|
今夜はまず、ファーガス基金の5・6月分のご報告をいたします。
カフェ募金を本日入金してまいりました。 募金額:21,487円(内お札は11,000円)でした。 今回の入金で合計771,799円となり、目標額の150万円まであと728,201円となりました。 宝くじが当たった方、お祝い返し・香典返しの代わりに介助犬ファーガス基金にお振り込みいただければありがたいです。 カフェがなぜファーガスを応援しているかは、この欄で“ファーガス”を検索してくださいませ。
振込先 ※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは 記号;19050 番号;33999621 ※他金融機関からは 【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ) 【店番】908 【種目】普通預金 【口座番号】3399962 名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。 また、ファーガス基金の通帳はカフェにありますのでいつでも開示いたしております。
さて、今日、この国の仕組みが変わってしまった。 わんことは何の関連もないが、還暦を過ぎた自由人として書いておかねばならぬことを書く。
近隣の国との対立が続き、一触即発とも言われているがこの問題で取り返しのつかない紛争に発展するとは私は思っていない。 それよりも地球規模の人口増加によるエネルギー資源・食糧・水資源の争奪戦と宗教紛争こそが30年後50年後までに世界を破滅へと導くことになるだろう。
今回、明らかに憲法違反である集団的自衛権の行使を詭弁にもならない屁理屈で閣議決定した内閣は、“今そこにある危機”というよりその先を見越して平和慣れした国民と自衛隊員に“紛争意識”と“戦闘慣れ”の準備を始めたといえる。
つまり、平和憲法のもと戦後70年、自衛隊が国軍として誰も殺さず、誰も殺されなかった体制を破棄し、どこかへ出かけて殺し殺される道を今日開いたのである。
最初から大きな事案はないだろう。 だが、そのうちどこかで誰かを殺し日本人の誰かが殺される報道がなされる。 すると国民は相手国を憎み、国が思うように操られ本格的戦争へと突入するのは歴史が示している。
だが、この国の若者はその歴史を知らないから、操られるのではなく自らの意志として戦いを始める。 身近な人が殺される、ましてやそれが身内なら誰もが怒りに震え身を挺して戦うことが当然となる。
70年もの間、日本は戦争に関与せず一人の死者も出していないのは憲法9条があったからだ。
もう、こんな言葉も空しい今日を迎えた。 司法は今後この決定をどう判断するのだろう。 三権分立が機能するなら『この閣議決定は違法である』との裁定もあり得るが、任命権者との関わりを考えれば期待はできない。
“Path to the War”(戦争への道) このスペルと表現が合っているかどうか知らないけど、ともあれ今日我が国に戦争への道が開かれた。
前回の総選挙で現在の総理が率いる党に投票した皆さん。 経済がどうのこうの言うのも分かりますが、彼の選挙公約にあった集団的自衛権の行使を含めて投票したのですね。
あなたの子供・孫あるいは身近な人が戦死したりテロに巻き込まれたとき、あなたは誰を責めるのですか? 70年誰も死ななかったのは偶然ではない。 あなたがA級戦犯の支援者であり、当事者となります。
でも、もう扉は開いてしまいました。 Path to the War あなたはすでに戦争への道を開けてしまったのです。 それぞれにそれぞれの事情があるのは当然です。 でも、自分が何をしたかだけは知っておくべきでしょう。
何ができるか、生きているうちは伝えていたい。
|
|
|