From the North Country

ガーデン開き 2012年04月13日(金)

  ご不自由とご迷惑をおかけしましたが、明日14日(土)からカフェのガーデンは全開です!

曇天だった今日の夕方、明日からの晴天を見越してゼオライト500キロ程度をガーデンに投入した。
おそらく地下10数センチ以下はまだ凍土だから明日も完璧ではないだろうが、わんこたちが遊ぶには充分な環境を提供できると自負しております。

カフェの厨房の第一線から引退したKは冬の間スープ作りに腐心していたが、今夜はスムージーとシェイクの中間あたりの作品作りに励んでいる。
イチゴをふんだんに使った“生スムーシェイク?”を試食/試飲させてもらったが、2作品目はすこぶる美味かった。

明日から数日は提供できるらしい。
原材料は市販価格にしたら700円は下らないのに、手間賃抜きのワンコインで販売するとKは言い張っている。
いわゆる市場調査とガーデン開きのお祝いを兼ねたつもりなのだろう。
忌憚なきご感想をお聞かせください。

ともあれここに宣言いたします。
明日からのガーデンは春のガーデンであります。
 

泥酔者の戯言でも真意を読み取れることがあるのではないかと思いアップしてみた 2012年04月10日(火)

  今日午前の晴天でガーデンの北と西側が乾き始めたのでゼオライト380キロを投入した。
春が近づいたようでちょっとうれしくなり、雪もなく硬く綺麗になったその上を何度も歩き回った。

午後になって同じ場所を歩いた私は沈み込むように足を取られた。
実は乾いたと思われたのは表面だけで、午後になって凍土が解け始め土中がぬかるんでいたのだ。

毎年繰り返される春のガーデンの光景である。

『四季というのは、わんこのレッスンに似通った経路を辿るんだな』と、ふと思った。

『困ってるんです』との相談を受ける冬の時代があり、じっくり雪を融かすレッスンが始まる。
そのうちお利口になったように見える時期があるのだが、そこで満足してレッスンを受けなくなる飼い主がいる。
だが実はそれは表面が乾いたように見えただけで、凍土が解け始める時期でもある。

『本格的なレッスンはこれから』という意味合いを持つのだが、飼い主は以前よりよくなった現状にそれでいいと思って通わなくなってしまう。
そしてぬかるみに…

だが、私はそれでいいと思っている。

(以下泥酔状態)

犬のしつけや医療などほとんどの問題が改善に向かう範疇なのに仰々しく捉えられて、“ちゃんと最後まで対処しないのは飼い主・訓練者・獣医師としての資質に欠ける”という観念の方が先行してしまっているように思える。

それなりの方向性や治療薬を示すだけで改善し、後は自己治癒力でなんとかなるはずなのに、一部のそうでないケースをすべてに当てはめて対処しようという風潮に嫌気がさす。

過剰な当事者意識、クレーム対応、結果と経過を知りたがる探究心が結果的にどうでもよい処置にまで走り、飼い主の油断や責任を鈍化させてしまっているように思う。

犬との暮らしは内面的に緻密であり、外面的にもっと大雑把であってよい。(ちゃんと育てて楽しく暮らせても、生き物であるから病気になり老いて死ぬ)
犬と暮らすということを四季に例えるなら、始まりは冬であり最後は秋であると私は思う。
そして、四季は巡るが愛犬との暮らしは1回限りの春夏秋冬でもある。
だから心に残り、自分の人生に寄り添う大切なものなのだ。
 

参ったな 2012年04月07日(土)

  午後から降り始めた大粒の牡丹雪に「あーあ」とため息ばかりの私。
「いよいよ除雪機が活躍する季節になりましたね」とホンダのTさんが冗談を言うとカフェは大爆笑となった。

夜、酔い潰れた私が目を覚ましたのは日付が変わる30分程前だった。
「アモもマロンちゃんもトイレ出したからね」とK。
その声には怒気が含まれていた。
一瞬『私に対してか?酔っぱらって何かやらかしてしまったか?』との緊張が走った。
が、「外見てごらん。」と続いたKの声は同志を気遣う口調だった。

