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カフェのガーデンの周囲は白いフェンスで囲まれている。 西側にウッドデッキとカフェがあり、東側は全面フェンスだ。 南北だけ高さ60センチのブロックの上に120センチのフェンスが立っている。
余談だがそういう場合北海道では地下にも60センチのブロックが埋まっていることを意味する。 冬になって地面が凍結すると体積が増えて地面が持ち上がってしまうからだ。 霜柱が立った状態を想像してほしい。 あんな状態のところにブロックやフェンスがあれば簡単に持ち上げられてすぐに傾いてしまうことが容易に想像されるだろう。
地下60センチまで基礎が埋めてあれば凍結深度をクリアできるというわけだ。 地域ごとにいろんなことがあるんですね。
で、地表に出たブロックにオスのわんこ達がオシッコをかける。 ガーデン自体はゼオライトが敷き詰められているので8年間排泄臭は無い。 問題はゼオライトが敷けないブロック部分の消臭である。
現実的には雨が降り太陽光が降り注ぐことで大部分の消臭殺菌が行われるのだが、石橋を叩く意味で時折噴霧器を使って消毒している。
パコマという薬品の原液を300〜500倍に希釈して噴霧している。 搾乳する際に牛の乳房を消毒する薬品であり、同レベルの希釈液である。
同じ物で週に1回カフェ内も消毒しており、稀に粗相があった場合にはその都度バイオチャレンジという優れものの消臭殺菌剤(カフェで販売)をスプレーしている。
お陰様で現在のカフェがある。 それもこれも過去からの経験と知見の積み重ねであることに感謝だ。
わんこ関連のお仕事をされている方、是非ご参考にしてください。 カフェには秘密なんてありません。 ドッグカフェナガサキカミングアウト!
さらに今夜は、先日試した成果を特報としてご紹介しよう。
ご承知の通り私はヘビースモーカーだ。 だが同時に里塚温泉や札幌ドームの喫煙所のニコチン臭がたまらなく嫌いである。 だからプラズマクラスターの空気清浄器や同じ付加機能のある冷蔵庫が我が家にある。
ところが清浄器のフィルターや脱臭炭にも吸収限度があって、次第にタバコ臭い空気が居間に流れ出すようになった。 私は脱臭炭の入った部品を何度も何度も丁寧に洗剤で洗い、陰干しを繰り返した。が、セットしてスイッチを入れるとタバコも吸ってないのに空気清浄器のせいで室内が臭くなったのである。
『タバコをやめれば問題解決!』っていう正論は横に置いといて話を進めよう。
ここからがヘビースモーカーの執念であり、すべての発明は執念から生まれる。 フィルターと脱臭炭の部品をゼオライトの入った袋にまる2日同居させたのだ。
すると、あんなに苦労した臭いが消えた。
ゼオライト恐るべし! きっといろんな使い方があるんでしょうな。
最後に商売。 そんなゼオライト、カフェで何処よりもお安く販売してますからね。 20キロで1,760円。
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