From the North Country

15歳と2度目の月誕生日を過ぎて 2016年06月20日(月)

  6月も下旬だというのにまだストーブを焚いてカフェを一度暖める日が続いている。
今日も夜半の雷雨で何度も目が覚め、明けてからも風雨が激しく肌寒い。

それでもこれまでのところ、空が落ち着く時間があり我が家の愛犬アモとの散歩は欠かすことなく続けられている。
長袖を羽織っての散歩だから、アモにとっては心地よい気温の中で歩けているのだと思う。

6月のうちにキャンプに行けるかと思っていたけど、苦行ではなく楽しい思い出にしたいので気温や天気に恵まれる日をじっと待っている状態。
それにしても今年のアモとのキャンプが現実味を帯びていることに、とにかく感謝と驚きを感じている。

ともあれエゾ梅雨のような日々が去り、爽やかな北海道の初夏がやってくるのが待ち遠しい。
 

イヌじゃなくて犬と暮らしているのだ 2016年06月13日(月)

  『叱らないしつけ』という言葉に賛否両論あると思う。

私は人間であり感情を持った生き物であるから、その言葉に『ふむふむ』と一応は考えを巡らせる。

理論的な意見や心理学的学習論に一理の理があることを真理として、自らの考えや行動に対して『君は間違ってないかい?もっと他にいい方法があるんじゃないかい?』と長い年月を費やしてきた。
そして

長くわんこ達と付き合ってきて、今、思う。

冗談じゃねぇ。てめぇ達のために人間はあるんじゃねぇ、と。

世の中にはいろんな知的・学者的愛犬家がいる。
彼らの世界をネットを通じて覗いてみると、『へーぇ、なるほどな、知的だなぁ』と関心させられることが多い。

仔犬の育て方、しつけの仕方、犬という生き物との暮らし方、社会としての受け入れ方…
そんなことがまことしやかに語られている。

読めばみんなまともに思えるのかもしれないが、私は違う。

今の、専門家といわれる人々はわんこを“イヌ”という感性でとらえている。
動物学的・生物学的“イヌ”なのだ。

だからワクチン接種が終わるまで外に出さない方がいいとか、叱りを罪悪とし、陽性とか陰性とかの言葉遊びを駆使しておやつを使った心理学的行動療法とか、くだらん社会で飯を食ってる専門家がのさばっている。

あなた、陽性強化で育てられたという人間と付き合ってみたいですか?
最初は新鮮かも知れないけど、私なら気持ち悪い。
ダメはダメという社会を知ってる人の方が気が楽だ。

たぶん彼らは感情を排除したうえでの原則を追求し、本当の愛犬と暮らした経験がないのだろう。

イヌと暮らすのと犬と暮らすのが違うことを多くの方に知って欲しいと切に願う。
 

がんばれ! 2016年06月03日(金)

  暑いほどの5月でしたが、下旬から6月に入っても肌寒い日が続いています。

大和君生きててよかったですね。たいしたサバイバルでした。
いろいろあるかもしれないけど、本当に良かったですね。

さて、5月分のファーガス募金を入金してきました。
カフェ募金;7,028円
カフェにご持参;松井様3,000円
お振込み;板○様2,000円
小計:1万2028円

これまでに寄せられた募金は109万5432円となりました。

【ファーガス基金】'12年9月20日開設:目標額150万円
振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962

名義はナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理しております。
通帳はいつでもカフェにて開示できます。

目標額まであと40万4568円となりました。
達成まで今後ともよろしくお願いいたします。

ただね、基金は目標額へ一歩一歩近づいているのに、ちっとも補助犬への理解は進んでいないのです。
Nさんの介助犬ファーガスは先日もスーパーで子供に尻尾をぎゅうっと引っ張られました。

これまで何度もありました。
だから最近、後ろに子供が来るとファーガスは挙動不審というか、後ろを気にして斜めに歩くのでNさんは困っているそうです。

子供の母親は『この犬は何をされても怒らないのよ。えらいでしょう』と言うのだそうだ。
山に置き去りにしてやりたいです。

これまで障がいに負い目を感じて泣くだけだったNさんでしたが、今では心通わせたファーガスへのいじめには「やめてください!」と泣きながら言えるようになった。
立派な一歩ですね。