窓を開けて外を見ると、満月に近い穏やかな夜に新雪が10数センチも降り積もっていた。

すると今度は私に怒気が走った。
「除雪してくる!」と宣言し私は外に飛び出した。

ってなわけで、4月も7日になる夜にガロアラシ号と私は怒りを込めて除雪作業を始めた。
雪と共にガーデンに敷き詰められたゼオライトがガラガラと音を立てて飛ばされているのが悲しかった。

今年の春は本当に遠いようだ。
 

7日、土曜日に向けて 2012年04月06日(金)

  この時期にも降り続ける雪。
呆れちゃいますね。

4月なのに原始林を平気で散策でき、アモは森の中に分け入っても沈まないことに喜びを感じていた。
いつもとは違う今年の春である。

降雪量は少なかったのにいつまでも雪が解けない寒い冬で、おまけに4月に入っても雪が降り続いた年だったと総括できよう。

先日の爆弾低気圧で原始林では倒木があちこちに見られ、常緑樹のトドマツの枝が叩き落されていた。
一方、大木の根元では同じく常緑のエゾユズリハやハイイヌガヤが姿を現し、春は間違いなく傍らにあった。

アモでも追いつけるタヌキがひょっこり姿を現し、斜面の中腹ではキツネがお昼寝していた。

カフェのガーデンは2週間遅れの春でも自然界にはそんなカレンダーはなく、気温に応じた正直な姿を示していたように思う。

そんな長引いた冬もどうやら明日で終わるらしい。
それを受けてガーデン開きは、次の日曜ではなく数日遅れる模様であります。

思いっきり遊べる状況では到底ありませんが、排泄場所くらいは確保したいと考えております。
 

ガーデン情報2012/4月3日 2012年04月03日(火)

  大雨ですね。
ガーデンも大雨です。
せっかく乾き始めた場所が僅かにあったなんてみみっちいことは考えてもいません。

しこたま降ってそこら中の雪を融かし、町中をきれいに洗い流してほしい。
明日4日のカフェコンディションは絶望だけど、見ものですぞ!
駐車場からお店に辿り着くまでが大変だろうし、その後が『どうにもならん』状況だと思われます。

『カフェに来ない方がいいですよ』という意味ではない。
『一緒に季節の変化を感じましょう』というお誘いのつもりである。

うまくいって8日辺りにガーデン開きができればいいなと期待している。
 

エイプリル2012 2012年04月01日(日)

  夜になって冬の残党が吹き荒れたおかげで、液状化していたガーデンが凍りつき、積もった雪が辺り一面を綺麗にしてくれた。

日中はオシッコをするにも爪先立ってぬかるまない場所を探していたお泊り犬/柴太郎が、『えっ!』という顔をして嬉しそうに夜のガーデンを走り回った。

♪ええこと ええこと おーもいついた!
チコタン チコタン エビすき ゆうた
チコタン チコタン カニすき ゆうた
チコタン チコタン タコすき ゆうた
そんなら そんなら チコタンすきな
エビ カニ タコだけ 売ったらええねん
ほんまに ええこと おーもいついた!
ヤッホー ヤッホー ヤッホー!!♪

そうや! ガーデンがぬかるむこの時期は 
凍った夜に カフェの営業をしたらええねん!
そしたら みんな おもいっきり遊べる
ほんまに ええこと おーもいついた!

