|
【ファーガス基金】'12年9月20日開設:目標額150万円 振込先 ※ゆうちょ銀行(郵便局・郵便口座)からは 記号;19050 番号;33999621 ※他金融機関からは 【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ) 【店番】908 【種目】普通預金 【口座番号】3399962
名義はナガサキフミアキとなってしまいますが間違いなくファーガス基金です。
【入金報告】 12月03日:○○動物病院様 10,000円 12月04日:渡○○美様 10,000円 12月13日:オオ○ユウ○様 1,000円 12月14日:カフェ募金お札分17,000円 小計:38,000円
12月14日までの中計:302,571円 目標額まであと:1,197,429円 これからもたくさんの方々の月々のご支援をお願い申し上げます。
なお、この基金について詳しいことをご存じない方は9月20日・29日付のこの欄をご覧ください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 札幌は例年になく早くから雪が積もっている。 この雪の中、車椅子で駐車場からスーパーに自力で入店するのは本来なら無理である。 だが、我らが介助犬ファーガスは『ここぞ!』という大仕事を嬉々としてやっているようだ。車椅子に結わえたバンダナを咥え、Nさんと呼吸を合わせて悪路から脱出させる。 頑張ってますぞ。
そこで今夜はひとつお願いが…
Nさんは駐車場に車を止め、運転席のドアを開け、助手席後ろにある車椅子を運転席に座ったまま抱えて降ろす。 車椅子に乗り移り、バックドアまで移動してファーガスを降ろす。
この手順をゆっくり理解してください。
困っているのは買い物を終えて戻ってきたときのことである。 車椅子マークが貼られたNさんの車の右横に、我々が普段通り駐車してしまったとしたら… 車椅子が通れずNさんはこれまで何度も運転手が戻るのを待ち続けたそうだ。
『スーパーで放送をかけてもらえばいいのに…』
新米障害者にそんなことができようはずもない。 喪失感一杯で『人の世話を受けなければならなくなった自分が“おこがましくも”…』そんな心理が“完全なる受容”に至るまで人にはあるのだ。
悔しさとふがいなさに一人涙し、『ごめんなさい』と買い物を終えて戻ってきた運転手に『ああ、いいんですよ。今来たばかりですから』と作り笑顔をみせる。
介助犬としてのファーガスには解決する方法もないし、そんな訓練もないだろう。
今Nさんは寄り添う犬がいるから涙することなく待ち続けられるそうだ。
はて、私たちはそれでいいのかな…。
|
|
|