From the North Country

年を重ねている 2013年06月30日(日)

  早いもので新春の『あけおめ』から今年も半年が過ぎた。
今年の初夏は今日に至っても爽やかな日々の連続である。
その節目頃が私の誕生日なのだが、今年の天からの贈り物は『ぎっくり腰』。
本人は果てしなく痛いのですが、迷惑はみなさんやKに降りかかって本当に申し訳ないです。

さて、今では嫌われ物どころか人間性まで卑下される対象となった煙草を吸い始めておおよそ40年になる。
あの頃の映画や刑事物のテレビでは“紫煙”は欠かせない日常を表す光景だった。
それが今では『1本吸うたび5分強、命を縮める』と例えば日本○○保健会が冷静に警告をしている。

それによると私の余命はおやぢの寿命から推計するに、あと8.3年はありそうだ。(おやぢもヘビースモーカーだったから、さらに負荷がありそうだけど)

ともあれこれだけの喫煙者は平均余命より5.7年ほど短いようだが、この年になっても『何歳まで生きた』かより、『どう生きてどう死んだか』の方に興味があるものだ。

で、「来年は還暦で定年です」という私に
「カフェはやめないで」という方もおられれば
「赤い勝負パンツを贈ります」という声も出る。

Kからの申し出は「お気遣いなく。でも頂けるなら赤いコルセットを」
ってどういうことだい!
 

ファーガス基金2013年6月 2013年06月27日(木)

  '12年9月20日開設:目標額150万円

【入金報告】
6月27日カフェ募金:18,737円(内お札は12,000円)
      
6月27日までの中計:486,462円
目標額まであと:1,013,538円

これからもたくさんの方々の月々のご支援をお願い申し上げます。
振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962
名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。
なお、この基金について詳しいことをご存じない方は、このページ上部にある『タイトル一覧』をクリックし’12年9月20日・29日付のこの欄をご覧のうえご支援くだされば嬉しく思います。
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ファーガス基金を管理している通帳はカフェにありますので、いつでも開示いたします。

これまでの傾向として、毎月のように募金されている方によって支えられている割合が高いように思われます。
どうか、初めてご来店の方のカフェ募金と、この欄をお読みの方の遠くからのお振り込みを心よりお願い申し上げます。
宝くじが当たった方からの高額振込なんていうのがあれば一発OKなんですけどね。
あと100万ちょい。何としても達成したいとこれからも頑張りますし、頑張りましょうね。

私なんか時たま数百円しか募金してませんけど、積み重ねの結果を毎月知らされているから自覚だけは大きい。
だから続ける力をもらっています。

ありがとうございます。
 

イヌ、犬? 2013年06月24日(月)

  長いことわんこと深く付き合っていると奇人変人と思われるかもしれないけど、わんこのことがよくわかるようになる。
そのことに今夜はちょっとだけ触れておこう。

誰が何と言ってもわんこは
1.言葉に意味があることを理解する。

@○○ちゃん・車・自転車・わんこ・にゃんこ・ゾウさんの縫いぐるみ…など結びつけさえすればいくらでも名詞を覚える。
A行くよ・立って・寄って・座って・乗って・どいて…などの動的な言葉も完全に理解できる。
Bこら!・えらいね・すごいね・ごめん・よいしょよいしょ…など感情的な表現も理解できる。

2.状況を感じ取り、行動に表せている。

@気ままな散歩かちゃんとした振る舞いが必要な状況かを言われなくても使い分けている。
Aどういう振る舞いが相手にどんな刺激を与えるかを考えることができ、それによって自己の動きを変えることができる。
Bずる賢いわんこの場合、あからさまな悪さではなく、下心を悟られないようにして時期を見計らって悪さをすることができる。

3.情緒的な感情を持つことができる。

@つまづいて転んだ時に、クスッと笑うと恥ずかしがる。
A好意を持つ異性に『アプローチしてみたら』と冷やかすと照れる。
B人が本気で泣いたとき、どうしたもんかと戸惑い寄り添う。

