあの感覚
※手に鎌を持って、草をスパンと刈る時のあの感覚
※バレーボールで強烈なスパイクをする時のあの感覚
をイメージしてください。

そしてここが重要なのですが、『ダメ!』とか『こら、ポチ!』だとか声を出す癖のある方は、絶対に声が出ないように口にチャックをきつくきつくしてください。(理由は省略)

つまりは引っ張りではなく、スナップを利かせるという技術です。
引っ張りはリードが張ったままですが、スナップの場合は直後に緩んでいるはずです。

さて、体験してください。
1.散歩に出ましょう。
2.いつもは吠える対象が来たら道を曲がっていた方は、できるだけ吠える相手が次から次へと来るコースを積極的に選びましょう。
3.わんこが吠えたら例のショックをランダムに立て続けにやってみましょう。
4.最初は変化がない
5.さらに強いショック(決して声を出さない)変化がない
6.『え!?もっと強く?』そうです。
7.吠えるのをやめた。いえ、さらにショックが必要です。

この体験にショックを受けるかも知れないけど、わんこが吠える時のエネルギーを知るにはさらなるショックが必要です。

わんこが吠えるのをやめても相手をフォーカスしていたら、さらに強いショックをかけてください。
いつまで?
他犬へのフォーカスを止め、あなたを振り返り、『どういうつもり?』という目であなたを見るまでです。

その時までに、あなたの心臓はバクバクしていることでしょう。
息が上がっているかもしれません。
『こんなにまでしてうちの子大丈夫なのか?』と罪悪感を持たれることでしょう。

でも、本当に自分が辛い目に遭っている時に、相手に吠え続ける余裕を見せることができるのは人間だけです。
犬にはできません。

わんこがあなたの目を見た時には声をかけてください。
『静かに!』でも『そう、偉いぞ』でも構いません。

ともあれ、想像以上のすごいエネルギーを持ってわんこが吠えていたことを体験できると思います。
犬種の大小には関係ないことを付け加えておきましょう。

これは決して正しいわんこの育て方を表現しているのではありません。
正しい育て方をされたわんこは言えば分りますから。

そうじゃなく育ったわんこが、散歩中に吠えまくる時のエネルギーを体験してもらうひとつのプログラムなのです。

吠えつかれていい思いをする他人などいません。
つまりあなたのわんこが他人にどれだけの不愉快さを与えているかを、あなたに体験していただくプログラムでもあります。
『ダメよ、○○ちゃん』で誤魔化せない現実を突き付けているのであります。

万が一の時には、飼い主に多大な賠償責任が請求される時代です。
わんこの命が私たちに委ねられているのです。

『エライね、可愛いね』の裏付けをもうちょっと意識しようではありませんか。
 

科学だけじゃなくて・・・ 2013年10月07日(月)

  この欄『北の国から』を立ち上げて10年近く経った。
当初は連日のように更新し、数年前までかなりの頻度で書いていたが、このところ滞ることが多い。

最近カフェでは、問題犬をとっちめて大岡裁きをする、いわゆる『長崎劇場』を目にすることが極端に減ったと思われるようだ。

『長崎も年を取って丸くなったな』との陰口には一理あろう。
だが、この欄の更新が少なくなったのも『長崎劇場』が減ったのも、その状況が減ったからに他ならない。
それだけカフェのわんこと飼い主さんがドッグカフェナガサキを受け入れ、私のわがままな理屈を認めて、わんことの暮らしに変化を実現して下さったからだと感謝している。

カフェに真の伝統が定着したと私は思っている。
私がいなくてもカフェのお客様が新規の方を受け入れ、増殖させてくれる循環ができており、時折私が仰々しく理屈をこね、実践すればすべてが丸く収まる。

で、今夜は最近の社会の情勢というか感想2題について書く。

1.最近のわんこ関連の新刊や月刊誌。
数年前まではわんこのしつけや問題行動の解決に『餌付け』中心による方法ばかり書いていたけど、このところ根源に目を向け『まずはオス犬の場合去勢しましょう』なんてことが書かれている。
そんなことは20年以上も前からはっきりしており、私が『家庭犬として暮らす前提条件』としてずっと訴え続けていたことだ。

それなのに今の月刊誌は去勢で『病気を未然に防ぐことができます』とか『望まぬ妊娠を防ぐために』云々と書くだけで本質が分かっていないらしい。
家庭犬として暮らすなら、オス犬の本能的欲求の根源を除去するのがスタートラインであるのに。

さらに大切なのが生後5か月から8か月までの去勢時期なのだが、この時期までも含めた重要な情報を雑誌が提供するにはあと5年もかかるのだろうな。
常識になるにはさらに10年?

