From the North Country

変化する感性 2009年07月14日(火)

  犬と暮らすということはイヌを育てるということに他ならない。

いいわんこに巡り会えて10数年を過ごした結果において“犬育て”を論じることは、その気持ちが分からないではないけどそれ以上のまことしやかな主張にまで発展させるのは避けたほうが良い。

“犬育て”とは当たり外れで論じるものではなく、自分の思うがままの犬に育てることでもない。

自分の人生に関わることになった“愛犬”を真正面から受け止め、愛情に包まれた中でも最低限の教えを行い、究極の“ノー!”を教え、その犬の個性の出し入れを実感しながら自らの人生の方向性を学び考えることである。

そのスタートラインして私は『暮らしやすい家庭犬』という言葉を用いている。

犬の個性は様々だ。
・遊び好きな犬がいれば『どうぞお構いなく』という犬もいる
・図太い犬もいれば繊細な犬もいる
・攻撃的な犬もいればおう揚な犬もいる
・賢い犬がいればバカな犬もいる

犬と暮らす人々が抱える愛犬の問題行動のすべては、私が見てきた限りにおいて『まあ、そんなこともあるだろうな』の範疇である。

『コウモリみたいな吸血犬です』(これはありえそうか?)とか『電話の用件をメモする犬』なんて聞いたこともない。

どんな犬でも彼らが行うことは結果的にお釈迦様の手の内にあり、つまりは愉快な孫悟空なのだ。
そして私たちはその孫悟空からたくさんの夢や喜びを貰っている。

にもかかわらず本当に苦しめられていたとしたら、あなたは何者ですか?と問いたい。
人間であることの超越感で余裕を持って暮らしているうちに、無くし忘れてしまった感性というのがあるのかもしれないと思った。

それがいいのかどうかは分からない。
 

黒ラブ/ふたばのこと 2009年07月13日(月)

  「これまでに、あれ以上の態度をとったことはあるんですか?」
咥えたボールを横取りされそうになった時、唸り声をあげる黒ラブ/ふたばの飼い主Oさんに私は尋ねた。
「いえ、ありません。」とOさんははっきりと答えた。

ふたばは私がレッスンを請け負っている若いラブである。
数回のレッスンで基本的なことは教えてあり、ある程度の性格を把握していたが、極めつけの際にどのような態度を示す犬なのかを計りかねていた。

犬は遊びの一環として唸り声を出すこともあれば、それ以上の威嚇的攻撃的態度に出ることもある。
仮に攻撃的態度を示した時に人が制御を行うとどう反応するか?
その辺りの信頼性をふたばは得ていなかったのだ。

その時、初めて来店の陽気なコーギーと遊んでいたふたばがボールを巡って互いに争い状態になった。
まさに『グッドタイミング!』であった。

私は無礼な振る舞いをしてふたばを怒らせたコーギーには目もくれず、その行為に対抗したふたばの皮膚を鷲掴みにして地面に組み伏せた。

“皮膚の鷲掴み”
そんなことをされれば大抵の犬は悲鳴を上げるか、逆切れして咬みついてくるのが普通である。
だが訓練され人を信頼している犬は決してマジ咬みしないことを私は知っている。

ふたばはじっと“されるがまま”でいた。

さて、ここまでを読んで皆さんはどう思われただろう?

年のせいか息を切らせて修羅場に望んだ私は、引きつった顔と事後の状態に息を整えながら笑顔でOさんに語りかけた。
「グッドタイミングだったね。これでふたばが信頼できる犬だと分かったよ。もう大丈夫。」と伝えたのだ。

???とか『何て酷いことを!』と感じた方は、犬と暮らすには要注意なのですよ。

!!!と感じた方には冷静な対応を求めたい。
 

ヤドカリかい 2009年07月11日(土)

  ゼオライト格安販売のことを書いたら早速チワワ/クウ&テンのNさんからメールをいただいた。
Nさん、申し訳ないけど勝手に転載させていただきます。

おはようございます。
いつもお邪魔致しております。

トップベージで【ゼオライト低価格販売】に思わず目が奪われ
〔※ヤドカリの水槽の底に敷いたら結構いいらしい〕の文に思わずニヤリ!
結構いいらしいってもんじゃなく、とってもいい優れ物です!!
ゼオライトのお陰で環境が良いのか、現在わが家での生息記録更新中です。
カビは発生しないし、粒の大きさもちょうど良いのか潜るのにも適しているようです。