というわけで、4月1日のカフェは夜間営業のみとさせていただきます。

さて今日、私の中のタイムマシンが動いた。
昔『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』という番組があったのをご存じだろうか?
その番組の何本かに私も登場していた。

ムツさんの牧場にいた黒ラブが子供を産んだのだが『盲導犬になるなら協力したい』という申し出があり、嬉々として浜中町の牧場に出かけた私は、仔犬たちの適性評価をしたうえで、後にレミーと名付けられた犬を訓練し盲導犬に育て上げた。

レミーを盲導犬として活用したのはムツさんの牧場からほど近い別海町のHさんだった。

『子供の面倒をみなきゃならないから』という切実な事情もあって、当時盲導犬を取得するために必要な札幌での4週間の“共同訓練”を夏休みを利用して小4の子供(圭輔くん)も一緒に寝泊まりして行った。

Hさんには娘の和美もいたが、彼女は家に残り視覚障害のお父さんと留守を守った。
レミーは別海町の人々に見守られながら、以後Hさんの盲導犬として活躍した。

「別海のHです」
今日、笑顔を見せながら和美夫妻がカフェにやってきた。
驚いた私だったが不思議なことに当時の記憶が鮮明に蘇り『これが年寄りがいつも同じことを繰り返し話す“記憶”という奴なのか』という現象を体験した。

当時小4の圭輔は30になったという。和美だって私の記憶にある少女ではなかったが、面影は間違いなく和美である。
20年前の記憶が今日蘇った。

Hさんと直接会っていたなら『よう、久しぶり!』で済んだ話なのに、その子供の和美が旦那を連れた大人になって会ったものだから時の流れを随分と感じさせられた今日だった。

で、こっちの話は4月のウソ(エイプリルフール)ではないのでお間違えなく。
 

ガーデン情報、とりわけ馴染のお客様へ 2012年03月30日(金)

  残念ですがガーデンは使用不能状態となっております。

この二日間の暖気で雪解けが一気に進み、ガーデンは使用できません。
排泄だけなら一部可能かと思われます。
早期回復のため排泄以外のご利用はお控えください。
ご協力をお願い申し上げます。

雪が解けた後も凍土が解け、水が引くまでしばらくかかりますので逐次コンディションをお知らせいたします。

なお駐車場は意外とまずまずの状況で利用は十分可能です。
ご了承のうえご来店ください。
 

2012。今年は遅い春になりそうだ 2012年03月26日(月)

  先週一気に進むかと思われた雪解けは、週末の雪でチャラになり冬景色に戻ってしまった。
ガーデン液状化は例年より2週間ほど遅くなるのだろうか?

春が楽しみだし夏だって待ち遠しいと今は思うけど、いざそうなれば、我が家の愛犬アモにとってはダニの心配があり、私にしてみればヘビとスズメバチを恐れる季節になり、クマの心配をしながら山に入ることになる。
何より暑いのは勤労意欲と理性を保つのが難しくなるから好きじゃない。

だからと言って冬は寒くて雪が降るから除雪もしなきゃならないし、滑って転ばないよう気も使わなきゃならず、ドライブに出かけるのも命がけで生活自体が大変だ。

暖かいとキャンプにも行けるし美味しいものがたくさん食べられる。
でも冬は森に入っても夏のように草木が鬱蒼としてないから何処までも見通せるし道なき道を歩く楽しみがあり、何といってもわんこが汚れないのがいい。

ああ、どっちだ?どっちの季節がいい?

『皆それぞれに…いえローマです』なんて風に言えるロマンスと危険はどちらにもありそうだ。
冬のさ中は夏が恋しく、夏になれば雪が恋しい“欲長けた人間”の永遠のテーマであろう。

だから今の時期は春が恋しい。
日付が変わる今しがたガーデンに出ると雪が降っていた。
あな恨めしや。
 

イヌと触れ合うことが犬を育てる原点 2012年03月21日(水)

  24日(土)は臨時休業いたします。

さて、いつもわんこのしつけのことでやかましいことを言う私だが、原点をご存じでない方がこの欄を読まれ混乱されたら申し訳ないので補足しておこう。

1.外飼いのわんこ
これはもう日本人の伝統である本来の犬の飼い方だから私からはほぼ何も言うことはない。
番犬であり家族の癒し犬であり猟犬だったりもしよう。

住んでる環境によっては『ほれ、散歩に行ってこい』と鎖を外されて、ひとしきり飼い主にじゃれついた後、どっかで勝手に排泄を済ませ、日がな自由に獲物を追ったり冒険を楽しみ、家族の誰かが帰宅する頃や自分の晩飯の時間には犬小屋近くに戻るという原風景には今でも自然と笑顔がこぼれる。

ただ、都会や住宅街で暮らす外犬の飼い主さんには一言言いたいことがある。
与えるべきものを与えてますか?と。
ふれあい・散歩・身体のケアが最低条件かな?