社会がわんこと真っ当に暮らす道のりは長いようですね。

2.『いわゆる動物行動学的』な知見に基づいて訓練を受けたわんこのリハビリに私はとても苦労している。

この意味が分かりますか?
訓練を担当した一部の良心的専門家には分かりますよね。
訓練を依頼して、戻ってきたわんこと暮らす一部の良心的飼い主も感じていませんか?

これって『わんこじゃない!』『いい子だけど楽しくない!』
魂を抜かれた生体ロボットの影を感じる。

スキナーボックスみたいにオペラントの動物行動心理学をかじっただけの人間は、わんこが科学的な行動を示すことに感動を覚え、しつけや訓練にそのまま応用して満足を得ているかもしれないが、実態は奥深いのだ。

猿の惑星で調教されているあなた(ヒト)をまずは最低限想像してみるべきだろう。
食糧欲しさ・鞭から逃れる状況に反応するあなたを。

ノーリードにした時、自らあるいは他から食糧・快・自由を得られる状況の中で、あなたが育てたわんこ/あなたが訓練したわんこは、穏やかな気持ちであなたに寄り添っていますか?

そもそもシンキングアニマル(考える動物)と暮らすということをあなたはどう考えているのですか?

私たちは基本、生理学的に、とっても科学的に動物行動学的に、そして信じられないくらい人間的に相棒を養い、同居しております。
わんこと暮らすのは自分の暮らし方生き方の『一つの形』なのだと思います。
 

ファイターズパスタ10年目 2013年10月01日(火)

  今日から10月。
カフェの10月のパスタは、なんと『日本ハムファイターズ応援パスタ』が10年連続を達成しました!

例年なら10月はファイターズの優勝争いで盛り上がるのですが、パリーグには他にも地元に密着した5球団がありますので、毎年優勝というのも失礼になります。
だからといって確率6分の1で6年待つのもちょっとね。
まあ私の場合、阪神タイガースで21年辛抱強く待った末の『大感激』を経験しているから、それも悪くはないなと思えますが、なんせ残りの寿命が許してはくれないので、3〜4年に1度優勝してくれればありがたいですね。
これからも応援を継続していきましょう。

さて、応援の継続と言えばカフェでは介助犬の『ファーガス基金』です。
9月分のご報告をさせていただきます。

9月19日;川○千○様より入金3,000円
10月1日;受取利子30円
10月1日;カフェ募金11,028円(内お札8,000円)
      
10月1日までの中計:536,533円
目標額まであと:963,467円

先日、ファーガスのシャンプーがあり使用者のNさんが来店してくれました。
「今年は一度も吐くこともなく、本当に健康に活躍してくれています。」と喜んでおられました。

ただ、「先日のショッピングセンターでは、はしゃぐ子供がファーガスのしっぽを引っ張り遊びし、私もファーガスも困っているのに母親は注意もしません。しばらくして駐車場に戻ると私の隣の障害者用のスペースにその母親が停めた車に荷物と子供を積み込んでいました。」と嘆いておられた。

「ひょっとしたら、あのお母さんだって外見からは分からない障害者だったのかもしれないけど、もうちょっと意識して欲しかった」とNさんは感じたそうだ。

ファイターズと同時にカフェが応援するファーガスとNさん。
ファーガスの仕事に優勝とかの順位争いはないけど、日々の暮らしでエラーすることなく堅実に仕事をしてもらいたい。
突発的な出来事でホームランのような対応もあるのだろうけど、それはNさんとファーガスの関係においての秘密の宝物で、時々そんな話を聞かせてもらえるとうれしい。

