From the North Country

私にわかるように教えてください 2013年07月18日(木)

  酔い潰れるまでに書いておこうと思った事柄だったが間に合ったかどうか私にもわからない。

札幌中心部では25度を超えているらしいけど、カフェ周辺では肌寒いほどの理想的な北海道の日々を過ごしている。
カワラヒワは何処にでもいる野鳥だけど、あの鈴虫が鳴くような響きと様々に変化する声が大好きだから、バードテーブルにヒマワリの種を今の季節でも置いている。

スズメ達の方が勢力があるのだろうが、カワラヒワ夫婦はスズメの群れに遠慮しながら、絶妙な間合いを取って共存している。

駐車場を囲むようにKが作ったガーデンがある。
シックな彩りがKの好みであり、私もいつの間にかお気に入りの仲間入りをしている。
その一角で、枝豆・インゲン・トマトの栽培をしている私は異質なのだろうが、様々なハーブ類がその緩衝役となってくれているようで、ふたりのガーデンに対する喜びはとてもうまくバランスが取れているように思っている。

で、何を書こうとしていたのかの正気を呼び戻そう。

つまり、
メディアの世論調査では21日の参院選挙で、投票前から『原発再稼働・輸出・推進』の党を支持する国民が圧倒的に多いという結果が出た。

「へー!」と正直驚いた。
3.11を経験してなお、2年4か月しか経ってない日本人の多くが、原発推進の党に投票するんだ?

私は好戦的な反動分子ではない軟弱者だけど、この予想には驚いている。

原発推進に一票を投じる人々がこれほど多いとは思いもしなかった。
『そうじゃない!経済政策への期待だよ』
って言い訳はなしですよ!
まさかあなたは原発推進、ひょっとしたら戦争放棄を放棄する『あの時代の日本人』になっているんじゃないですか?
こうやって書く私は踏み絵を踏んでます。
投票するときに『原発賛成!』へ投票する方もしっかり踏み絵を踏んでおられる。
私たちの一生のことじゃなく、子々孫々に何を伝えるかを残しているんですね。

最新の世論調査による大多数の意見だから、異議を唱える私の考えが偏狭なのでしょう。
でもどうしても、子供や孫たちに『手におえない原発事故と身近な戦争』を伝えたくないのです。

あなたはどう答えますか?
『じいじ、ばあば、お父さん、お母さん、その時あなたは何をしてたの?』という問いに。

『バブルで楽しかったよ。おかげであんたも生まれたし、贅沢できてるでしょ。まあ、原発で生活してる田舎の人は何十万人かひどい目にあってるらしいけど』
 

制御できてこその発展 2013年07月16日(火)

  気象変動が常態化した中、猛暑日や局地的豪雨が横行しているが今年のカフェ周辺はこれまでのところ心地よいと言える夏を過ごしている。
昼間の暑さはカラッとし、夕方からは一枚羽織たくなる理想どおりの北海道と言えよう。
この夏、北海道をツーリングしている方は気候的にはいい思い出を紡いでおられることだろう。
それでもゲリラ的な雷雨があるようだから、ご注意願いたい。

このように日々変わる気象を受け入れながら私たちは生活しているが、なかにはわんこと暮らし始めた結果をまるで天候のように受け入れ、そのわんこに振り回されて日々を過ごしておられる方がおられるようだ。

シャレ(小さな問題)のレベルでは笑えるけど、マジで身近な話になると容認をせず、『バカもん!』と一喝し時には制裁を加えることで人畜共存を果たしてきた“人間力”を忘れてしまったかのように。

雨乞いの真摯な儀式と、『おりこうなわんこになりますように』との思いを一緒にするな!ということである。

わんこのことで困っている飼い主さん。
祈る気持ちはよくわかるけど、自分が変われば相手も変わる、という現実を我が犬に教えられることを是非体感してください。

吠える我が家のわんこにははたはた困っているけど、可愛いんだよね。というはた迷惑な感情を乗り越えていただきたい。

反感を承知でいうなら原発も同じ。
(お金を生む)可愛い原発だけど制御できない、そんなわんこと私はとても暮らせないということ。

私は孫のためにも発信を続ける。
爽やかな北海道のツーリングを彼らにも体験させ、彼らなりの考えが育むことを願うから。
 

支離滅裂 2013年07月12日(金)