4.人の行動を自らの利益に誘導することが彼らの喜び。
@いつも観察し、こうすればこうなると先を考えている。
A的外れな理解を示す飼い主には、それなりのつきあいしかしない。

これらを総合的に組み合わせて行動しているのがわんこなのだろうと思う。

だけど絶対に見過ごしてはいけない一点がある。

例えば犬の感染症フィラリアは媒介する蚊がいなければ犬には何の影響も与えない。
それと似たようにヒトがいなければイヌはイヌのままでいたことだろう。
イヌは人が関わってこそ犬になったという自覚と責任を持って暮らしたい。
それができないならイヌはイヌとしてつき合うべきである。

中途半端にイヌと暮らし、犬に育てているのにイヌ扱いされる犬を見るのが私には一番つらい。
 

レッスン/お散歩チェックの様子 2013年06月22日(土)

  「お散歩のとき前から来るわんこや人を見て激しく吠えるんです」と小型犬の飼い主さん。
「で、どうするんですか?」と私。
以下、飼い主さんと私のやりとり

「ダメ!ときつく叱るんですが全く効き目が無いんです」
「ダメ!って叱ってわんこが言うこと聞くなら、日本中のわんこは大概いい子になってるはずですよね。そもそも犬は吠えることができる動物ですし、群れの中では特にそういう意識を持つのをご存知ですね。ひょっとしたらあなたの『ダメ!』は一緒になって吠えてるだけかも知れませんね」

「ですよねぇ。じゃあやっぱ、相手が通り過ぎるまでおやつを与え続けて“人やわんこが来た⇒おやつが貰える”というようにして慣れさせればいいんですね」
「わんこが吠えそうになるたび、おやつを与えるんですね? 本当にそれで、犬は相手に慣れると思いますか?いっそのこと相手のわんこがエサをくれた方が慣れやすいでしょ。今後、問題が起こるたびおやつ=エサでご自分の愛犬を誤魔化そうとするんですね?そんなことしててあなたとわんこの心は繋がっていますか?いずれ、おやつの価値より“吠えなきゃ”という気持ちが勝る時が来るとは思いませんか?なんか侘しくありませんか?」

「ですよねぇ。じゃぁやっぱ『ダメ!』ってきつく言いながら口をギュッと押えたり叩いたりした方がいいんですね」
「ええっと…。でも…、そんなことしたら半数以上のわんこには“逆切れする”訓練をしたことになりますよ。」

「もう、わかんない。だから散歩の時、前から人やわんこが来たら、横道に曲がったりUターンする日々が続いているんです。やっぱ訓練に出すべきなんでしょうか?」

『それで、わんことの生活が楽しくなればいいけど、訓練を受けても2週間で元の木阿弥という話を聞きませんか?』と私流のアドバイスが始まる。

吠える犬がいて当然。
引っ張り・飛びつき・拾い食い・ちょろちょろ歩きもあって全然おかしくない。

それらのどれを許しどれを許さないか、どんなわんこに育てるか、すべては飼い主であるあなたに委ねられている。
つまり、変わるのはわんこではなく飼い主の意識と技術というのが私のゆるぎない信念である。

出会う犬たちは個性豊かに様々な振る舞いをする。
特徴的な振る舞いに共通しているのはテンションの上昇である。
私のやり方は好ましい振る舞いのテンションを評価し、好ましくない振る舞いのテンションを下げたうえで『それは止めろ!』と伝えることが基本になっている。

テンションには強度差があるから、コントロール(制御)にもその上を行く強度差が時に求められる。

酔うと小難しい話をする癖があるので、今夜は自重し、これくらいでおしまいとしよう。
 

何が言いたいのか自分でも分からない 2013年06月18日(火)

  「○○カードお持ちですか?」とコンビニ店員の言葉に
「いいえ」と、いつも通り私は答えた。

すると、「絶対持った方がいいって。だってお客さん、うちで頻繁にたくさんお買い上げしてくれてるし…」
これまで丁重に無機質に対応してくれていたコンビニの店員が豹変したように私に声をかけてきた。
確かに酒と関連商品は頻繁に購入している私は驚いた。
『この人私のこと覚えてるんだ!』