近くに外飼いの黒ラブがいる。
狭い箱に入れられ、少なくとも私は散歩している姿を見たことがない。西向きで夏は直射日光が当たるから最近ようやく夏場に移動されることもあるようになった。
日中飼い主はいないのか、夕方になると排泄か食事かふれあいを求めてか吠え続けている。

辛い気持ちになるけどあの犬は脳が解発されていないイヌだから悲しむことなく自分を懸命に生きているはずだ。
私は知らないけど『家族と触れ合ってる楽しい時がきっとあるんだろうな』と願わずにはいられない。

ただ、あれが人の子なら迷わず児童相談所に通報すると思う。
外飼いの街イヌにはもうちょっと待遇改善を望みたい。

2.子供がいる家庭のわんこ
はしゃぎまわる子供とわんこを前に「レッスンをお願いします」という依頼を受けることがある。
犬にはそれなりの社会性を持たせるレッスン(情操教育)を数回行った後、飼い主さんには「もう、これでいいでしょう。まともな訓練なんて無用です。いくら訓練しても子供たちが台無しにしてしまいますし、それでいいんですよ。子供たちと暮らせばいいんです。きっと子供たちの記憶に残り続けるでしょう。もちろんいい思い出として」
本当にそう思うし、社会に迷惑をかけ子供に経験させればいい。この世は人間社会なのだから。

子供がいる家庭では難しいこと考えずにわんこを飼うことをお勧めします。
理由は二つ
1.子供の冒険心と情操教育を培うため
2.『こら!何やってんだ!』と子供を守るためにわんこをしつける必死な形相の親の姿を子供の脳裏に焼き付けるため

学習塾に通うより立派な人間教育ができますよ。
そのわんこはカフェに来れるようなわんこではないにしても…
私もそうして大人になり、今ではわんこまみれの世界で幸せに暮らしております。
 

原始の森で 2012年03月17日(土)

  わずか6回の月刊誌オトンへの投稿だったのになかなか書けなくて気持ちの上で余裕がなくなってしまった。
今夜、最後の第1稿を書き終え『あとは野となれ山となれ』という安堵感がある。

好き勝手にこの欄を書いている方がずっと楽しいってことが分かった半年間だった。
そんなことが分かっただけでも…といういい経験でした。

さて、昨日ダルメシアン/ビート君の雪中行軍第1回を実施した私だったが、今日はいつものリラックス気分で原始の森へアモと出かけてきた。

『これがたまらん』と雪の上で何度も転げまわるアモの姿に癒されていた頃、前方の木陰の向こうに人影を発見。
何事もないようにリードを付けようとした私だったけど、『あの姿と雰囲気はもしかして?』と目を凝らした。

とっても意外だったけど、やはりチワワのココアちゃんと母娘さんだった。
雪中行軍ならぬ冬の終わりの散策を愛犬と楽しんでおられたようだ。
去年の秋、偶然レクの森で出会い、戸惑う中でノーリードでの接し方を教えながら散歩したのだが、それが気に入ったらしい。

最高のコンディションの中、チワワと飼い主さんが普通に森の中を散策できるっていいですよね。

すれ違う相手を先に発見し、即座に対応できるしつけができていなければこんなことはできない。
暮らしやすい家庭犬の何たるかが分かる勇気あるチャレンジである。

散歩中に出会うわんこと飼い主たちもみんなあんな風であればいいのにな、と原始の森で思った。
 


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