  先日、天下のNHKの朝番組で『愛犬のトラブル解消法』を紹介していた。
問題として紹介されたのは
1位、放置ベン
2位、吠え
3位、噛みつき
というものだった。

1位の放置ベンの解消法については共感した私だったが、2位以下の件に関して出演者の犬に対する意識とコメントの幼稚さに驚き、社会を代弁しつつ啓発しているNHKのこの分野でのレベルの低さに唖然とさせられてしまった。
つまり
2位、吠えについて
・散歩中に他犬を見て吠えるわんこの飼い主は、吠える前に方向転換をすることで回避できるだと?
・極め付きは、外出するときに吠え始めるわんこには、外出する時の仕草がばれないようにしたり、ハウスに入れてカバーをかけて見えないようにするのがいいだと?
ゲストの専門家の言葉に同意する出演者に幻滅。
こいつら本当に馬鹿か?とテレビ画面に食い入ってみる私のバカさ加減にあきれ返る。

『こんな時に吠えるからこうする』という、犬を馬鹿にした態度をなぜ人間は改めることができないのだろう?

『犬って状況が理解できるんですね』
『犬って言葉や感情が分かるんですね』って言っておきながら、根底に『イヌ』の意識しかない自分をなぜ恥じないのだろう?

『吠えるんじゃない!』と飼い主が言えばそう受け止める動物なのに、なぜ分からせずに吠え続けさせているのだろう?

吠えたり気ままな行動をするのが犬だと思ってるんでしょうが、その世界とか意識しか知らない人にこれ以上いうつもりはありません。
お互い別の次元で干渉し合わず暮らしましょう。と投げやりになってしまう。

3位の噛みつく犬にいたっては
・そんな犬を生ませたブリーダーに第一義があり
・0歳から1歳までのパピーウォーキングを知らないで、いい加減な育つ環境を与えた飼い主に責任があると思っている。
それなのに、
・目の合わせ方がまずかっただの
・斜めに近づこうだの

普通の犬をまともに育てれば人に噛みつく犬なんてそう簡単には育てられはしないのだ。
パピーウォーキングは盲導犬における用語ではなく、すべての家庭犬に共通する。

一方で、訓練やしつけを行うことが『飼い主の責任』とばかりに「シット!すわれ!」とこれ見よがしに愛犬に指示する飼い主がいる。

あれこそが私にとって最低で気質に合わず鳥肌が立つ瞬間でもあり、そうじゃない今を我が家の愛犬アモと暮らしている。
 

これって里子? 2013年07月02日(火)

  先日「里子を預かっているのですが…」という飼い主さんからの飼育相談があった。
私はてっきり『保護施設から引き取って世話をされているのだな』と、その好意にできるだけ報いようと丁寧にアドバイスをした。
だが、よくよく話を伺うとどうやら事情が違う。

100頭くらい飼育しているブリーダーが、不用になった繁殖犬を払い下げした結果の産物だったのだ。
私はちょっと複雑な気持ちになった。

・用済みになったわんこを、こうやって処分(人の善意につけ込んで引き取らせ)経費の節約をしてるのかな?
・以前なら母体がボロボロになるまで仔犬を生ませ、不用になれば遺棄したり保健所に持ち込んで処分してたけど、最近は保健所(動物管理センター)でのチェックが厳しくなったからこういう仕組みを考えたのかな?

