From the North Country

IPadその3 2010年07月13日(火)

  今夜はiPadで書いてみた。

実は、こう書き始めてから2回めのチャレンジである。
さっきせっかく書いた評価が全て消えてしまった。
何故かは分からないが、長い文章になると最初の行が表示されず、それをスクロールなんかで表示させようとしていたら消えてしまったのである。
ちょっとタッチしただけで反応するから、それが災いしたようだ。

再現を試みよう。
念のため、ここで一旦アップしておく。

チェックしてみたら、ここまでは大丈夫。

さて、ここまで書いてのiPadの文字入力は快適と言える。
文字の羅列なら問題ない。
数字や記号にちょっと手間がかかるが、慣れれば大丈夫。
キーボードも不便と聞いていたが全然OK!

で、ここで冒頭の文章が表示されなくなった。
再度、いったんアップしておく。

で、ここで問題が発生し30分も右往左往していた。
スクロールができずにいて文頭も文末も表示できないでいた。
何故か分からず解決し、何故か分からず書いている状況なのだ。

まだよく分からないから、今夜はここまで書いてアップできたという実績だけを残しておこう。
 

iPadその2 2010年07月09日(金)

  昨日(8日)、2週間前に予約しておいたiPadが入荷したという電話があった。

「行ってくるから!」
先日の予約段階でしどろもどろになった私が、気持ちを落ち着けようと重い雰囲気の言葉をKに投げかけると
「行ってこい!」と、Kは『腹を据えろ』と言わんばかりの迫力で私を見送った。

「さっきはスッゴイ雨でしたね。ビックリしちゃいました」
先日の予約の時とは違う店員がにこやかに声をかけてきた。
「さっきの雨って?」と私が問うと
「え?急に雷とバケツをひっくり返したみたいな雨が降ったんですよ」と店員。

車で10分もかからないところから来た私だったが、雨には一切当たらなかった。
けれどこの言葉がすべての緊張をほぐしてくれた。

様々な手続きを誘導されるままに無事にこなし、私の手元にiPadが渡された。

帰宅し、我が家の無線ランに接続するのに10分ほどかかり、それからiTunesのクレジット情報入力に30分以上はかかった。
クレジット番号まではスムーズだったのに『コード』という聞きなれない言葉に戸惑ってしまったのだ。
が、どんなに戸惑っても“あの時の店員”とは違ってこのiPadは辛抱強く待ってくれた。

『まもなく右折です』
『右折です』
と告げるカーナビを無視して直進すると、しばらく黙り込むことがある。
あの時の快感と、後に『この先700メートル先右折です』という忍耐を超越した冷静なカーナビとの一体感に似た感触だった。

ともあれ一通りの設定を終えることができた。

実はこのiPadはKの母へのプレゼントだったことを告白しておこう。

「本を読みたいのだけど最近は読みづらくなってね」という悩みを聞いていたし、ホームセンターでルーペを探す姿を見てもいた。

だから私は真っ先に700円で過去の名作200冊以上が読める『青空文庫』をダウンロードした。
これは素晴らしく感動した。

iPadとは自分の好みとか好奇心を満たすために築き続けることができる道具であり、どう使うかは『あなた次第』という優れものである。
だが、そのアプリというかコンテンツは無限の広がりがあるものの人類はまだそのスタートラインに立ったばかりの時点に生きている。

Kの母が読みたい本を読みやすくするためにどうすればいいのか?
可能性に満ちた未来がこの世界にあるような気がする。
 

へぇー!って思うことのひとつを紹介しよう 2010年07月04日(日)

  カフェ内の消臭消毒や肛門嚢を絞った後のお尻にチュチュッとスプレーしたり、アモの内股が蒸れて炎症を起こし始めた時にも活用している“バイオチャレンジ”。

カフェで販売しているこの商品だが、使用していて有効性を充分認識していたし、説明書を何度も読んでいたおかげで、ある時ふと『試してみたい』と思ったことがあった。

『浴室のカビにも有効なのでは?』ということだった。

そこでこの数ヶ月間、我が家の浴室で試してみた。
酷くなる前にこまめに掃除をしていても、赤っぽいモノが壁や天井に発生していたのだが、スプレーし始めて1ヶ月ほどで明らかに発生しなくなっている。
たまに『失敗だったかな』と感じることはあったが、きちんとスプレーするとOKだ。
きっと残っている水分で希釈され過ぎてしまったのだろう。
濃縮する度合をちょっと工夫すれば“浴室用のバイオチャレンジ”でカビの発生を抑制できそうだ。