いつ生息記録が中断されても良い様にといつも小分けして戴いていたのですが、ここはどーんと1袋販売して戴きたいと存じます。
来週にでも伺えたらと思っておりますので、宜しくお願い致します。
(以上転載)

Nさん、あなたがご注文第1号となりました。
ありがとうございます。
でも、『わんこ用じゃなくてヤドカリかい!』
そう思っていたらちゃんと釧路のSさんから『わんこの屋外トイレ用に』とのご注文もいただいた。
ありがとうございました。

これから口コミで広がっていくことを期待しております。

「実はゼオライトの粉末というか0〜0.2ミリというのがあるのですが、ペット関連で何か良い使い道はないでしょうか?」
仕入先の担当者Iさんから相談された。
私の頭に浮かんだのは軟便や下痢をした時の補助食品だった。
ゼオライトには天然ケイ酸アルミニュームが含まれているから吸着剤としての効果がある。
動物用の飼料添加物として認められている理由のひとつがそれではないかと思っている。

でももっと他の利用法もあるはずなので「ゼオライトを使ううちにお客様にアイデアが浮かびいろいろ教えてくれるかもしれません」と答えておいた。
私ももっと勉強して紹介したいと思う。

ともあれNさんSさんありがとうございました。
 

お散歩チェックとゼオライト。今夜は“ですます調”で 2009年07月08日(水)

  このホームページのトップ(プロフィール欄)から入られた方はお気づきでしょうが、お知らせが2件あります。

1.先月、“カフェがおヒマな月火対策”として試行的にチャレンジした『無料お散歩チェック』が好評だったので今後も継続することにしました。

このサービスでカフェのおヒマな状況が改善されたわけじゃないのが残念ですが、やってみたら皆さんに喜んでいただけたし私自身結構楽しかったものですから…。
まあ、長い目でみることにしました。

『どうせいつもヒマなんだから毎日やったら…』という嫌味な声も聞こえておりますが、その他の日では時々は忙しくなるという経営戦略もあるし…足腰の持病もございますし、正規の(有料)レッスンもたまにはありますのでご勘弁下さい。

ひとつ感想を述べさせていただくと、常連のわんことそうでないわんことでは“歩きの質”が違っております。
もちろん本当はそんな物差しではないのですが『飼い主さんの意識の違いがこうも歩きに表れるのか!』という驚きを正直感じています。

これからもこのサービスをご活用下さい。

2.ゼオライトの販売を始めます。
これまでにも興味を示してくださった方にはカフェで備蓄しているゼオライトを低価格でお分けしておりましたが、この“優れもの”を多くの方に紹介し活用していただけるよう積極的な販売を始めることにしました。

※開業以来5年半が過ぎてもカフェのガーデンは臭くない
※動物が食べても整腸作用がある
※庭や家庭菜園(もちろん大規模農園)などでも保肥力があり土壌改良に効果がある
※床下に炭を入れる方法もあるがゼオライトも湿気やハウスシックの元になる成分を吸着する。
※ヤドカリの水槽の底に敷いたら結構いいらしい

ゼオライトは天然鉱物でその効果は『学会』まであるくらいだから興味津々です。
でもそんなことより、外で愛犬の排泄をさせている皆さん。
今日みたいに雨が降り、その後に晴れた時、いつもの排泄場所がプーンと臭うことがありませんか?
カフェのガーデンではひょっとしたら臭いに慣れてしまった我々だからかもしれませんが、まず(あるいは全く)ありませんし、お客様からも『何故臭わないのですか?』という質問をたびたび受けます。

私の経験と実績において、まずは隣家への配慮も含め、自宅の外周に撒いたり、愛犬の排泄場所として整備することを是非とも皆様にお勧めします。

今のところ人件費や保管・配送にかかる経費を計上する段階ではないので恐らく何処よりも安くご提供できると思います。(1袋20キロ、3〜7ミリの硬質ゼオライトが1760円です)

お問い合わせは電話011-889-3456かメールまたは直接カフェでお尋ね下さい。
どうぞご活用下さい。
なお、北海道内のみの販売となっております。
 

易者みたい 2009年07月06日(月)

