From the North Country

人を見る 2014年10月20日(月)

  「ちょっとおいで」
私が呼ぶとわんこがやってくる。

「これっ!」
私が注意するとわんこは振る舞いをただす。

「あらっ!えらいねぇー」
私が感動するとニマーっとほくそえんで尾を振る。

飼い主の指示を無視し、吠え続けるわんこに私が制御を行うと、反抗もせず叱られることを受け入れ、じっと許しを請うわんこの姿を見るにつけ、“ぐぅっとくる”。

だが、人はそれを『人を見てんだねぇ』の一言で片づけることがある。

『人を見る』というのが、北海道特有の言い回しなのか全国共通の認識のひとつなのかは分からないけど、長いものには巻かれろ的な、あきらめ・ずるさ・巧みさを含んだ意味合いとなる場合がある。辞書にはない。

わんことの暮らしは、ホイッスルと手の合図でジャンプしたりヒレを手のようにして拍手する動物の“調教”とは違い、生活全般と社会との関わりを総合的に育む“教育”であると思う。

『人を見て』わんこは育つ。
ある意味で人の子供よりも純粋に育つと思う。
むろんその人の性別・外見や肩書および社会的背景に関係はない。

ごめんなさい。
もう少し話を展開したかったけど、久々の深酒でこれ以上頭が回らない。
最後に、おこがましいのは重々承知のうえで一言。

わんこに『見られる』飼い主、否、せめて『見られてもいい』飼い主になりませんか。
 

百薬の長とうまくつきあう 2014年10月16日(木)

  先週3連休の前夜、下腹部の痛みで夜中3時頃に目が覚めた。
嫌な予感と寒気がして体温を測ると36.9度。
普段ならその時間帯は35度台である。

症状と過去の経験からして持病の憩室炎と察した私は薬箱を開け、以前(1年半前)にもらった薬の残りを探し当てた。
3日と1回分を一昨年に工面しながら残しておいたことに内心感謝した。

「最低5日分は欲しかったなぁ」と思ったけど、3連休だし「これで乗り切るしかない」と決めた。

思えば人間ってそんなもんですよね。
例えば獣医さんだって自分に処方された薬と安静を忘れても、物言えぬ入院中の患畜の治療と処方に夢中になったり…と。
人間らしさってそんなとこに出ちゃいますね。

で、私の場合37度を超えたら5日間入院して、絶食と抗生剤の点滴と言われ続けてますから、36.9度というのはある意味生命線でもあった。

だから頑張りました。
3日と1回分の薬の効用を最大限に引き出すため4日間の断酒を実践したのであります。
これは入院中でもやらなかったこと。
入院中はヒマだからこっそり飲んでましたからね。

でも意外と思われるかも知れないが私にすれば予想通り、禁断症状もなく平気な4日間だった。
親から受け継いだ私の遺伝子はアル中にはならない、と死んだ親父の生前を思い浮かべて密かに思っていたから。

この際、酒をきっぱりとやめてもよかった。

でもね、そうなるとこの欄は何日も書けなくなるし、Kとの会話にバカ話を織り込めなくなるんだよな。

憩室炎は無事に影を潜めてくれたようだ。
4日ぶりの焼酎も私の身体は穏やかに『ウェルカム』と迎えてくれている。

心配なのは次の時の“予備の薬”がなくなってしまったこと。
人生って次から次に『心配事』が起きるものですね。
 

金時6か月。中心気圧970hpで発達中 2014年10月06日(月)

  先週末でゴールデン金時が生後6か月となった。

体重20キロ、筋肉レディの“筋時”と字を改めた方がよい体型であることに変わりはないが、その内面は体型以上に順調に生育している。

気が付けばいつのまにか、そばにいてもこちらが疲れることが減ってきた。
これはトイレの回数が減ったのと、仮に催した場合でも教えてくれるから。
それに目を離せば何をするか分からないという状況から解放されたからだと思う。