ともあれ、わんこと里親?に責任はないから私はアドバイスを続けた。
・里親さんは『繁殖は考えていない』ということなので、病気予防のためにも避妊手術を勧めた。
・狂犬病ワクチンなど毎年必要なことをお話しした。

すると、勝手に避妊手術をしていいのか契約を確認しないと分からない。
ワクチンのことも聞いてない、という。

「移転登録はされましたか?」と伺っても『何のこと?』という表情である。
そもそも畜犬登録がされていたわんこなのか?
狂犬病ワクチンの接種がこれまでされていたのか?
そんな疑問が湧いてきた。(100頭近くの犬となれば登録やワンクチン代だけでも相当な金額になるから)

法的要件を満たしているかもしれないから断定的にこのブリーダーを批判することはできない。
ただ、
・ブリーダーを生業とするということは、商業ラインに乗らなくなったわんこをこういう形で“解放”するんだ、と勉強した。
・多頭数の飼育だから一般的な病気の集団感染を防ぐために法的にはどうでもいい混合ワクチンは接種しているだろうが、肝心の法律で定められた狂犬病ワクチンと畜犬登録はちゃんと行っているのだろうか?という疑問は生じる。(契約獣医がいれば混合ワクチンの費用は安くできるし)
・不用になったわんこを『里子に出す』という表現には大いなる違和感を感じる。『棄てたり殺すよりいいべ!』という開き直りの声が聞こえてきそうで。

このままこれを里子制度として認めてはいけないと思う。
 

年を重ねている 2013年06月30日(日)

  早いもので新春の『あけおめ』から今年も半年が過ぎた。
今年の初夏は今日に至っても爽やかな日々の連続である。
その節目頃が私の誕生日なのだが、今年の天からの贈り物は『ぎっくり腰』。
本人は果てしなく痛いのですが、迷惑はみなさんやKに降りかかって本当に申し訳ないです。

さて、今では嫌われ物どころか人間性まで卑下される対象となった煙草を吸い始めておおよそ40年になる。
あの頃の映画や刑事物のテレビでは“紫煙”は欠かせない日常を表す光景だった。
それが今では『1本吸うたび5分強、命を縮める』と例えば日本○○保健会が冷静に警告をしている。

それによると私の余命はおやぢの寿命から推計するに、あと8.3年はありそうだ。(おやぢもヘビースモーカーだったから、さらに負荷がありそうだけど)

ともあれこれだけの喫煙者は平均余命より5.7年ほど短いようだが、この年になっても『何歳まで生きた』かより、『どう生きてどう死んだか』の方に興味があるものだ。

で、「来年は還暦で定年です」という私に
「カフェはやめないで」という方もおられれば
「赤い勝負パンツを贈ります」という声も出る。

Kからの申し出は「お気遣いなく。でも頂けるなら赤いコルセットを」
ってどういうことだい!
 

ファーガス基金2013年6月 2013年06月27日(木)

  '12年9月20日開設:目標額150万円

【入金報告】
6月27日カフェ募金:18,737円(内お札は12,000円)
      
6月27日までの中計:486,462円
目標額まであと:1,013,538円

これからもたくさんの方々の月々のご支援をお願い申し上げます。
振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962
名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。
なお、この基金について詳しいことをご存じない方は、このページ上部にある『タイトル一覧』をクリックし’12年9月20日・29日付のこの欄をご覧のうえご支援くだされば嬉しく思います。
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ファーガス基金を管理している通帳はカフェにありますので、いつでも開示いたします。

これまでの傾向として、毎月のように募金されている方によって支えられている割合が高いように思われます。
どうか、初めてご来店の方のカフェ募金と、この欄をお読みの方の遠くからのお振り込みを心よりお願い申し上げます。
宝くじが当たった方からの高額振込なんていうのがあれば一発OKなんですけどね。
あと100万ちょい。何としても達成したいとこれからも頑張りますし、頑張りましょうね。

私なんか時たま数百円しか募金してませんけど、積み重ねの結果を毎月知らされているから自覚だけは大きい。
だから続ける力をもらっています。

ありがとうございます。
 

イヌ、犬? 2013年06月24日(月)

