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8月分のファーガス基金に寄せられたカフェ募金を今日入金してきました。 16,288円ありました。ありがとうございました。 これまでの合計は80万1610円となり、目標額の150万円まであと69万8390円です。
募金と振込、今後ともよろしくお願いいたします。
振込先 ※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは 記号;19050 番号;33999621 ※他金融機関からは 【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ) 【店番】908 【種目】普通預金 【口座番号】3399962 名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。 また、ファーガス基金の通帳はカフェにありますのでいつでも開示いたしております。
さて先日来、何者かによって傷つけられた盲導犬のことが報道されています。 心無い人間の所業に心が痛みます。 ただ、報道では“吠えないよう訓練された盲導犬”に対し…とありますが、あれは同情を誘引するような誇張された表現です。 痛いことをされても吠えない訓練なんて、盲導犬協会では行うはずもありません。
盲導犬が吠えなかったのは、仔犬の頃からパピーウォーカーの愛情に包まれ『人間に対する絶対的な信頼』が育まれていたのと、もともと痛みには強い犬のツボから離れていたからだと思われます。 だからこそその信頼を裏切る行為に私は怒りを覚えるのです。
介助犬ファーガスのオーナーNさんが先日来店しました。 これまで何度もひどい経験をしています。 しっぽを引っ張られたりいたずらされたり…
若い母親が「この犬は何をされても怒らないように訓練されてるのよ。」と自分の子供にしっぽをグイッと引っ張らせたこともあります。 先日はスーパーで、杖を突いた老人にファーガスは横っ腹を思いっきり突かれて悲鳴を上げ、Nさんは涙しながら動物病院に駆け込みました。
ファーガスをご存じな方は、仮にどんなことをされても怒ったりするわんこではないことを知っている。 我が家の愛犬アモが『人を咬んだ』なんてデマが仮に流れたとしても『絶対にそれはない!』と皆様が弁護してくださるようにファーガスもまた絶対的に人間を信頼している。
うっぷんを晴らすためとかの人間の身勝手さをも超越した神々しさを彼らに感じることがある。
盲導犬を刺した人間、ファーガスを突いた老人、子供に悪戯を促した母親。 あなた達にこそ犬たちの優しさが必要なのでしょうが、凡人の私には彼らほどの寛大さが足りないようです。 彼ら犬たちは、あなたが改めればいつでも赦してくれるし、そもそも卑屈でいびつになる前にあなたをちゃんと導いてくれたのに…
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