もともと人体や犬体には安全と説明されているので、それを信じ、さらにしつこいサッシの溝の黒カビ対策のテストを重ねているところである。

確信的な情報提供ではないけれど、『いい感じですぞ』との中間発表ができるレベルではある。

愛犬のしつけと同じで、『スプレーすればいい子になる』なんて安易な言葉に躍らされちゃいけませんよ。
まずは
・元々のカビをそれなりに取り
・自らちゃんとカビを退治するという意識を持ってスプレーすることが大切なのである

まさか、カビ取りと犬育てに共通点があるとは思ってもいなかったが、まずはカフェでご相談下さい。
ちょっといいアドバイスができそうです。
 

我が家のキャンプ流儀 2010年07月02日(金)

  この夏2度目の洞爺湖キャンプを楽しんできた。

昨日の朝、札幌は雨模様だったが洞爺湖の水の駅に電話を入れると「さっきまで小雨でしたが…、あ、ちょっとお待ち下さい。…青空が見え始めてます。道路も殆ど乾いてますよ。明日もまずまずの予報です」と嬉しい情報。

急いで荷物を積み込み、現地に到着するとコンディションはパーフェクト!
芝も乾き爽やかな風が吹いていた。勿論だぁれもいない貸切。
いつものように私が荷を降ろしテントの設営をしている間に、Kが興奮で熱くなっているアモを泳がせてクールダウンさせる。

セッティングが終わると今度は私が投げたボールを追ってアモの遠泳が始まり、戻るまでの時間に一服するのがいつものパターンだ。
前回は陸を走らせ過ぎて足の回復に10日もかかってしまったので今回は泳ぎのみに限定。

アモは僅か2回目でボートに乗ることの意義を理解したようで、湖面から流れる陸の景色をのんびり眺め、泳ぎ疲れた身体を休めるようになった。
おかげで安物のボートなのにアモの爪で穴を開けられる心配は無さそうだ。

一夜明けた今日も清清しい天候に恵まれ存分に楽しみ心地よい疲れが残った。
暑くなりそうだったので昼前には撤収し、帰宅後の片づけを済ませたが、明日からのパスタを試作しなければならないKにはキャンプに付き合ってくれたことを感謝している。

我が家のキャンプはこれでひとまず休憩に入り、9月以降に再開する予定。
キャンプは快適・楽チンが一番!
だから
・暑い夏場のキャンプは時に苦行となるからしない
・昼食は地元のお店で食べる
・夕食はおにぎりを買って、あとは地元の食材を焼く
・朝食は近くのホテルに予約がベスト
・温泉に入る
・食器などの洗い物は帰宅して洗う
・ウォシュレットがあれば車で用を足しに行く
・エアーベッドでぐっすり眠る

実に軟弱である。が、どう白い目で見られても快適・楽チンがいいのだ。

なお、明日明後日(土日)の曙公園は某アウトドアショップの貸切との看板が立っておりましたのでご注意を。
 

ipad 2010年06月26日(土)

  ipadを予約してきた。

テレビでの評判を見てるとすっごい優れモノとの評が高かったし、これ以上“流行モノを排除し続ける頑固さ”にこだわると時流に乗り遅れ、現代社会から完全にシャットアウトされる不安があったからかもしれない。

で、店員に恐る恐る「ipadについて教えて欲しいのですが…」と声をかけた。
「ご予約ですね?」と店員
「え?まあ、その前にお伺いしたいことがありまして…」と私。

すると、wi-fiとプラス3Gと書かれたチラシを見せられた私は
「ウィーフィー?って何ですか?」と尋ねた。
「ワイファイですね」と店員。
その時点で私は取り乱している。

「3Gって言うのは例の画面が飛び出して立体的に見える奴ですね」と私。
「あ?!お客様それは3Dのことですね。」と店員。
もう私は完全にパニックである。

「ipadってネットもできるし本も読めるんですよね」と苦し紛れな私。
「ええ、何でもできますが、この場所(相談した店舗)ではインターネットにも接続できませんし本を取り込むこともできません。ここには無線ランの環境が整っていませんから」
「は!?できないんですか?」と私。
「いろんなとこで接続されたいんですね。それなら3Gがオススメです。」
「3Gにすると、ここでもネットも見れるし本も読めるんですね?」
「ええ!、でも本を読んだり音楽を聴いたりするには条件があります。ご自宅にインターネットができる環境のパソコンがありますよね。それとipadを同期させる設定が必要です」と店員。

ほとんど訳が分からなくなった私だったが
「要は自宅のパソコンにiTunesをインストールして、そこから有料ダウンロードした本をipodに移せば読めるんですね」と食い下がった。
すると
「そうですね」と店員は答え「でもipadに移すのではなくてコピーしたということです」と付け加えた。
それなのに店員は「パソコンの情報が消えてしまうとipadの例えば音楽情報も消えてしまいますよ」と言った。