ともあれNさんにはファーガスの立派な監督・管理者になっていただき、我々は応援を喜びとし継続したい。

私たちに優勝の喜びがあるとすれば目標額に達するまで頑張れた時かな。
 

力のかあちゃんの力 2013年09月28日(土)

  気さくで明るいいい母ちゃんだった。
外で小鳥を何十羽も飼い、部屋では猫や犬も飼っていた。
事故で失明した力を愛し、再婚し支えてくれた。

4〜5年前「母ちゃんがガンになっちまった。」泣きながら力が電話をよこした。
それから毎月のように「いいおっかあなんだよな」と力は電話の向こうで咽び泣くことが多かった。

力は7年前に老人施設での職を得て、盲導犬と通勤し、職場では人気のマッサージ師になっていた。

「秋田の病院から見放された。もう、できることは何もないってよ」
先月の電話で力は力なく話し、迷っているようだった。

「御殿場の娘夫婦が来いって言ってくれてんだ。教会の施設でおっかあを看てくれるって。」
力は職場を辞め、最後の最後まで母ちゃんの傍にいる道を選んだ。

御殿場に着いて4日目の朝、母ちゃんは息を引き取った。
知らせる力の声は意外と落ち着いていた。
静かな最期で約束どおり傍に居られたことがそうさせたのかも知れないし、最愛の母ちゃんを失い職も無くし見知らぬ土地に居る不安が気力をなくさせたのかもしれなかった。

「こっちで火葬した後、秋田の教会で葬儀をすることにした。どうなるかわかんねぇけど、俺、秋田に帰る」

葬儀の翌日電話があった。
「母ちゃん、みんなから慕われてたんだなあ。つくづくそう感じた。」そして声が少し明るくなってきた。
「遺族代表の挨拶で俺が言おうと思ってたこと全〜部神父さんが先に言っちまったんだよ。慌てたな。でもよぉ、俺言ったんだ。あの世に行ったとき俺の目が見えてるかどうかわかんねぇけど、母ちゃんば探し続けるって」

ウルッとなってしまった私に力は続けた。
「あのよぉ、葬儀に参列してくれた前の職場のナンバー2の人がよぉ、『力さん職場に戻ってきてくんねぇか?あんたがいねぇとどうもいかん』って言ってくれたんだ」

電話の後、その内容をKに話し始めた途端、私は大泣きし涙がしばらく止まらなくなった。
 

原風景を感じれたらいい 2013年09月26日(木)

  いつの間にか長袖を羽織り、閉店後の散歩の途中で暗くなり、お休み前の東の夜空にオリオンが輝く季節になっている。

今年のカフェ周辺の夏を総括すれば、6月から7月は晴れの過ごしやすい季節が流れ、本番の夏は気温こそ30度前後で猛暑とはならずに済んだが、湿気の多い日が増え、何より1日の中で“晴・豪雨・雷・晴”と過去になく翻弄される日が多かった。
ただ、夕方からは涼しくなり寝苦しさとは無縁の昔懐かしい北海道だったように思う。

そして今日の雨が季節をスッキリ秋へと切り替えたように感じられ、今年の初夏のように長く続く穏やかな秋であれと願う。

そんな願いに合わせて今夜は穏やかなことを書きたかったが、目をつぶれない現状ばかりが目と耳に入る。

わんこと室内で暮らす文化が根付き始めて20年ほどになる。
思えば30年ほど前からそんな生活をされてる方はおしゃれだった。
そう感じていたのは北海道など地方で暮らしている方々に対してに多く、都会の有名人がステータスとして飼うわんことの違いは明らかにあった。

だが今、一般の方のわんことの暮らしは当時の“都会の有名人”の飼い方とダブってしまう。
『わんこを綺麗にし・着飾り・満足を与え・可愛がる素振り』ばかりが目につく。

自然や地域を散策し、庭木を手入れし、街並みを歩くその足元に語り合える愛犬がいる、という私の原風景とは明らかに違ってしまった。

『動物愛護の催し』なんていうのがあるが、そこに集まる飼い主の中には、平気で糞便を放置する者もいれば、『ほれ、お友達よ。挨拶しようね』と見知らぬわんこに近づけようとする無礼千万・無知天然の飼い主が幅を利かせている。
主催者は“飼い主のマナー”のしおりを配っているが、全く伝わっていないどころか、主催者自身その意味を理解していないことが多く、現場で注意することすらなく、飼い主は益々その横柄振りを『動物愛護』と誤解したまま刷り込まれていく。

その結果が、『こういう場所で吠えるのは当たり前』『それを受け入れてでの催しでしょ』となり、さらに現実社会での『わんこお断り』に繋がっている。

ドッグカフェをそんな飼い主たちの憩いの場として経営している方も少なくはない。

ちと、違ってはいませんか?