それだけしつけが進み、金時も自然界と人間社会での営みを知り、その中での振る舞いを身につけたからともいえる。

観察し、相手を知り、行動を起こし、その過程と結果をまた観察し、自らの行動に反映させる。
そのルーティンができたようだ。

これまでの育てで私が一番気に入ってるのは、安易な欲求や要求で声を出さないことを金時が自覚していることかもしれない。
自分が繋がれ、他犬がボール投げなどで遊んでいる姿を見ると、成犬でも自制することなく吠えてしまうわんこが多い。
金時にもその欲求は当然あるが、声を出すことなくじっと観察し、自分の時間が与えられるのを待ち、時に目をそらして気分転換をしている。
それはとりもなおさず『自分には与えられるべきものが与えられている』という生活感と信頼であろうと思う。

夜中に予定外の便意を催した時に可愛い声を出して教えるそうだが、まともな声を私はまだ聞いていない。

ノーリードでの遊びや歩行は普通にできているので、もうしばらくこの状態を固定しながら、突然の誘惑(例えば猫が飛び出してくる)とかを想定してマテの強化の準備に入りたいと思っている。

生後6か月といえば小学5〜6年生くらいだろうか。
そろそろもう少し広い社会を見せ始めなければならない。
でもカフェ周辺は静かな住宅だし、ここは飼い主さんに頑張ってもらって、いろんな場所へ連れて行ってもらうしかない。
大通り公園のオータムフェスタは先月で終わったけど、まあ小学生の修学旅行程度の刺激は十分にあると思う。

カフェに来た時の猪突猛進ぶりは、片目をつぶってそれなりの制御かな。
小学6年、次は中学・高校とややこしい時期が待っている。
しかもそれはわんこの場合、1カ月単位での成長としてやってくるのだ。

わんこは1年で人間の0歳から17歳までを駆け抜ける。
だから最初の1年に全力投球している。

生後2か月で迎え入れ、その日から観察と楽しい低刺激の生活を始めた。
『ワクチンが終わるまで外に出さないように』なんていうのは“生体飼育”という観点からのアドバイス。
私たちがすすめているのは子育てと同じ“暮らし易い家庭犬育て”で、その違いを飼い主さんに知らしめていないのは行政の大きな罪だと私は思っている。

余談になりますが、家庭犬としての仔犬を迎え入れ、かかりつけの獣医さんを選ぶときにとっても大切で絶対的に必要な質問をお教えしましょう。
1.「先生、散歩に連れ出してもいいんですよね?」
2.「先生、オス犬って去勢するんですか?」

1.最後のワクチンが終わるまではダメという獣医さんはダメ。
外に出すうえでの危険性と注意事項を説明したうえで、外出のメリットを話し、それを奨励してくれる獣医さんはエクセレント!
2.去勢に無関心だったり、1歳過ぎてから…なんていう獣医さんは結構多いけど、さりげなく遠慮しましょう。
一方「家庭犬として飼うなら、5〜8か月の頃に考えてみてはどうですか」とその理由を説明してくれる獣医さんは結構いいかも!

つまりは、生体飼育と家庭犬育ての違いを理解しているか否かということです。

なんか久しぶりに泥酔しつつ書き終えた。
いつもはここにたどり着く前に気を失うんだよなぁ。
 

静音自動車の恐怖 2014年10月03日(金)

  明日から北海道日本ハムファイターズ応援パスタが始まります。

稲葉選手・金子選手が引退することになりましたが、それでもクライマックスシリーズに残りました。
シーズンを通じて3位のチームが日本シリーズを目指すなんて『変な制度』と思うこともありますが、今年のファイターズにはその資格があるように思えます。
だって、後半になってけが人が復帰し、ようやくチームとして闘ったうえで勝ち取った3位ですからね。

何と言っても10月恒例『ファイターズパスタ』がシラケるどころか熱を帯びますからね。
来週末からは盛り上がるぞー!