  長いことわんこと深く付き合っていると奇人変人と思われるかもしれないけど、わんこのことがよくわかるようになる。
そのことに今夜はちょっとだけ触れておこう。

誰が何と言ってもわんこは
1.言葉に意味があることを理解する。

@○○ちゃん・車・自転車・わんこ・にゃんこ・ゾウさんの縫いぐるみ…など結びつけさえすればいくらでも名詞を覚える。
A行くよ・立って・寄って・座って・乗って・どいて…などの動的な言葉も完全に理解できる。
Bこら!・えらいね・すごいね・ごめん・よいしょよいしょ…など感情的な表現も理解できる。

2.状況を感じ取り、行動に表せている。

@気ままな散歩かちゃんとした振る舞いが必要な状況かを言われなくても使い分けている。
Aどういう振る舞いが相手にどんな刺激を与えるかを考えることができ、それによって自己の動きを変えることができる。
Bずる賢いわんこの場合、あからさまな悪さではなく、下心を悟られないようにして時期を見計らって悪さをすることができる。

3.情緒的な感情を持つことができる。

@つまづいて転んだ時に、クスッと笑うと恥ずかしがる。
A好意を持つ異性に『アプローチしてみたら』と冷やかすと照れる。
B人が本気で泣いたとき、どうしたもんかと戸惑い寄り添う。

4.人の行動を自らの利益に誘導することが彼らの喜び。
@いつも観察し、こうすればこうなると先を考えている。
A的外れな理解を示す飼い主には、それなりのつきあいしかしない。

これらを総合的に組み合わせて行動しているのがわんこなのだろうと思う。

だけど絶対に見過ごしてはいけない一点がある。

例えば犬の感染症フィラリアは媒介する蚊がいなければ犬には何の影響も与えない。
それと似たようにヒトがいなければイヌはイヌのままでいたことだろう。
イヌは人が関わってこそ犬になったという自覚と責任を持って暮らしたい。
それができないならイヌはイヌとしてつき合うべきである。

中途半端にイヌと暮らし、犬に育てているのにイヌ扱いされる犬を見るのが私には一番つらい。
 

レッスン/お散歩チェックの様子 2013年06月22日(土)

  「お散歩のとき前から来るわんこや人を見て激しく吠えるんです」と小型犬の飼い主さん。
「で、どうするんですか?」と私。
以下、飼い主さんと私のやりとり

「ダメ!ときつく叱るんですが全く効き目が無いんです」
「ダメ!って叱ってわんこが言うこと聞くなら、日本中のわんこは大概いい子になってるはずですよね。そもそも犬は吠えることができる動物ですし、群れの中では特にそういう意識を持つのをご存知ですね。ひょっとしたらあなたの『ダメ!』は一緒になって吠えてるだけかも知れませんね」

「ですよねぇ。じゃあやっぱ、相手が通り過ぎるまでおやつを与え続けて“人やわんこが来た⇒おやつが貰える”というようにして慣れさせればいいんですね」
「わんこが吠えそうになるたび、おやつを与えるんですね? 本当にそれで、犬は相手に慣れると思いますか?いっそのこと相手のわんこがエサをくれた方が慣れやすいでしょ。今後、問題が起こるたびおやつ=エサでご自分の愛犬を誤魔化そうとするんですね?そんなことしててあなたとわんこの心は繋がっていますか?いずれ、おやつの価値より“吠えなきゃ”という気持ちが勝る時が来るとは思いませんか?なんか侘しくありませんか?」

「ですよねぇ。じゃぁやっぱ『ダメ!』ってきつく言いながら口をギュッと押えたり叩いたりした方がいいんですね」
「ええっと…。でも…、そんなことしたら半数以上のわんこには“逆切れする”訓練をしたことになりますよ。」