いろんなこと、社会で見守りましょう。
 

家庭犬という言葉の意味 2016年05月30日(月)

  わんこを飼い始める目的には、番犬・競技犬・愛玩などいくつかありますが、ほとんどの方が家庭犬として家族の一員に迎え入れようと思っています。

もう少し細かく言うなら、家庭犬というのは家族と一緒にいろんなところへ出掛けられるから”社会の一員”でもあるはずです。
ドッグカフェやペットと泊まれる宿あるいは極端な場合災害時の『避難所』なんかへもそれなりの育て方をされた家庭犬であるなら堂々と連れて行くことができます。

妙な言い方ですが、その辺が良く似た表現の“愛玩犬”という範疇のわんことは違うということを説明しておきましょう。
愛玩犬の場合
・散歩をさせない方がおられるし、したがらないわんこもいる
・そのほとんどの時間を自宅室内で家族と過ごしている
・すると飼い主も『犬との暮らし方はそんなふうなのだ』とインプットされてしまう。
・必然的にわんこは社会の一員であることの何たるかという教育を受けていない

つまり愛玩犬は家族の一員だから“家庭犬”のように思われているかもしれないが、社会の一員ではないから、どこにでも連れて行ける家庭犬の範疇に入らない場合が多いということです。

そういう意味で“家庭犬”を考えると
・仔犬(生後2か月)の頃から、これから生きていく人間社会をお出かけなどで五感によって体験しているから、基本的に人間を信頼し小さなことで動揺しない
・いろんな環境でトイレやマテなど基本的な教育が施されている
・いたずらや吠えることなど、してはいけないことが教えられている
・当然のことながら去勢・避妊されている

まあそんなところが家庭犬の捉え方としてふさわしいのではないでしょうか。
これからわんこを迎え入れる方には、ぜひ方向性としてご理解していただきたいです。

具体的な方法論についてはカフェでアドバイスさせていただいておりますので、ご連絡のうえ来店ください。
なお、仔犬のワクチン接種終了を待っている余裕などはありませんよ。
そんなことしてたら生後4カ月になってしまい、乳歯が生え変わる時期で、人間なら小学生です。
小学生まで社会と関わらずに自宅で育てたら、それだけで問題児ができてしまいます。

人間とわんこは教育しながら育てなければちゃんと育たない動物です。

わんこ育て相談の時期は生後2か月からです。
 

トチノキとアモの気 2016年05月18日(水)

  街路樹がプラタナスだったりイチョウだったり桜というのはありですよね。
でもそれがトチノキとなると『ちょっと、なんとかならいの!』と、この季節になると不満に思っていたが、どうやらそれは私だけじゃないことが昨日カフェでわかった。

カフェ周辺のメイン道路の街路樹にはなぜかトチノキが何キロにわたって植えられていて、この時期、その樹木のガクみたいなネバネバ葉が地面に落ちていて、わんこの足や私たちの靴の底にねばりつく。
それはそれは大迷惑で、ちょっと歩くだけで足裏にたくさんへばりつくのだ。

小さなわんこ達は、まるでゴキブリホイホイにやられたみたいに歩けなくなることもあるらしい。

我が家の愛犬アモはそんなこと全く気にもせず、べたべた貼り付けたまま歩いているからたくましい。

そうそう、アモと言えば先日Kが「これからは毎月18日にステーキトッピングしてあげようかな」という。
15歳を過ぎたので月命日ならぬ月誕生日というアイデアだった。
そして今日18日、7切れのカットステーキを焼いてくれたので朝ごはんに3切れをトッピングした。

「美味しそうなんだけど不満顔なんだよね」とK。
『たったこれだけかい?』とアモは不満だったようだ。
夕方に残りの4切れを入れるけど、来月からは朝夕どちらかにまとめてトッピングすることになった。

今夕の散歩の後、足裏についたトチノキを剥がしたら私は焼酎、アモは4切れのツマミのついた夕食をとる。
アモはどんな顔をするだろうか?