さて、9月分のファーガス募金を基金に入金してきました。
カフェ募金;16,342円(内お札は14,000円)もありました。
和歌山のゆきちゃんから1万円の振り込みがありました。ありがとうね。
受取利息が70円ありましたが、税金で13円、ボランティア寄付金の出費が11円あり、実質的に46円でした。

で、平成24年9月20日に150万円を目標に開設したファーガス基金には先月末までに82万7998円のご芳志がありました。
目標金額まで残りは67万2002円です。

頑張りますので、これからもご協力をお願い申し上げます。
特にカフェから遠く離れた皆様は、口座へのお振り込みでよろしくお願いいたします。
振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962
名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。
また、ファーガス基金の通帳はカフェにありますのでいつでも開示いたしております。

先月、新潟県で盲導犬使用者が車にはねられ、盲導犬が死に使用者が意識不明とのニュースが流れました。
札幌出身の盲導犬とききました。
夜11時半頃にいったい何が起きたのでしょうか?

私が盲導犬の指導者を引退して12年です。

視覚障碍者は耳で車のエンジン音を聞いて道路の横断が安全かを判断し盲導犬に命令します。
盲導犬はその命令が正しいかを目で確認し、指示に従うか否かを判断します。

エンジン音を出さない電気自動車が普及し始めた頃、私は盲導犬に何をどう教えるべきか困惑しました。
基本的に『人を信頼すること』と『人の命令を信頼するな』とが現実の中で混在し始めたのです。

『交通訓練』といって、わざと横断が危険な時に歩き始めるよう命令し、それに従わないように盲導犬には訓練をしてある。
当時は、エンジン音が出て危険な状況だったことを、訓練犬に教えることができたが、今は知らぬ間に静かに走る車が立ちふさがる。

新潟で何が起こったかは知らない。

だから辛いのだ。
 

わんことの散歩は楽しむものです、よね 2014年09月29日(月)

  夕焼けのウロコ雲が西では赤く染まり東では黒っぽい。
まるで緋鯉と真鯉の饗宴のように、しばらく楽しませてくれたのち日が暮れた。
毎日毎日夕暮れ時が楽しみな今年の秋だ。

カフェの営業が終わってから我が家の愛犬アモとの散歩では、帰宅時にはすでに暗くなってしまうので、今どきはヒマな時間を見計らって明るいうちに散歩に出かけている。

すると一般的な“わんこの散歩時間”と重なり、いろんなわんこ達と出会う。
その人間模様が面白い。
・「ごめんなさい、ごめんなさい」と頭を下げながら吠え続けるわんこと歩く飼い主
・こちらの犬を見た途端、踵を返したり、横道にそれてしまう飼い主
・出会うわんこがいれば無頓着に接近させて、挨拶をさせようとチャレンジする能天気な飼い主
・最悪なのが、自分のイヌが吠えたててるのに何事もないように歩き、あるいは同行者と会話を交わしている飼い主
・ちょっといいのが、飼い主同士がチラッと目を合わせ、お互いのわんこが飼い主の管理下にあることを確認し『いずれ機会があればお近づきになりませんか?』という意思表示が交換できた時・・・かな?

今夜、満天の星が輝いているが明日は雨の予報。
そろそろ夕方の散歩にはウ○チの取り残しが無いよう懐中電灯を持参しましょう。
そして、吠えてしまうわんこの飼い主なら、『吠えることは許さないよ』という飼い主の意識改革で、愛犬が変化する方法があることを知ってください。
 

最近のことを少し 2014年09月24日(水)

  なんやかやと慌ただしかった9月もあと1週。
気象のうえでは突然の大雨とか雷があったものの、気候で見れば丁度良い夏と秋となった。
まもなく豊作となった新米も出回るようだ。

1.Nさんと愛犬なっちゃんが九州へ引っ越しされた。
カフェをやめたら遊びに行きます。お元気で!