「もう、わかんない。だから散歩の時、前から人やわんこが来たら、横道に曲がったりUターンする日々が続いているんです。やっぱ訓練に出すべきなんでしょうか?」

『それで、わんことの生活が楽しくなればいいけど、訓練を受けても2週間で元の木阿弥という話を聞きませんか?』と私流のアドバイスが始まる。

吠える犬がいて当然。
引っ張り・飛びつき・拾い食い・ちょろちょろ歩きもあって全然おかしくない。

それらのどれを許しどれを許さないか、どんなわんこに育てるか、すべては飼い主であるあなたに委ねられている。
つまり、変わるのはわんこではなく飼い主の意識と技術というのが私のゆるぎない信念である。

出会う犬たちは個性豊かに様々な振る舞いをする。
特徴的な振る舞いに共通しているのはテンションの上昇である。
私のやり方は好ましい振る舞いのテンションを評価し、好ましくない振る舞いのテンションを下げたうえで『それは止めろ!』と伝えることが基本になっている。

テンションには強度差があるから、コントロール(制御)にもその上を行く強度差が時に求められる。

酔うと小難しい話をする癖があるので、今夜は自重し、これくらいでおしまいとしよう。
 

何が言いたいのか自分でも分からない 2013年06月18日(火)

  「○○カードお持ちですか?」とコンビニ店員の言葉に
「いいえ」と、いつも通り私は答えた。

すると、「絶対持った方がいいって。だってお客さん、うちで頻繁にたくさんお買い上げしてくれてるし…」
これまで丁重に無機質に対応してくれていたコンビニの店員が豹変したように私に声をかけてきた。
確かに酒と関連商品は頻繁に購入している私は驚いた。
『この人私のこと覚えてるんだ!』

「めんどくさいからいいです。」と私は断ったのだが
「何言ってるの!絶対お得なんだから。だって今日のお買い上げだけでもこんなにポイントがつくんですよ!」とその女性店員は譲らない。

お店に勧められるままにポイントカードを持っている女性はたくさんいるんでしょうね。
っていうか『ポイント』と聞いただけで“お得”と反応してるんだろうな。

私はコンビニのカードを1枚持ってるけど、何年かに一回チェックし、結局は期限が切れていくポイントが毎月あることを知るだけで終わっている。

つまりそういうこと。
『カードお持ちですか』と店員に聞かれたら、「はい」と答えてカードを提示するけど、その後に『貯まったポイントを使う』という発想が男(私だけ?)にはあまりなく、ただ消えていくだけのことなのである。
1ポイント溜まったら黙っていても次回の購入時に1円引いてくれるカードがあれば私にはありがたく感じられる。

もう一つ嫌なことがある。
ちっぽけな割引と引き換えに個人情報を提供すること。

だってカードを作った途端、私がいつ何を買ったかが相手に伝わり、回数を重ねると私の好みや酒量まで相手に把握されてしまうことになる。
するといつの日か誰かも知らない会社からダイレクトメールが舞い込む。

それが発展するのが国が導入を決めたマイナンバー制度だ。
アメリカ映画でなじみ深い『社会保障番号』であり、何十年か前に日本で立ち消えとなった『国民総背番号制度』である。

酔いが最高潮に向いているから、うまくまとめられるか自信がなくなった。

今のネット社会だから、マイナンバーなんて100%絶対確実に悪意ある誰かに漏れる。
それは誰だってわかっている。
悪用されるのが自分じゃない確率がずっと高いから、昔のような大反対が起きていないのだろうか?

