|
ストーブは先月オーバーホールしコンセントはもう抜いてある。 まさか6月の14日に暖房が必要になるなんて思ってなかったし…
北海道ではエアコン=冷房であって、暖房に使うことは滅多にない。 電気暖房=『高くて反省エネ』っていうイメージがある。 以前、エアコンを買いに行ったとき『冷房機能だけついていればいいんですけど』と言ったら、『お高くなりますよ』って言われた。
で、今日はせっかく暖房機能がついているエアコンを配管の防カビ対策を兼ねて使わせてもらった。 そんな寒い一日だった。
さて、先週の定休日に1泊2日で美術館めぐりの小旅行に出かけてきた。 宿泊先の宿の玄関で『お部屋までは抱っこするかクレートで移動してください』と言われた。 玄関から10メートルほど先が部屋だったので、「夜、誰もいない時もいちいちクレートを使わなければなりませんか?」と尋ねると、「ええ、そうして下さい。決まりですので。」と毅然と言われたのが却って清清しかった。
アモにはエアコンのように冷房・暖房・除湿・換気・空気清浄など多様な機能を使い分けできるような“振る舞い(常識)”を教えてあるが、それはこちらのことであって、たかだか1泊を受け入れる施設側にとっては“確かなガイドライン”というのが必要なのだろう。
思えばカフェも同じだ。 恐らくちゃんとした育て方ができているであろうわんこの飼い主に対しても、初めての入店の折には『いらっしゃいませ。』の後に『ガーデンでおしっこさせますか?』と声をかける。
『さっきさせてきましたから大丈夫です』って答えられる飼い主だが、そのうちのほんの数パーセントのわんこが粗相をすることがある。 つまり“自宅では大丈夫”“これまでは大丈夫”ということなのだろう。
過去に粗相をされたり宿泊客に吠えたりされた経験から宿側は一律のガイドラインを定めたのだろう。 カフェでは、まずは“一声をかけ”そのうえで失敗があった場合には飼い主に『状況によって愛犬の排泄行動が変化する』ことを実感していただき、冷房だけでなくエアコンのように、場面によって多機能なことに対応できる愛犬を育てることが大切なことを知っていただけるよう対応している。
その点をちゃんと分かっておられる飼い主には失礼をお許し下さい。
1泊だけのアモは、みんなが寝静まった夜11時頃クレートに入りガタガタガタガタと車輪の音を立てながら玄関まで移動し外でオシッコをし、またガタガタゴトゴト本来なら不要な音を立てながら部屋に戻った。
|
|
|