社会から断絶されたわんこと愛犬家のシェルターを広げたいのでしょうか?
気持ちは分かりますが、そっちが先行してどうしたいのですか?

大規模な組織自体に『犬と社会とのかかわり』の原則が理解されておらず、『叱らないしつけ』とか『動物行動学に基づいた…』との凝り固まった主権争いが繰り広げられている時代である。

そんなややこしいことに左右されることなく、愛情を持って育て日々接し、知らないことを教える時には優しい言葉(誘導)とおやつを使ってなじませ、許せないことにはバカヤローと鉄拳を振るい、同じバカヤローにもニュアンスが違う甘いことを経験させ、互いの性格と感性に寄り添って生きていけたらいい。
時々のマナーを感じ取りながらね。
 

愛犬の逝きよう 2013年09月16日(月)

  先日、これからの介護療養生活に意欲を持って取り組もうと愛犬アリー(GR)を伴ってM夫妻が来店された。
急性期の血液の病気だったアリーは『どこが病気なの?』というくらい元気だった。

12日に訃報を聞き、『やっぱり、そうか』と、我が家の初代看板犬スーの逝き様と重なった。
スーも同じ病気で、閉店後お客様を見送りし、カフェに戻ってすぐに倒れ、Kの腕の中で息を引き取った。

これからさらに思い出作りと後悔のない時を過ごそうと考えていた矢先の死だった。
M夫妻の心情も重なったことだろう。

そして昨夕、「ハグが死にました」という新たな電話が入った。
明日(火)から3泊の予定で、お泊りとトリミングを受けていたお泊り常連の健康(に見えていた)12歳のボーダーだった。

電話の声で『今しがた』の出来事であることが分かった。
ご夫婦とハグの3人で散歩中、自宅そばの歩道で突然ハグが倒れ痙攣したかと思うまもなく、そのまま息を引き取ったという。

驚き動揺する私に、今後の手配の相談をされる声が痛ましく気の毒でしかたなかった。

でも、お泊り中にそうなってしまったら、私とKが戸惑ってしまうし、お父さんお母さんがどんなに悲しみ・悔やむか分からない。
だから・・・
犬ってそういう感覚を持っているように思う。
盲導犬時代を含め、過去に何度もそんな経験をしているから。

アリーとハグ。君たちの事も忘れないよ。
どうぞ安らかに。
 

今夜は一言だけ 2013年09月13日(金)

  北海道にはアウトドアや流行のガーデンなど見所がどんどん増えて、休日の私とKは『行ってみたい!』とわくわくする。

でも、現地に行ってみると『わんこお断り』の看板が当たり前のように増えている。

ええ加減にせえよ!
そう思うのは受け入れ側に対してではなく、訪問者の自称“愛犬家”に対してである。

せっかくのガーデンで好き放題に放尿したら草木は枯れるべ!
楽しんでる人に吠えたてたら一瞬にして興醒めだべ!
前から来る犬に吠えるようなわんこをわざわざこんな所に連れて来るなよ!

休日を利用して短い旅に出るたび、肩身が狭くなる実情を目の当たりにする。

定休日を利用した2日間、上富良野のペンションはとてもくつろげたし、四季彩の丘もこの時期の美しさがあった。

受け入れ側に追いついていない、飼い主とわんこの関係を今夜は強く指摘しておこう。
 

ファーガス基金2013年8月 2013年09月06日(金)

  '12年9月20日開設:目標額150万円

【入金報告】
9月6日カフェ募金:16,946円(内お札は14,000円)
      