  夏本番の暑い一日だと感じていたのに最高気温は26度もなかったらしい。
これだから北海道はやめられない。
いずこも同じ『住めば都』の一端を私は今日札幌に感じた。

さて、長いことたくさんの犬と付き合っていると、普通の人が見過ごすというか感じないようなことを見逃さず感じる事が多々ある。
だけどそれをいちいち指摘することは滅多にない。

別に相談も受けてないのに語りかけることは無礼だし、よからぬ不安を与えることになるから。
路上の占い師に『ちょっとあなた。霊が憑いてますよ』と通りすがりに言われて心穏やかでいられる人は少ないはずだ。

それでもたまに私は声をかけることがある。
勿論『霊が憑いてますよ』なんていうような直接的表現ではない。
『抱っこしている時にはとにかく身体をもじょもじょと掻いてあげるといいですよ』といった表現が多い。

とりわけそのような助言をする相手は、生後5ヶ月以前の仔犬なのに、既に威嚇や警戒による唸りや吠え声を出している犬の飼い主に対してである。

経験上、犬の威嚇や警戒による吠えは生後5ヶ月中盤以降から表出するものだ。
それが3〜4ヶ月で顕在化しているということは、親に同様の問題があり、その強い遺伝的影響を受けていると私は考えている。
つまり普通に育てれば『こんなはずじゃなかった』という問題犬になる可能性が高いと思っている。

すべての個体は二通りの生き方ができるわけではないから“あれとこれ”の比較ができず実証は難しい。
だから私のアドバイスやレッスンがその後にどのような効果を与えたかを説明することもできない。

私は、実際は最高気温26度なのに『今日は暑くなるぞ!大変だ!』みたいなことで飼い主に不安を持たせてメシの種にしている人間なのかもしれない。

ひとつ言い訳をするなら『35度の猛暑日です。何とかならないでしょうか?』と泣きつかれる善良な飼い主の姿を何度も見てきたものだから…と言うしかない。
病気や死と違って防げる範疇のものだし
 

最新が最善とはいえない 2009年07月04日(土)

  もし25度を超える晴天の予報だったら行かなかったかもしれない洞爺湖キャンプ。
うす曇で時折陽が差す涼しい天気に恵まれ、またまた最高だった。

日がな一日をアモと戯れ、夕暮れにはゆったりと温泉に浸かり、誰もいないフィールドに戻って炭火で焼いたジンギスカンをビールで流し込む。
その視線の先には毎夜温泉街で打ち上げられる見事な花火のおもてなしまである。
パーフェクト!

虫さえほとんど侵入しない広いスクリーンテント内には幻想的な灯りを演出するランタンがあり、長いテーブルを挟み、ゆったりくつろげるディレクターチェア。
テーブルの下に収納された三つのケースには爪楊枝からフライパンに至るまでの食事用具とインスタント物、細紐からスケッチブックまでほとんどなんにでも対応できる小道具が揃っている。
イグルーのクーラーボックスには生鮮の食材と飲み物が冷たく納まっており、寝室となるテントには2分弱で膨らむエアーベッドもある。

ところで、私は高校時代から四国北陸九州へキャンプ用具一式を背中に担いで出かけていたけど、あの頃荷物が重いとか、行った先で足りない物があったという記憶はない。
今と同じように快適な野外生活であったように思っている。

なのに現在私は前述の用具一式を車に隙間無く順序良く積み込んで快適な野外生活を得ている。
あの頃の若者にとってテントとは、潜り込み、座り込んでゲームをしたり議論をし、いつの間にか横になって寝る場所だった。
地面が椅子でありテーブルであり、夜空がランタンであり、川や海が温泉であった。

いつしかキャンプをする場所というのが現れ、そのうち料金を取られるようになり、ゴミを出すようにもなった。

実は今夜アウトドアにおけるノスタルジックなことを書こうと思ったのではなく、“便利さ・快適さ・エコ”ということを享受できる人間はいいけれど、それによってどこか・誰かに迷惑をかけていないかということを考えたかったのだ。

キャンプに限って言えば騒音とゴミそれらを含めた“荒らし”であろうが、私の過去の経歴による知見において最大の懸念事は突飛であるがプリウス・インサイト・eムーブなどに代表される“エコカー”なのである。

6月頃、突然頭をかすめるカラスの襲撃を受けた経験はありませんか?
振り向いたら誰かが立っていてビックリした経験はありませんか?
音や気配もなく突然出くわすと人間は誰しも驚くものです。