「めんどくさいからいいです。」と私は断ったのだが
「何言ってるの!絶対お得なんだから。だって今日のお買い上げだけでもこんなにポイントがつくんですよ!」とその女性店員は譲らない。

お店に勧められるままにポイントカードを持っている女性はたくさんいるんでしょうね。
っていうか『ポイント』と聞いただけで“お得”と反応してるんだろうな。

私はコンビニのカードを1枚持ってるけど、何年かに一回チェックし、結局は期限が切れていくポイントが毎月あることを知るだけで終わっている。

つまりそういうこと。
『カードお持ちですか』と店員に聞かれたら、「はい」と答えてカードを提示するけど、その後に『貯まったポイントを使う』という発想が男(私だけ?)にはあまりなく、ただ消えていくだけのことなのである。
1ポイント溜まったら黙っていても次回の購入時に1円引いてくれるカードがあれば私にはありがたく感じられる。

もう一つ嫌なことがある。
ちっぽけな割引と引き換えに個人情報を提供すること。

だってカードを作った途端、私がいつ何を買ったかが相手に伝わり、回数を重ねると私の好みや酒量まで相手に把握されてしまうことになる。
するといつの日か誰かも知らない会社からダイレクトメールが舞い込む。

それが発展するのが国が導入を決めたマイナンバー制度だ。
アメリカ映画でなじみ深い『社会保障番号』であり、何十年か前に日本で立ち消えとなった『国民総背番号制度』である。

酔いが最高潮に向いているから、うまくまとめられるか自信がなくなった。

今のネット社会だから、マイナンバーなんて100%絶対確実に悪意ある誰かに漏れる。
それは誰だってわかっている。
悪用されるのが自分じゃない確率がずっと高いから、昔のような大反対が起きていないのだろうか?

『当事者にならなきゃ他人事』という国民性を戒めとしておこう。

で、結局私はそのコンビニでカードを作る羽目になった。
だって店員さんがあまりにも熱心で、作らないのは『もったいなさ過ぎる』と切々と説いたから。
「たぶん面倒だからカード提示しないし」と私が言うと
「ちゃんとこちらから声をかけますから」と食い下がる。

私もカフェであんな風にバイタリティーを持って『あなたのわんこは絶対レッスンを受けた方がいいって!』って叫びたい時がある。
でもレッスンするのは私だし、今そんなエネルギーはないから滅多に叫ばないようにしている。

予想通り酔いが回ってまとめきれなくなった。
こんなことを毎晩繰り返し、途中まで書いてはアップしない日々がずっと続いている。

ただ、今夜は未完のままでもその形跡を残したくなった。
 

ダニのことから今の診療を考える 2013年06月10日(月)

  ダニといっても老眼では見えない家ダニじゃなくて、わんこにくっついて吸血するあのダニのこと。
笹薮・草むらに入り込んだ時や、最近では普通に散歩していてもわんこにつくことがある。

一昔前より多くなった気がするが、わんこの管理が行き届いて発見する頻度が高くなっただけなのか?よくわからないことが多い。

我が家(カフェ)では基本
・そういう気配のある山野を駆け回る時には、事前に“舐めても無害”なハーブ系の忌避液(忌避率74%というふれ込みのもの)をスプレーし、さらに帰路の車に乗る前に全身をチェックしている。
・多くの場合、そこで何匹かが見つかるので排除する。
・帰宅後、スリッカーや蚤取櫛などでブラッシングすると、相当ヤバイ場所に行ったときには、そこでさらにダニを数匹発見することがある。
・そうやっていても、数年に1回は見つけにくい場所に食いついたダニがいる。
・そんな時はアルコールを湿らせた綿花を1〜2分ダニにかぶせて酔わせ、市販のダニ取り器具を皮膚深くはさんでくりくり回してダニの頭からはずし、さらに消毒をしてから市販の抗生剤入り軟膏を塗って終了となる。

今まで見たことはないとはいえバベシア症やライム病、なによりダニの頭が残った後の炎症が嫌ですからね。

で、以前から動物病院で使われているわんこのダニ予防薬が気になっていた。
ダニがつかない忌避剤なの?っていうのが一番の関心事だったけど、どうやらそうではなく、食いついて吸血したダニを殺す殺虫剤であるらしい。