『当事者にならなきゃ他人事』という国民性を戒めとしておこう。

で、結局私はそのコンビニでカードを作る羽目になった。
だって店員さんがあまりにも熱心で、作らないのは『もったいなさ過ぎる』と切々と説いたから。
「たぶん面倒だからカード提示しないし」と私が言うと
「ちゃんとこちらから声をかけますから」と食い下がる。

私もカフェであんな風にバイタリティーを持って『あなたのわんこは絶対レッスンを受けた方がいいって!』って叫びたい時がある。
でもレッスンするのは私だし、今そんなエネルギーはないから滅多に叫ばないようにしている。

予想通り酔いが回ってまとめきれなくなった。
こんなことを毎晩繰り返し、途中まで書いてはアップしない日々がずっと続いている。

ただ、今夜は未完のままでもその形跡を残したくなった。
 

ダニのことから今の診療を考える 2013年06月10日(月)

  ダニといっても老眼では見えない家ダニじゃなくて、わんこにくっついて吸血するあのダニのこと。
笹薮・草むらに入り込んだ時や、最近では普通に散歩していてもわんこにつくことがある。

一昔前より多くなった気がするが、わんこの管理が行き届いて発見する頻度が高くなっただけなのか?よくわからないことが多い。

我が家(カフェ)では基本
・そういう気配のある山野を駆け回る時には、事前に“舐めても無害”なハーブ系の忌避液(忌避率74%というふれ込みのもの)をスプレーし、さらに帰路の車に乗る前に全身をチェックしている。
・多くの場合、そこで何匹かが見つかるので排除する。
・帰宅後、スリッカーや蚤取櫛などでブラッシングすると、相当ヤバイ場所に行ったときには、そこでさらにダニを数匹発見することがある。
・そうやっていても、数年に1回は見つけにくい場所に食いついたダニがいる。
・そんな時はアルコールを湿らせた綿花を1〜2分ダニにかぶせて酔わせ、市販のダニ取り器具を皮膚深くはさんでくりくり回してダニの頭からはずし、さらに消毒をしてから市販の抗生剤入り軟膏を塗って終了となる。

今まで見たことはないとはいえバベシア症やライム病、なによりダニの頭が残った後の炎症が嫌ですからね。

で、以前から動物病院で使われているわんこのダニ予防薬が気になっていた。
ダニがつかない忌避剤なの?っていうのが一番の関心事だったけど、どうやらそうではなく、食いついて吸血したダニを殺す殺虫剤であるらしい。

直感として『気持ち悪い!』と感じた。

だってわんこの体の中にダニが吸えば殺す(しかも1か月以上の効果があるらしい)薬を入れるわけですよね。
おまけに忌避剤じゃないから、わんこにはダニがつくのに『飼い主に安心感を与えて、私のようにこまめなチェックをしなくて良い』という印象を与えてしまう。
そんなんじゃ帰りの車の中ダニがうじょうじょいることになってしまう。

『ダニを殺すといってもわんこの安全性は確保されています』
そんなことをメーカーが説明しても、狂犬病ワクチン・フィラリア駆虫薬・混合ワクチンでさえ副作用が出るわんこをたくさん知っているのに、さらに滅多にないダニ由来の病気のために体内に毒を溜め込むことなんて私には到底許容できない。

動物医療的には副作用は一部の犬だろうが、その一部の犬にそれぞれの飼い主がいるのだ!

もし、業者や獣医師が主張するほどダニによる病気が差し迫り、安全を保つ必要があるのなら、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症した我が国の20数人の内5割近い方が亡くなっている中、山菜取りに出かける人々の首の後ろにあの“安全で効果的な薬剤”をなぜ塗布しないのだろう?
冷静に考えていただきたいと思う。

山菜取りなどのために山に入る時は、無害な防虫スプレー(忌避液)をかけ、帰宅後は服を着替えてシャワーを浴び、身体をチェックする。
これが普通なのだ。

それでもたまに食いつかれておかしな病気になることがある。
その時に頼りになるのが医療じゃないのか?

予防を説くのは分からなくもないが、その多くは予防の必要性もないのに毒薬を溜め込むことになり、さらには複合汚染という問題が残ることを過去から学ぶべきであろう。

「大丈夫だぁ。付き添ってこまめにチェックすんだぞ。だども問題があればいつでも来い。」
30年前の獣医師の言葉が今でも忘れられない人間のたわごとであるが、なんかそこに暖かさ安心を感じるんだよな。
 


- Web Diary ver 1.26 -