省エネあるいは電気で走る静音型の車は視覚障害者ひいては高齢者にとって予期せず突然現れる存在なのだ。
とりわけそれまで交差点の横断を車のエンジン音を聞き分けながら判断していた視覚障害者にとっては、『キャンプ道具が今風で便利になった』ことを論じている脳天気な人間の論調には付き合っていられないような“今そこにある危機”なのである。

私が現在行っているキャンピングスタイルが誰かの生命を脅かしているなら心からごめんなさいです。
そーっとその流れを教えてください。

エコで静かな車を製造し、またはその車を購入して運転している皆さん。
あなた方は視覚障害者ひいては高齢者が勇気を持って外出しているのに彼らの生命を脅かす状況を作り上げています。
勿論そんなことはあなたの意に反していることでしょう。

相手があることを考える。
自分が何をしているのかを知る。
難しいことだけどその意識を持ってさえいれば、指摘されたことに対して怒りではなく、目からうろこの世界を知ることができ、新たな自分を切り開ける自信が湧いてくることだろう。

みんな文明の利器を吟味しうまく使いこなせる人間でいたいのだから、考え、話し合い、行動しましょうよ。
 

私の友人、山口たかを紹介します 2009年06月30日(火)

  今年の半分は今日でおしまい。

『もう半分過ぎた』と感じるか『まだ半分ある』と捉えるかで悲観論者と楽観論者に分けることがあるらしいが、私を含め平凡な年配者の多くが『早いね、もう半分だよ』と思う傾向にある。

その理由として『待ち遠しく感じる程の将来の夢がないから…』と考えた方は現実的悲観論の傾向があり、『楽しみは小さいかもしれないけど今が幸せだから…』と思った方は保護主義的楽観要素が強い悲観論の範疇と言えようか?

“普通”に生きて年を重ねると時間は早く過ぎ、今を苦しんだり大きな目標抱くことに関しては時の流れが遅く感じる。
それが人間なのだろう。

皆さんがどう思われるか分からないけど、私にはちょっとだけ『まだ半分か』と感じられる物事があればいいなと思っている。

突飛ではあるが今日、私の友人が次の衆議院議員選挙に立候補する旨の案内が届いた。
時代は自民・民主の2大政党の構図であり、私もそのどちらかを選択するつもりでいた。

こんな話は商売上曖昧にするのが妥当なのだろうということは重々承知している。
だけど彼女は私の友人であり、彼女こそ私たちの意見を代弁する政治の舞台に相応しい人間だと私は思っている。

以前の仕事ではそんな意思表明はできなかったけど、現在の自由業である私は友人である“山口たか”さんを心から推薦する。

ちょっと心苦しいのが“比例代表”というしくみであり、彼女の応援の為に『社民党』と投票用紙に記入しなければならないことである。
私はただ“たかさん”のサポーターであってそれ以上ではないし憲法9条を護りたいだけ。

それが壊されそうな時代でも闘うという道を選んだ“たかさん”を信じて明日を託してみたいと思っている。
理由は只ひとつ、自分の子供たちの最低限の幸せの為に。
長い先の夢であってはならないから…
 

駆け出しの北海道の夏 2009年06月27日(土)

  今夜は箇条書き

1.突然の夏
寒くて氷雨続く6月が突然暑くなった。営業時間中は冷房を入れているが、それ以外は外気を取り入れ身体を夏に慣らすようにしている。
今日から始まったラーメンサラダが美味くてたまらない。
「初日から美味しいぞ!」と言ったらKに怒られた。

2.釧路からアモの親戚にあたるマルクが訪ねてくれた。
表情と毛質の柔らかさ、それに時々おっさんになる性格が似ていた。
だが腰のくびれはアモが勝っていた。
きっと飼い主のIさんには『マルクのほうが社交的だった』とか言い分があるに違いない。

3.尿にストラバイト(結晶成分)が含まれるようになり、試行錯誤をされていた黒ラブ/クロ坊のMさんから興味深い話を伺った。
「フードを少し減らし、その分鹿肉や馬肉の生肉をトッピングして毎日顕微鏡で尿を検査してみました。そしたら日々減少し2週間ほどで消えたんですよ」
このことで書きたいことはたくさんあるけど、しばらくはデータを蓄積したい。