直感として『気持ち悪い!』と感じた。

だってわんこの体の中にダニが吸えば殺す(しかも1か月以上の効果があるらしい)薬を入れるわけですよね。
おまけに忌避剤じゃないから、わんこにはダニがつくのに『飼い主に安心感を与えて、私のようにこまめなチェックをしなくて良い』という印象を与えてしまう。
そんなんじゃ帰りの車の中ダニがうじょうじょいることになってしまう。

『ダニを殺すといってもわんこの安全性は確保されています』
そんなことをメーカーが説明しても、狂犬病ワクチン・フィラリア駆虫薬・混合ワクチンでさえ副作用が出るわんこをたくさん知っているのに、さらに滅多にないダニ由来の病気のために体内に毒を溜め込むことなんて私には到底許容できない。

動物医療的には副作用は一部の犬だろうが、その一部の犬にそれぞれの飼い主がいるのだ!

もし、業者や獣医師が主張するほどダニによる病気が差し迫り、安全を保つ必要があるのなら、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症した我が国の20数人の内5割近い方が亡くなっている中、山菜取りに出かける人々の首の後ろにあの“安全で効果的な薬剤”をなぜ塗布しないのだろう?
冷静に考えていただきたいと思う。

山菜取りなどのために山に入る時は、無害な防虫スプレー(忌避液)をかけ、帰宅後は服を着替えてシャワーを浴び、身体をチェックする。
これが普通なのだ。

それでもたまに食いつかれておかしな病気になることがある。
その時に頼りになるのが医療じゃないのか?

予防を説くのは分からなくもないが、その多くは予防の必要性もないのに毒薬を溜め込むことになり、さらには複合汚染という問題が残ることを過去から学ぶべきであろう。

「大丈夫だぁ。付き添ってこまめにチェックすんだぞ。だども問題があればいつでも来い。」
30年前の獣医師の言葉が今でも忘れられない人間のたわごとであるが、なんかそこに暖かさ安心を感じるんだよな。
 

オヤジの背中も意義深いけど 2013年06月08日(土)

  今日の土曜日、カフェの兄ちゃん姉ちゃん、じいじとバビーみんな頑張りました。

兄ちゃんはフライパンと鍋を振る荒っぽい作業をしていたかと思うと、お皿に慎重な盛り付けをして『よし』ってな独り言を言っておりました。
本人なりに想う“仕上がり”って言うのが職人にはあるのでしょうね。

姉ちゃんは丁寧にわんこを洗ってカットしながらも『クシャーン!クシャーン』って恥じらいのないくしゃみをしておりました。
きっとアレルギーがあるのかもしれないですね。
でも、それに打ち勝つ勇気が感じられました。(実際は鼻に異物が入っただけ)

バビーKは獅子奮闘の動きをしながら、お客様をもてなし、兄ちゃん姉ちゃんにねぎらいの言葉をかけ、みんながへこたれず盛り上がるように、自分の疲労を顧みず、粉骨砕身・我にムチ打って頑張ってくれました。
何とその後に、夕食まで作ってくれたのです。

かく言う私も今日はちょっと頑張りました。
・ぐうたらバーニーズに『ねえ、ちゃんと歩こうよ』って教え
・しつけ教室を経て育った黒ラブに、『おまえさぁ、羽目外して好きにやってみれ!』ってそれまでの訓練をぶち壊すレッスンを行い
・引き取ったコーギーに咬まれる子供に『ちょっとたくましくなろうよ』と確証もないのにそそのかし
・盲導犬の繁殖犬なのに、日常生活であたふたしている飼い主さんの尻を叩きもした。

今日の札幌は27度近い予報の中で私も頑張ったのだ。

空いた時間に厨房を見ると食器が山積みになっていたから、手指消毒をして皿洗いにも励んだ。
人ってどうして『自分はこんなにも頑張った』って言うのでしょうか?