全く訳が分からなくなった私は奇妙な質問を繰り返したのだろう。
「お客様。何がどう分からないのか教えていただけますか?」と店員。

汗まみれになり訳が分からないままながら私はipadを予約し、帰宅途中にあるコーチャンフォーに飛び込んでipad関連の書籍を購入した。

今日は土曜日で賑わうカフェのはずだったが、みんなキャンプに出かけていて暇な一日だったのでipad入門書を読むことができた。

思ったより『使えない奴』との印象だ。

何をするにもお金がかかるし、お金を払う意思があっても読みたい本が何でも手に入るという状況にはない。

使い方をあれこれ考えること自体がipadの魅力なのかもしれないけど、出始めは年寄りには結構辛い。

最後の質問。
「で、いつ頃届きますか?」と素朴な質問を私はした。
「全く分かりません」と店員。
『全く分からないなんてないはずだ』と、カチンときた私は「1年先か10年先かも分からないのか?」と食い下がった。

すると店員は「早ければ1〜2週間で遅くとも1ヶ月程度が現状です」としぶしぶ答えたではないか。
もったいぶるな!
最初からそう言えばいいじゃん。
テクノロジーのことは分からなくても人生経験だけはこっちの方が豊富なんだぞ。
どうやら出始めからまずい状況である。
 

もうしばらく更新が滞ります 2010年06月24日(木)

  この欄の更新が滞っておりますが、カフェはいつも通り営業しておりますし、スタッフ一同元気にしております。
手作りケーキもラーメンサラダもサイコーです。

ただ、何しろワールドカップの放映時間がこの欄を書く時間=私が酔い潰れる時間と重なってしまっているので書けないだけでございます。

あとひとつ付け加えるなら、カフェのわんこ達がみんなおりこうさんだし、飼い主の皆様も素晴らしい意識を身につけられた方ばかりなので、私が気色ばんで書きたくなるテーマにぶつからなくなっているというのも正直な告白です。

目を外に向ければ言いたいこともありますが、カフェにおいては大満足の世界が存在しているのです。

つまり、ちょっとした問題児を受け入れる余裕があり、それによって新たなテーマがこの欄で発信される可能性があるということです。

悪貨が良貨を駆逐するような、そんな不安なカフェではもうありません。
ちょいワルがやって来ても、飼い主さんの意識さえ“良い方向”を目指しているのであれば、完璧に抱擁する体制が整っております。

どうぞ上手にカフェをご利用くださいませ。
 

もも逝く 2010年06月15日(火)

  「突然のことで受け入れられないし、まだ気持ちの整理がつかないので“少しの間”皆さんには知らせないで下さい」

実は11日の早朝、洞爺湖でのキャンプ中にMさんから電話があり「昨日(10日(木))もも(ラブラドール)が死んじゃった」と悲しみの報告を受けていた。

ももは15歳という高齢ではあったが、老化以外の健康上の問題はなく、『老犬介護』の準備と覚悟をM夫妻は整える途上だった。
だからこそ私も元気なももを前に「ひょいと見ると大往生してた、なんていいね」と茶化したり、今後ももに起き得ることについてのアドバイスをしたりしていた。

そんな始まりの時期だったものだから、いくら15歳とは言えどもM夫妻のショックは大きかったのだろう。
「我が家の歴史をももはずっと見てきたんだよねぇ」との言葉が重い。
愛犬スーを亡くした時のKと私もまさに同様の悲しみを味わったから心情を察することができる。

でもね、Mさんの言った“少しの間”をこれ以上伸ばすことは苦しい。
今日もカフェでももの話しが出ていました。
聞こえないふりをしたり話題を変えること、何より黙っているのが息苦しいです。
だからMさん、ごめんなさい。
今夜報告します。

スタッフやMさんと懇意にされておられる皆さんに話せないことが辛かった日々だったが、どうかご拝察の上お許し下さい。

ももの冥福とMさんへの温かい言葉をお願いいたします。
 

日本補助犬協会が国家公安委員会の指定を受けた 2010年06月12日(土)

  予定通りウッドデッキを塗りなおし、乾くまでの2日間洞爺湖キャンプを楽しんできた。

陽射しはそこそこで強くはなく、ほぼ無風の暑くもない最高のコンディションだった。
9歳になったアモを心配していたが、キャンプとなるとアドレナリン全開のアモは例年と変わらない喜びを爆裂させていた。

『無理が利くのも今年が最後かもしれないね』
Kと私はアモの限界も視野に入れながら、存分に遊ばせた。
満足できる時が流れ、いつも通り心地よい余韻にまどろみながら帰宅した。
アモは後肢を引きずっていたが『楽しかった、また今度行くぞ』といい顔をしている。