9月6日までの中計:522,475円
目標額まであと:977,525円

ほぼ1年で目標額の3分の1を達成することができました。
長い道のりですが、これからもご支援よろしくお願いいたします。

ファーガスの主治医のI先生が言ってました。「ファーガスもそうだけど、Nさん(使用者)1年前と比べたらすっごく明るくなりましたよね」って。
皆さんのおかげです。

振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962
名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。
なお、この基金について詳しいことをご存じない方は、このページ上部にある『タイトル一覧』をクリックし’12年9月20日・29日付のこの欄をご覧のうえご支援くだされば嬉しく思います。

ファーガス基金を管理している通帳はカフェにありますので、いつでも開示いたします。
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臨時休業の2日間、ご案内不足のためご来店された皆様にお詫び申し上げます。

さて、4連休にあったこと。
1.洞爺湖でルアー(釣り)の投げ方を練習しました。
ルアーを忘れてきたのでKから55円を借りて、穴に道糸を結んで竿を振ったら、3回目で55円が湖底に消えてしまいました。
次に家の鍵を結んで練習してたら、次々と3人くらいの方が私と同じようにルアーフィッシングを始めてしまいました。
この場所は遠浅で魚は釣れないポイントなのですが、私は何も言わずに笑いをこらえ、鍵を魚のように操りながら練習を繰り返しました。
おかげさまで1時間ほどでかなり上達しました。

2.ニセコではゆうまり夫妻がバーベキューに招待してご馳走してくれましたが、我が家のテーブルがあってよかった。
わんこがいるのに地べたではマズイだろ。わんことのアウトドア生活の勉強になったかな?
それにしても美味しかった。ご馳走様。

3.温泉にトランプゲーム。
孫を抱えていようが、どう楽しむかは大人の知恵しだい。
孫とわんこがいても、問題なくちゃんと楽しめるのは日頃の鍛錬のたまもの。

4.翌日、噴火湾の豊浦に足を延ばしました。
豊浦駅構内の食堂で昼食。「わんちゃんもどうぞ。こないだも来てくれましたよね。おりこうさんね。」
その後アモは噴火湾で再び泳ぐ。

5.ペンション・プルーミンさんでKの誕生日を祝う。
庭で見つけた四つ葉のクローバーを頂いたのが一番のプレゼントになったかも。

6.3日目は好天のもと、洞爺湖で泳ぎボートに乗るデイキャンプ。
お隣のテントの若夫婦と3歳の子が、初めてのボートを膨らませていたが大苦戦の様子なので、装備を持って手伝ってあげたらお礼にビールを2本もくれた。
お若い夫婦の好意に、ベテランは「ああ、どうも」って、どういうこと?

7.我が家の愛犬アモは大満足、こてこてに疲れ楽しんだ4連休だったことだろう。
帰宅後すぐにKがアモをシャンプーし、二人でドライヤーをかけながら3人で思い出を振り返った。

明日のカフェではニセコと洞爺で仕入れた“食用ほおずき”を前菜でちょこっと提供いたします。食べてみてくだいね。
ビックリしますよ。

これが今回の旅の思い出の味かな。
 

言うことをきくわんこと、きかないわんこ 2013年09月01日(日)

  明後日(3日)から臨時休業がありますのでお間違いなく。

さて、0歳から1歳までの『わんこ育て期間』というのがある。
トイレのしつけに始まり、あま噛みやいたずらをいなしながら飼い主や人間に対する信頼を育み、これから生きていく社会への順化を促すとても重要な1年である。

その時期における飼い主としての知識とテクニックを多くの方は知らずに可愛がってばかりいるが、実は根気と忍耐と寛容それに将来を見越した誘導が求められるのである。

しつけ相談において、どちらかと言えば厳しい対応を私がしているのは、飼い主が『わんこ育て期間』を悠長に過ごし、“子育て失敗”をした結果いい気になってしまってるわんこに“喝!”を入れ、思い上がりを自覚させて身の程を知り、分をわきまえることを促している。

つまり『わんこ育ての時期の接し方』と『失敗した後の対処法』は違うということを申し上げているのだ。

今夜は、『なぜ、わんこはいうことをきかないのか?』という『わんこ育てを失敗した飼い主』にちょっとだけアドバイスしておこう。

ここでいう『いうことをきかない』というのは命令に従わないというのじゃなく、『制御できない』という範疇のことである。
例えば『ダメ!』っていうのに散歩中に吠えるとかの…

答えは明快である。
『ダメ!』ってどういうことか、言葉で従わなければその先があることをわんこに体験させていますか?