老犬生活はお互い楽しまなくちゃね。
 

犬育て、常識のウソ。 2016年05月12日(木)

  これまで私はこの欄で何度もわんこ育てについて書いてきた。
同時に、多くの飼い主の方がわんこ育ての本を読んで「どれも試してみたが、うまくいかないし、なによりやり方がそれぞれ全然違うことに不信感と戸惑いを感じる」という声に共感する。

私は過去に100頭以上の盲導犬候補犬を訓練した訓練士だった。
その後、ドッグカフェを経営し家庭犬を診るようになった。
一般的には犬の専門家が家庭犬を診るようになったと受け止められるだろうが、盲導犬と家庭犬では全く専門外と言えるほどの違いがあることを私は実感した。

本当に魚屋が肉屋をやるといえるほどの専門外の違和感を感じながら、それでも勉強し、わんこ育てに熱心な方々に私なりの専門知識が生かせるよう研鑽と経験を十数年積み重ねてきた。

そのうえで今思う。
この国のわんこと人の関わりは『違っておりますよ』と。

・テレビでは芸能人がわんこに口をべろべろなめさせながら可愛がる表現をする
・ペットショップで餌は一日に二回
・トイレのしつけはできている?
・散歩は不要?
・ワクチンが終わるまで外には出さない?
・叱らないしつけの数々
・犬は調教の対象?
・そのほか一杯一杯の事柄
・それでいて家族の一員?
・わんこの医療
・わんこの食事
・葬儀なんかも?
・疑似ペットロス

なんかね、「わんこを可愛がってますよ」というのが社会で優しい言葉になってるけど、「冗談じゃないぜ。ちゃんとしてこその話だろ」というのが、私の考えであります。

そんなことについて、今後何度かに分けて書いていけたらと思っております。
 

もっと知ってほしい、わんことの暮らし 2016年05月05日(木)

  まずは4月分のファーガス基金のご報告をさせていただきます。

カフェ募金はちょっと少なめで2,708円でした。
板○様より2,000円のお振込みがありました。
'12年9月20日開設以来、これまでにファーガス基金に寄せられた募金は108万3404円となり、目標額の150万円まで41万6596円です。
今後とも皆様のご協力をお願いいたします。
振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962
ですのでよろしくお願いします。

さてと、子供の日だけど定休日だからカフェがお休みの今日は、イコロ動物病院でアモにオゾン注入の後、千歳の公園をのんびり散歩し、支笏湖線の遊歩道も散策してきた。
その解放感はアモのためであり実は私のためでもある。

1週間のカフェ営業の中で起こる私の頭の混乱。
それを和らげるのが定休日のアモとの散策なのだ。

私を混乱させる最悪のお客様とわんこの例は、どこかの雑誌に書かれていることを精一杯実践し、そして案の定全く効果がないのに、『私は世間で推奨されていることを忠実に愛情をもって実践しています』というスタンスのカップルだ。

つまり、ワンワン吠えたり周囲に迷惑な振る舞いをしている自分のわんこに対し「ダメよ!ダメでしょ!」といさめ、一時的に黙ったわんこに「あらー!なんていい子なの!」と嬌声に近い声を上げ、おやつを与える飼い主さん。
結局カフェで1時間経とうが同じことを繰り返しているバカさ加減に、無駄で無力で役立たずであることを犬をしつける前に飼い主さんに学んで欲しい。

そんなくだらんことの決着はさっさとつけて、わんことの素晴らしい生活を心から楽しんでもらいたいのに、そのスタートラインにすら立てない飼い主が何と多いことか。
そしてその原因であるのが(商業)メディアの無知であるから根が深い。

定休日はアモとのんびり過ごし、そんな不満とストレスから解放される時間。
一方で、間違い探しができる時間でもある。
 

お互い様の日々 2016年04月22日(金)

  今週月曜日に15歳の誕生日を迎えた我が家の愛犬アモ。
和牛カットステーキを3日間トッピングしました。
12歳を過ぎて体力が落ちてから、いつ逝ってもいいようにとやってるのですが、そのようなことがもう3年も続きました。
おいおい!!という言葉をかけてやりたいです。

