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100年前から比べて札幌の冬の気温は6.5度も上がっているらしい。 都市化の影響で温暖化がすすんでいるという。
夏の気温はたいして変わってないというが、それは体感的にウソっぽい。 だけど今年の夏は私が移住した30数年前の北海道みたいに『朝夕はカーディガンを羽織って』というガイドブックの言葉が似合う。
そんな北海道らしい夏が7月になっても続いている。 おまけに今日は午後まで大雨でカフェも寒々しい一日だった。
「私と一緒の時は静かに横になってるんですけど、私がシャワーに入ったりすると玄関に行って靴の中敷を引っ張り出すんです。何とかならないでしょうか?」 昨日そんな相談をカフェで受けた。
私ならさっさと決着をつけてしまうが、普通の飼い主なら 『ダメでしょ!なんでこんなことするの!今度したら許さないからね!ったく』 そんな繰り返しの日々を送っておられるのだろう。
「いい方法がありますよ。悪戯とか人がいないスキを狙った行為には天罰方式です」と私は解説した。 すべてのいたずらに対しての根本解決にはならないが、まあ愉快な方法だから試してみようと思った。
1.靴箱の上に落下しそうな不安定な状態のバケツや鍋をセットする。 2.バケツ/鍋の中には単一の乾電池くらいの重さで突き刺さらないものを5〜10個くらい入れる。 3.バケツ/鍋と靴を細い紐で連結する。
そう、靴をいじれば上からけたたましく落下してくる仕掛けだ。
1回で決まれば落下物の中身が多すぎたのかもしれない。 2回目もわんこがチャレンジしたなら隠しカメラで撮影すべし。 靴、紐、それに上の物体を交互に見ながら“考える犬”の貴重な映像が撮れるかもしれない。
4回、5回と繰り返す犬がいればカメラのレンズを自分に向けるが良い。(たぶん落下物に手心を加えた疑惑あり) 本当に靴の中敷を引っ張り出されることに困っている飼い主なら、そのバカ面が映っているだろうし、普通の飼い主なら『凄い!うちのわんこは何て頭がいいんだろう!』という笑顔に満ちているに違いない。
『いたずらで困っています』 本当に困った行動、例えば『ベッドで寝ている赤ちゃんを傷つけるんです。』
さて、あなたは仕掛けをこしらえますか?それとも… 寒い話になってしまった。
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