認められる実感があればそれは嬉しく励みにもなるだろう。
でも、黙々とやって自分で満足と言うこともあるし、『いつも見てたよ。君って凄いね』って後に言われることもある。

『ありがとう』っていう言葉はいつ発せられたとしても誰も不愉快には思わない。

あれー?酔っちまってるけど皆さん、通じてますか?

『おめぇ、何やってんだ!この忙しい時に』と怒鳴られるより、『助かったよ、居てくれただけでも』と言われた方が次に生きる。

『兄ちゃん姉ちゃん、じいじバビー?俺だって頑張ったんだじょ』
我が家の愛犬アモが主張しております。

分かっていることを“言葉にする”ことが大切なんですね。
できるだけ幅広く。
 

育つと育てるの違い 2013年06月08日(土)

  カフェ周辺は先々週から来週にかけてもずっと☀マークが続いている。
厳しい冬だっただけに嬉しいですね。
おまけに丁度良い気温というのがありがたい。

昨年完成した“下の駐車場”の石垣の隙間に植えられた芝桜が見頃になっている。
年々広がるだろうから楽しみだ。

さて、今夜は犬育ての話をしてみよう。
これまでに何度も書いてきたことだけど。

善良な人間が仔犬を迎え入れるというのは、もうそこに喜びや愛情・優しさが満ち満ちている、というのが前提での話だ。
一般的に、小型犬の飼い主のほうがわんこ育ての苦労は少なく、『良いわんこと出会ったから楽しく暮らし』『そうでないわんこが成犬になって困っている』という傾向が強いようだ。
当然のことかも知れない。
中・大型犬ならトイレの失敗ですら被害は甚大だし、いたずら・引っ張り・飛びつき・吠え声なども規模が違う。
さらに凶暴さがあれば、とても放置できない問題となってしまう。
しかも、それは突然発症するのではなく生育の過程において垣間見られるから日々の真剣度は必然的に増す。
(もちろん『いずれ治まるだろう』と悠長で鈍感な飼い主もいるが)

犬種に関わらず、必ず“よいわんこ”と出会えるのなら誰も苦労はしない。
小型犬の吠えや凶暴さが小型レベルなら、大きな問題にもならない。
だけど実際は、いいキャラをしたわんこもいればそうでないわんこもおり、小型犬でも周囲に轟く吠え声をあげ飼い主を血まみれにさせる。

そこで私のネガティブシンキング/マイナス指向が意味あるものとなる。
・イヌだから吠える
・イヌだから咬む
・イヌだから…

だから転ばぬ杖の先としてそうならないように仔犬のうちから育てるのが知恵ある人間の作業なのだ。
だが、普通に育てればちゃんと育つわんこの中に、辛くても行わなければならない再教育を要するわんこがいる。
多くの場合、優しく無頓着すぎる飼い主の所業でダメ犬になったわんこ達だ。

犬って凄いよ、可愛いよ。
そうじゃなくて『ちゃんと向き合い、ちゃんと育てれば犬って凄いよ!』というのが真実である。

厳しい冬の後の晴天続きだから、とりわけ今年の初夏はありがたく感じる。
でも、来年はどうなるか分からない。
そんな自然相手もいいけど、そのように愛犬と暮らしているわけではない。

ちゃんと育てることは苦労も多いけど、育っただけより結びつきは大きい。
 

ファーガス基金2013年5月 2013年05月31日(金)

  '12年9月20日開設:目標額150万円

【入金報告】
5月02日金○美○様:5,000円
5月24日古○恵様:5,000円
5月30日カフェ募金:23,084円(内お札は15,000円)
      
5月30日までの中計:467,725円
目標額まであと:1,032,275円

これからもたくさんの方々の月々のご支援をお願い申し上げます。
振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962
名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。
なお、この基金について詳しいことをご存じない方は、このページ上部にある『タイトル一覧』をクリックし’12年9月20日・29日付のこの欄をご覧のうえご支援くだされば嬉しく思います。
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ファーガスの体調は万全で推移しています。
仔犬の頃から親しんだオーストラリアで食べていたドッグフードに戻したところ、体調が維持され医療費が大幅に減少しました。
ただ、5月は狂犬病・混合ワクチン・フィラリア駆虫薬と血液検査などでの出費がありました。

