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「私の友達なんです。どうか手助けをお願いします。」 そんな電話を以前カフェに通われ本州へ引っ越された方からいただいて、どれほどの時間/年月が経過しただろう?
話せば長くなるが、つまりは、五体満足で元気に働いていた女性が追突事故に遭い、下半身と上肢の一部が不随となって車椅子生活となった。 子供を二人抱えていたのにその女性は将来を悲観し死ぬことばかり考えていた。 せめて以後の生活の最低保証が受けられるはずの保険だったろうに、ドロドロとした保険会社の言い分がまかり通って最悪の判断しかなされなかった。
裁判を継続すれば展開があったはずなのに、精神的に疲れていた彼女はそれを放棄し落ち込み投げやりになってしまっていた。
そんな彼女が勇気をもってカフェに来店し、馴染のお客様と触れ合ううちに“こと”は急展開していった。
すなわちつい先日の9日、彼女のもとに介助犬がやってきた。
で、『よろしく!介助犬ファーガス(黒ラブ)です。』
新米だし、まだ若い(人も犬も)からくれぐれもよろしくお願いいたします。 何があっても面白そうだと私は思っている。
複雑なことはいっぱいあるけど、ともあれ庭先に花が咲いた。 庭先の花は可愛いし大事に育てなきゃね。 みんなよろしくね。
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