今年の誕生日はサプライズを期待して、食器の底に3枚、中間にも3枚、フードのてっぺんにも3枚乗せて様子を見ていました。

年を取るとうれしくても感動を全身で表現しなくなるのですね。
私もそうです。『うむ、うまい』みたいなのが精一杯です。
まあ、酒が入ると「うへー!うまい!」というのはできます。
今年の1月に肺炎で入院していた私は、外出許可を得て二条市場に出かけ、大きな大きな生ガキを焼いてもらって、ワンカップで6個喰いました。
そんときゃ「うへー!うまい!」でした。

きっとアモがアルコール好きなわんこだったら、今年の誕生日の食事の感想はもっと違ったものになったと思われます。

でも、来年は無いでしょうから、飼い主としてはこれでよかったのだと思っています。

先週も今週も定休日は5キロ以上千歳と長沼の林の中を歩き続けています。
今夜の食事にはアリナミンをトッピングしました。

アモの中にはどんなエネルギー源があるのか本当に不思議です。
信じられないけど、ひょっとしたら今年も洞爺湖に行ける可能性が出てきたのか?と、複雑だけど期待するようにもなっています。

まあ、アモが動けて本人にその気があるうちは、飼い主として共に過ごすことに異論があろうはずはない。

年単位から月単位、今は週単位でアモを見守っている。
それにしても森の中をわんこと歩くのは本当に楽しい。
60を過ぎた私の健康を気遣ってアモも頑張っているのだろう。
 

犬版 啓蟄 2016年04月10日(日)

  今年の冬は足早に去ったようですが、かといって春がやってきたとも言えない中途半端な気候が続いております。

ガーデンはすっかり乾き、わんこ達は気ままに走り回っております。

この時期になると“冬ごもり”していたわんこと飼い主さんが犬版の啓蟄みたいに動き始めます。

カフェでの相談も多くなってきます。
・外では一歩も歩けないMシュナ
・唸ったり時に子供を噛むわんこ
・反抗的な態度を家族に見せる柴犬

仔犬を飼い始めた時にアドバイスを求めていただければ、ちゃんとしたわんこ育てができたでしょうに、ほとんどの飼い主さんは問題行動が出始めてからの相談になる。
それが残念。

せめて長崎塾の「犬を育て犬と育つ」をダウンロード(無料)して読んでいただければ、少しは役に立つはずなのに…

カフェに来られた相談者の方を見ていると、『へえー、こんな風にわんこと関わっていいんだ』というちょっとした驚きが見られる。
どちらかと言えば縫いぐるみのようにかわいがり、腫れ物に触るような接し方との対比に驚かれるのだろう。

ともあれ、わんこが目立つ季節がやってきた。
ちゃんと育てましょう。
 

年度替わり 2016年04月01日(金)

  「あれ?今日は土曜だから営業してますよね?」
今日の午後、ガーデンの整備をしていたら介助犬ファーガスとNさんがやってきた。
「なに言ってんの、今日は金曜・定休日だよ」と私は言ったけど、せっかく来たのだからファーガスには自由にガーデンで過ごしてもらった。

ひょっとしてあれってNさん流のある意味エイプリルフールだったのか?

さて今日3月分の募金をファーガス基金に入金してきました。
カフェ募金;8,470円
3月3日板○様よりお振込み;2,000円(天国のチワワ/茶々丸さんからのお志です。いつもありがとうございます。)
受取利息;44円

これまでにファーガス基金に寄せられた募金は107万8696円となりました。
目標額150万円まで、あと42万1304円です。
頑張りましょう!

【ファーガス基金】'12年9月20日開設:目標額150万円
振込先
※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは
記号;19050 番号;33999621
※他金融機関からは
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908
【種目】普通預金
【口座番号】3399962

名義はナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金として管理しております。
通帳はいつでもカフェにて開示いたしております。

これからもたくさんの方々の月々のご支援をお願い申し上げます。
なお、この基金について詳しいことを知りたい方は2,012年の9月20日・29日付のこの欄をご覧くださるか、直接カフェにお問い合わせください。

さてさて、カフェのガーデンはと言えばそこそこ使用できる状態になりました。が、考えてもみてください。
今日はまだ4月1日です。
いつもの年なら『ドジョウ掬いができますよ』という“ぬかるみ”状態であってもおかしくありません。

さあさあさあさあ、ウソかホントか?
ま、どちらも嘘で本当です。
日曜日からの雨で以後はスッキリするでしょう。
 


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