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カフェ周辺では昨冬の大雪から比べれば半分から3分の1くらいの積雪だ。 たぶん平年より少ない雪だと思う。
排雪業者はあらかじめ自治体と契約を交わしているから、雪が少なくてもそれなりに出動する。 昨年なら待てど暮らせどやって来なかった除雪車が、今年は頻繁にやってきて僅かに堆積した雪を削り取ってくれている。
長期予報では遅い春になるとのことだが、雪解けは早そうだ。
さて、1月分のファーガス募金を1月31日に入金してまいりました。 2014年1月分:10,235円(内お札6,000円)でした。 お振り込みも2件ありました。 1月7日:カワタ様より3000円 1月14日:イトウ様より5000円
2012年9月20日開設以来700,857円が集まりました。 目標額は150万円ですので、あと799,143円です。
今後ともよろしくお願いいたします。
振込先 ※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは 記号;19050 番号;33999621 ※他金融機関からは 【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ) 【店番】908 【種目】普通預金 【口座番号】3399962 名義は郵貯銀行の規定上、『介助犬ファーガス』で開設できないため、ナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理いたしております。 また、ファーガス基金の通帳はカフェにありますのでいつでも開示いたします。
ところで、介助犬ファーガスはこないだも大活躍をしましたよ。
交通事故で車いす生活となったNさんですが、先日、座った途端に激痛が走り、どうやら股関節が外れてしまったというのです。 初めての痛みに『ウギャー!』と悲鳴をあげ続け、どうにもならない状態の中、救急車を呼ぶため「ファーガス!携帯持ってきて!」と叫んだそうです。
普段なら「はいはい」と携帯を咥えて持ってくるファーガスですが、なにやら戸惑っている様でした。 その時Nさんはいつも出かける時のバッグの中に“携帯”を入れたことに気づき、『これはダメかもしれない』と痛みの中で困惑したそうです。
でもNさんの尋常ではない叫びを感じたファーガスは、携帯の入ったバッグごと咥えてきたのです。
無事、連絡が取れ、救急隊員に救われたNさんはファーガスの底知れない能力に感動したという。 私がNさんに介助犬を勧めた意味の一部を彼女は身をもって体験しているようだ。
その話をカフェでしてくれた帰り際、「先生、見てて!」とNさんが言った。 駐車場で雪の段差で動かなくなったNさんの車椅子。 いつもは私たちがフォローする場面だが、見守った。 するとファーガスが車椅子に結ばれた紐を咥え、Nさんの掛け声とともにタイミングを整えながら数回のチャレンジで脱出し車まで誘導したのだ。
どうですか? ファーガス基金に参加する意義を感じていただけましたでしょうか? Nさんはファーガスがいれば、我々のように普通に過ごせるのです。 誰が将来の障害など予測できるでしょうか?
Nさんは普通に動き普通に生きるためにファーガスとの出会いを選択した。 そして障害者が普通に暮らすための補助犬の養育費とたぶんそれ以上の出費の壁にぶち当たったのです。
そんな方々が日本だけでもゴマンとおられるのを重々承知しております。
『庭に咲いた花』に触れ、だから関わっただけのことです。 様々なご批判もあろうかと思いますが、どうかファーガス基金の目標額に達するまでのご支援をお願い申し上げます。
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