2.娘にプレゼントしたサモエドが飼えなくなって、父親に逆戻りし、そっちも飼えなくなった。
簡単に犬が飼えると思うバカで無責任な人間がここにもいた。
知人からその話を聞いたKさんが引き取りを決意し、見ると、クレートの中で糞尿まみれのわんこだった。
シャンプーではどうにもならず全身の毛をカットし、2日後にようやく臭いが消え始め、カフェに相談に来られた。
歩きを教え、社会勉強をさせ、先日去勢手術を行った。
なんだかKさんが気の毒になったものだから、ちょっとしたお手伝いとアドバイスをお伝えしている最中だ。
それにしても見知らぬオヤジに腹が立つ。

3.ゴールデンの金時は筋時と字を改めたほうがよい。
女の子であることを時に忘れるほど逞しい身体となっている。
カフェ周辺の静かな住宅街から、国道や繁華街へと社会勉強を拡大している。
3回目で車内の2列目に大人しく座り、のんびり外を眺めるようになった。

4.我が家の愛犬アモはまだ15段の階段の昇降ができる。
以前は途中で私が待機し、後肢の太もも裏を押して補助していた。
現在は1段目に私が待機し、すぐに補助をしている。
それでも上手に上ってくれるからありがたい。
一緒に駆け上がる私の足取りも、まあ軽やか。ただ息は切れる。

もうしばらく穏やかな時間と秋が続いて欲しい。
 

臨時休業 2014年09月18日(木)

  明後日20日(土)は臨時休業です。

1ヶ月も前からお知らせしていると、かえって忘れちゃいますよね。

でも、お休みですからね。
お間違いなく。
 

30過ぎでも若いと言われる時代の君たちへ 2014年09月14日(日)

  そもそもカフェの厨房はどこの家庭にもあるような“台所”である。
食品衛生上、手洗いの場所が1ヶ所多く求められているだけで設備のうえで他は変わらない。

だってオープン当初は『ドッグカフェだし、食堂と違って日々のお客さんも少ないから、それなりの料理をちゃんと出せればいい』くらいにしか考えていなかったからそれで十分だろうと思っていたし、たまに不便なときもスタッフに頑張ってもらって何とかやってきた。

ところが3年前カフェに娘夫婦が加わり、旦那の雄ちゃんがシェフをやるようになって、カフェの料理は徐々に変わっていった。

手の込んだよりおいしい料理を提供しようという“料理人”の意欲が強いものだから、それはそれで頼もしかったが、いろんなところで“カイゼン”が求められてきた。

・厨房やシンクの下の整理整頓をするための備品の購入
・人の動線を考えたうえでの食器や調理機材の配置転換
・新たな食器や器具、鍋類、食材の購入…

働き盛りの頃、職場で『ここをこうすればいい。こんなことをすればもっとよくなる。』と誰しもが考えているのに、面倒な社内手続きや職場風紀があったりして、ほとんどの人がその思いを飲み込む風潮があったと思う。

だから私は懐広くとらえて雄ちゃんの希望に沿うよう動いたつもりだった。

難しかったのが、ガス台の“カイゼン”だった。
雄ちゃんシェフの希望を叶えるなら、ラーメン屋のような広い厨房と換気設備が必要なことを専門業者から指摘され、雄ちゃんはようやく現状の中での“カイゼン”を受け入れるようになった。

だってね、ドッグカフェナガサキとして営業できるのは私とKの歳からしてどう見積もってもあと数年でしょ。
無駄な投資は避けて、それなりに工夫してうまく回すのも“カイゼン”ですからね。

工夫すればそれなりにできるもので、今回も工事はなく11年使った家庭用のガス台をコンパクトな業務用の物に取り換え昨日から使っています。

「いいっすねェ!最高っす!昨日来たばかりなのに混雑した連休の2日間頑張って働いてくれてます。」
雄ちゃんは喜んでくれた。

明日もそれなりに進化した料理を雄ちゃんは提供するでしょうが、皆様にお願いがあります。

『美味しい!』という評価はありがたいのですが、そこには『ドッグカフェの割には』という定冠詞が普通ありますよね。

いろんなお店の食べ歩きを経験させているつもりですが、こっそりでいいので『あそこの○○を食べてきてごらん』とか、もうちょっと上を体験できるお話を伺えたら嬉しく思います。
もちろん高級食材ではなく『それなり』の食材レベルを使用したお店の話ですよ。