口先で『だめ!ダメ!ノー!イケナイ!』って叫んでいるだけじゃないですか?

コントロール・制御というのはそういう時のために、飼い主が身につけなければならない技術なのだ。

群れの一員としてわんこが他犬を排除しようと吠える理由はある。
その気力たるや『ダメ!』の生ぬるい言葉を凌駕していることにまずは気付くべきだろう。
つまりそのエネルギー量をまずは想像し、それを超える飼い主としての『ダメ!』のエネルギーを制御によって放出し“本気度”を示すことで相手は我に返り、真意を探ろうとする。

あなたが本気ならたとえ『わんこ育て』の時期を失したとしても、育て直しは可能です。
相当なエネルギーと反省と強い意志が求められますが…
 

与えるべきを与え、教えるべきを教う 2013年08月27日(火)

  夕方の散歩があまりにも心地よかったので、戻ってからガーデンの温度計を見ると18度だった。
晴・雷・豪雨の日々を繰り返しているうち季節はすっかり秋に変わり始めていたようだ。

夜半になると再び地球が怒り出し、テレビでは頻繁に大雨洪水・雷・竜巻に関する情報が更新されていた。
窓から外を見ると、まるで戦時中の映画を見るように遠くの町が戦火にまみれ時には空襲されてるように夜空を稲妻が数秒ごとに明るく照らし出していた。

「よし、今がチャンスかな」
23時を過ぎた頃、私はわんこのトイレタイムのためKに声をかけた。
まだ小雨が降っていたが、それまでから比べたら外は格段に静かだったから。

初めてのお泊り犬8か月のバーニーズがいたので、Kと私の協力体制は万全だった。

まずは今夕、カフェの閉店後、このどでかいバニちゃんを狭くて急な階段を使って2階の自宅に上らせた。

カフェを始めて10年。
Kと私のわんこを“その気にさせる”意思疎通と呼吸とテクニックは、ユーチューブで一部始終をお見せしたいほどのプロフェッショナルでスマートでパーフェクトなものだった。

その逆の階下へ降りて、夜の排泄を促し、さっさと用事を済ませてまた2階に上がるのが最後の日課である。

バニちゃんは私たちを信じ、補助を受けながら急な階段の上り下りと、小雨の中の排泄をさっさと済ませてくれた。

まさにパーフェクト。
あとは明朝までリビングでぐっすり寝ているだろう。

ところで、このバーニーズに限らず我が家でお預かりするわんこ達は“粗相(室内での排泄)”をすることなどまず最近は記憶にない。

トイレのしつけのことでカフェに相談に来られる飼い主さんは多いのにと不思議に思う。

わんこと暮らすうえで最低限のさらに最低の『トイレのしつけ』のことについてくらいのことはちゃんと把握しておいてくださいね。

この欄で何度も言ったけど、トイレのしつけというのは、わんこが勝手にペットシートではみ出さずに排泄するというのじゃなくて、飼い主が『そろそろシッコ(ウンチ)だよ。シーシー/ベンベン、そうそうこの辺でしなさい。はい、いい子だったね』というものなのだ。

日本国中の犬の業界の人間ですら、こんな当たり前を8割の人が理解していないのが現状ですが、私のカフェのお客様は9割方が常識どころか何も考えずにトイレタイムが生活に含まれています。
だって、わんこと暮らしてるんですから、わんこが我慢しないうちに促し、それなりの場所で用を足すトイレタイムは当たり前ですよね。

わんこにしてみれば『そんなに頻繁に言わなくてもいいのに。でもまあ、気分転換にもなるからシッコだけでもしておくか』ということになるのです。

室内での粗相なんていうのはわんこにとっての屈辱であり、観察力と想像力・理解力・知識力・責任力のない飼い主への警告だと受け止めて良い。

無垢なわんこたちに成り代わって申し上げた次第でございます。

もう夜中の1時半。
シッコして寝ようっと。
 


- Web Diary ver 1.26 -