ただユーザーのNさん、車椅子でもできる仕事に精を出して最低限の金額しか引き出していません。
気持ちは分かるけど、私たちの気持ちも受け入れて欲しいと思います。
でもね、いよいよの時の安心感があるのとないのでは大きな違いがあるんですよ。
そこにファーガス基金の意義があるのです。

昨日の時点で332,725円の残金があります。
あと3年で目標額を目指したいと思います。

じぇじぇ!あと3年?
ドッグカフェとしてそこまでやれる自信はない!
アラカンとスデカンの二人だから『本日をもってドッグカフェは…』という張り紙がいつ出されてもおかしくはないということをどこかに留め置きくださいませ。

ただ、若夫婦の生活もあるし、以後も何とか関われる形態を模索しているつもりですので、ユニークなアイデアをお持ちの方はさりげなくお聞かせくださいね。

ともあれ、明日からの日々をしっかり過ごしていきましょう。
言いたいことを伝えるいつものカフェであり続けましょう。
敷居の高いカフェであり続け、勇気と切実さそれに本気度をもって訪ねてくださるお客様を心から受け入れるお店であることに誇りを持って営業いたしましょう。

いいですよね。それで。
 

いつもよりちょっとだけ早い時間から飲んだくれた 2013年05月28日(火)

  冬の延長を思わせる日々が続いた5月だったのに、一気にムスカリ・水仙・レンギョウ・モクレン…数えきれないほどの鮮やかな花が咲き、桜が開花し1週間咲き誇り、梅が満開となり、夏日の25度が現れて畑の枝豆やインゲンが土の中から『こんにちは』と顔を出し始めた。

カフェ周辺はようやく春満開となった。
オホーツクや知床では5月の間に、真冬日(最高気温氷点下)と真夏日(最高気温30度)を記録したらしい。

そんな気温差を思わせる熱いご相談がカフェでも増えている。

『吠えるんです』『吠えるんです』『吠えるんです』と最近は小型犬のご相談が断然多い。
大人しく見える飼い主さんのわんこだったのに、「外では吠えないんですけど、自宅の窓辺で外を通りかかる人や犬を見て吠えるんです」とこちらも深刻な顔をしておられる。

そこで長崎劇場が始まる。
「わんこが吠えるのは異常なことではありません。これまでの人生経験からも分かるでしょうし、周囲を見ても普通にあるでしょう?
つまり吠えることを“容認する”か“断じて許さない”かは飼い主であるあなたが決めることなのです!」
と私は熱弁を振るう。

最初から吠えず愛想のいいわんこもいるし、問題行動のないわんこもいる。

私が言いたいのは、たまたま巡り合って暮らしたわんこの性質で人生を振り回されてもいいのかということで、つまりは“わんこというのは、人が育ててなんぼ”ということであり、具体的に言うならば『避難所でも暮らせるわんこですか?』ということがわんこ育ての究極であり最低目標であるということだ。

『家のわんこは吠えます。でも叱ってでもそれを止めさせるような対応はしたくありません』
そんな相談をされた飼い主がおられた。

平時では、『じゃあ、リハビリしながら改善しましょう』となるだろう。
が、私はそんなことは許されないと思う。

有事においては排除されるべきわんこに属するのに、『あんたのわんこのリハビリのために、なんでその間説明もなく無関係な者たちが被害に遭わなければならないのか!』と私なら人と犬の気持ちを代弁する。

北海道のこれからの季節は、冬の辛さを我慢し努力し工夫した人々に喜びをもたらす。

愛犬のいろんな反応に驚き、苦労し努力し、今の愛犬を育ててあげた飼い主を私はたくさん知っている。

生半可なわんことの暮らしに警鐘を鳴らしていたのは、一昔前は私だけだったかもしれないけど、今のカフェではお客様が普通に私の意思を継続してくれています。

『かかわりなさい、もっと強烈に。あなたの犬だから。』って。
 


- Web Diary ver 1.26 -