なにせ経験不足なのに興味と上昇志向だけは強い『若者』ですので…ね。
 

地球が本当に怒ってるんですね 2014年09月11日(木)

  定休日を前に気の緩んだ私は、温泉上がりの心地よさもあって深酒をし、ソファでそのまま眠って(気を失って?)しまった。
明け方3時半頃にKが「スマホの緊急速報が鳴りっぱなし!」とやって来てすぐに目を覚ました私は、激しい雨音と雷鳴ですぐに状況を察知した。

外を確認すると雨脚は強いが、特に緊急を要する状況ではなかった。
カフェ周辺はかなりの高台にあり、氾濫するような河川はないし土砂崩れを起こす山も崖もない。
雨に対しては強い地域である。
ただ、雷が何時間も、そう5時間くらいも続く状況は明らかに異常だった。

落雷に備えた準備と心づもりだけはしたものの、アルコールが残っていた私は8時近くまで眠ってしまった。

朝から徐々に晴れ間が広がり、結局この地域では災害もなく穏やかな一日でした。
ご心配くださった皆様大丈夫です。ありがとうございました。

夕方、秋田の盲導犬ユーザー力(ちから)も心配して電話をくれた。
安堵した力が話題を変え話し始めた。

「盲導犬が刺されてよぉ、白い杖をついて歩いてた女の子が蹴られてよぉ、やな世の中だなぁ」
「本当だな、殺伐とした社会になったなぁ」
「実はな、俺も刺されたんだ」
「えっ?」
「腫れて熱が出てよぉ」
「ウソだろ?」
私がマジになりかけた途端、

「蚊にケツを刺されたんだ」と力。
笑い始めた私に追い打ちをかけるように
「これがホントの臀部(デンブ)熱だな」
ちゃんちゃん。
 

金時5か月 2014年09月08日(月)

  ゴールデンの金時がようやく生後5か月を過ぎた。

この3か月、定休日とワクチン接種日以外はカフェに来て様々な経験を積み重ねている。
大方が心配されていたかもしれない“生後2ヶ月というワクチン完了前からの社会参加”であったが、問題なくすくすくと育っている。

スワレやフセなどいわゆる服従訓練は何にも教えてはいないけど、現時点での金時は
・異物を口にしてはいけないことを知っている
・ボールを投げれば喜んでレトリーブし、私の隣で横たわる
・配慮なく他犬に関わることをせず、小型犬ですらちゃんと相手を見て振る舞いを決めている
・私はまだ金時の声を知らない
・人間に対するまなざしには絶対的な信頼を感じる
・とっても仔犬らしい
・カフェの駐車場や近所の公園では、誰もいなければノーリードで過ごしている
・新たな出来事で、金時の振る舞いに問題が出た際にも『あ”!』の一声に反応し次から生かされている
・スワレもフセも教えていないけど、そのような指示が必要なときにはすでに金時は座るか伏せている

まだまだ子供だし、自我が目覚めて周囲に怖さを感じる年齢でもあるから、これからもっともっと社会に慣れさせていかなければならないが、おおむね順調に育っている。
2〜3か月後の思春期/反抗期頃には今よりもしっかりした気持ちを持ってくれたらなと思っている。
そんときはこちらももちょっと上の対応ができる。

ともあれ、金時が何をしても目尻が下がる“今”を長く楽しみたい。

これからわんこを飼おうとする方、まさに飼い始めた方への大切なアドバイスです。
ショップや一部の獣医さんが言う『ワクチンが完了するまで外に出さないで』という忠告は無視してください。
外に出し、これから生きていく社会を経験させるには生後2ヶ月からでも遅いくらいなのです。

うさぎやハムスターという生体を飼育するのではなく、私たちは“暮らし易い家庭犬”を育てようとしているのです。
そのことを忘れてはいけません。
もちろんいくつかの配慮が必要ですので、小欄の過去ログも参考にしてください。
 


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