札幌は洞爺湖とは違う夏の暑さに襲われたようで、カフェの植物がたった1日半でへこたれてしまっていた。
とにかく水を与え回復を願った。

そんな夜、嬉しい電話がかかってきた。
「長崎さん!やりました!日本で10番目の盲導犬訓練施設として国家公安委員会の指定を受けました!」
日本補助犬協会施設長のPさんの声は上ずっていた。

私が現役の頃から懇意にし、盲導犬の訓練について意見交換をしていた女性達で、当時関東の大きな施設に属していた彼女達だったが、様々な経緯があって独自の道を進みだしたのが9年前だった。

以来、地道な努力を積み重ね、施設を整備しながら僅かながらも盲導犬・聴導犬・介助犬を育成してきた。

ノウハウも経験も豊かな訓練士がいながら、しかし公安委員会の指定がなかなか受けられず、訓練した盲導犬は指定を受けた他協会で“盲導犬としての認定を受ける”という屈辱をこれまで味わってきた。

諸外国にあるようないい加減な盲導犬訓練施設が日本にはびこらないように、過去において我々は厳格な基準を国家公安委員会に求めてきたのだが、彼女達は見事にその基準をクリアし、日本で10番目の訓練施設として指定を得たのである。

電話口で訓練士のSが感慨深げに言った。
『9年かかりました。最初に9年もかかると分かっていたらきっと頑張れなかったでしょう』との言葉が印象深かった。
くしくもアモの年齢と同じである。
おめでとう!これまでよく頑張った。
一息入れたらこれからの本番に向けてしっかり踏み出して欲しい。
 

わくわくする季節がやって来た 2010年06月07日(月)

  札幌テレビ塔とほぼ同じ標高にあるというカフェ周辺では、ようやく春爛漫の峠を越えたあたりの季節感がある。
チューリップはそろそろ終わり、ライラックが今頃満開を迎えている。
枝豆が発芽し、トマトに黄色い花が咲き始めた。
珍しくエゾハルゼミがけたたましく鳴き、イタヤカエデの花弁の周囲では例年ならたまにしか見ない虫が大量発生している。

本当に久しぶりに続く穏やかな天気のおかげで、なんだか春と初夏が乱舞しているかのようだ。

ここ数年は、6月であっても猛暑になったりしていたのに、今年は晴れた日でも20数度と控え目で、夜は肌寒い。
本来の気候に戻ったことを安堵すべきなのに、警戒してしまうのは何故だろう?

余計な心配はさておき、穏やかな今を楽しもう。
毎日何回も枝豆横丁を覗き込んで成長を観察しながら美味しいビールが飲める日を思い浮かべ、トマトの苗が強風に倒されずカフェのサラダに添えられる日を待ち望み、ガーデンのフェンス沿いのビオラは『外見よりも、より長く咲かせる』ことだけに目標を絞り、駐車場の花壇はKの思い通りになるよう協力しよう。

定休日にお泊り犬がいなくて晴れていれば、ガーデンのウッドデッキを塗りなおし、乾くまでの時間を家族3人でキャンプに出かけられたらいい。

去年せっかく買ったオーディオがあるのだから、ゆっくり音楽を聴きたいし、お気に入りのレコードはCDにダビングする計画もあった。
ソプラノサックスもそろそろ息を通さないとせっかくいい感じになっていた“C”の音が出なくなってしまう。
そうだ!今度のキャンプに持って行くのもいい。
どうせ誰もいない空間だから恥を気にせず存分に吹ける。

暖かいっていいな。
遠慮していたことや思い留めていたことが解け出すようにやりたくなってしまうしできるような気になる。
 

『ドッグ乱』にひとまずピリオド 2010年06月05日(土)

  『ドッグ乱』をキーワードにして何回か書いてきた。
読み返して『思いを伝えきれたか?』と自らに問うてみると答えはノーであった。

・主張に怒りが含まれているから反発が生まれるに決まってる
・具体的そうでも結局のところ良く分からないから信用できない
・好きな犬と暮らしているだけのことなのに私の指摘は仰々しい
・犬との暮らしの多様性を認めながら、固定観念による主張を繰り返しているのがウザイ

読み返すだけでそう感じる自分がいる。

だが一方で、『共感よりも反感に備える』そんな自分のエネルギーを感じてそちらの方へ突き動かされていることに驚きと喜びがある。

弁が立つ人間ではないし、主張すれば反感を買うような表現になってしまう欠点があるけど、これまでと現在においてつきあっている犬たちとその家族の姿が私に勇気を与えてくれている。

テーマがあれば元気なうちはまたコメントしたい。
 


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