4.ジェニーとチビが里帰りしてくれた。
私を見て喜んだジェニーが前足を上げて跳ねたら着地のときチビを真上から右足で踏んづける光景が目に入った。
『ん゛ぎゅ』と声を出しその場を離れたチビは、ジェニーの興奮が収まってから私の膝に上がった。
チビは何事もなかったように愛想をふった。
チビを感じた瞬間ジェニーは体重をかけずにいて、踏まれたチビも声だけは相手に伝わるようにしたものの、45キロと3.5キロのでこぼこコンビのふたりにはそれなりのコンビネーションと配慮が出来上がっているのだなと思った。

明日も暑くなりそうだけど夜が涼しい今時の北海道が大好きだ。
 

3ヶ月のバーニーズ 2009年06月23日(火)

  札幌はほぼ1ヶ月に及んだ梅雨が明けたようだ。
湿気が多いものの久しぶりの穏やかな一日に安堵し、夜になってカラッと肌寒くなってニンマリしていたら、日付けが変わる頃からゴーゴーと強風が吹き荒れている。
満開だったニセアカシアの花房がビュンビュン吹き飛ばされ、今年もまた天ぷらにして味わうことができなかった悔しさが残る。

さて、どういう風の吹き回しかカフェには珍しく仔犬に関しての問い合わせと来店が続いた。
今日のご来店は3ヶ月のバーニーズ。
縫いぐるみみたいで可愛いったらありゃしない。
しかも、やんちゃな年代なのに奥手な性格だから超控え目でまさに縫いぐるみ触り放題。

“今”だけをみるなら『これ以上愛らしい存在はない』といえるほどの大人しい天使だ。

当然私の目には『これはヤバイ』と映る。
大人しいのではなく不安で固まっているのだ。
隣家の新築工事の音、他犬の接近、手をポンと叩いただけで尾を丸め飼い主の足元に逃げ込み固まってしまっている。

無鉄砲であるべき生後3ヶ月でのこの反応は血統的問題かショップで陳列販売されていた時の恐怖体験によるものか…
いずれにせよバーニーズの3ヶ月でこのまま対処せずにいると先が思いやられてしまう。

飼い主は賢明な判断をされたと思う。
今からならいくらでも“氏より育ち”が優って良き家庭犬にすることが可能であるから。

それにしても馴染むのに随分時間がかかる仔犬である。
のんびりじっくり身体と共に心も成長するよう見守ってあげたい。
 

4ヶ月のダルメシアン 2009年06月22日(月)

  6年半前カフェを始める前にプータローをしていた頃、黒ラブとダルメシアンのクロス犬の訓練をしたことがあった。
ラブにはない頑固さと猜疑心が強いのに接し方によって単純な一面を感じ取った経験がある。
犬を訓練する際に先入観は禁物であるが、それなりに犬種特性を知っておくと理解に役立つ場合もある。
なぜならいくつかの面で寛容になれるから…

でも考えてみれば犬種特性なんてものは後付けの都合よい分析であって、大切なことは個々の犬を見て判断できる能力ではなかろうかとも思う。

今日からレッスンに入ったダルメシアン君。
生後4ヶ月で愛らしく、普通の方なら振る舞いは及第点のように思えるのだろうが私の感触はちと違っている。
『うむ、厄介な奴かも』
そう感じているのだ。
たぶん、だからこそ一緒に暮らしている飼い主の方はレッスンの依頼をされたのだろうとも思っている。

私の悪癖はまるで刑事のように一瞥をくれるだけで犬を分析する癖というか能力にある。
犬のちょっとした振る舞いを見て将来の大事を感じ取ってしまうことだ。
だからレッスンを依頼されると飼い主が『えっ?』っと思われるような愛犬の意外な一面をさらけ出すこともあれば、普段の愛犬とは全く違う従順さを見せて、愛犬育てに飼い主が関わることの大切さを認識していただくようにもしている。

今日、生後4ヶ月のダル君の飼い主にアドバイスしたことを紹介しておこう。

※この時期飼い主が留意すべきこと
1.日々の散歩は運動だけでなく、社会経験を積ませることこそが最大の目的であるということ。
つまり人間社会に出てまもない犬に『おや、なんだ?』という反応から『ああ、あれか』という方向に導くこと。

2.拾い食い・臭い取り・引っ張りなど仔犬の自然な行動に対して、リードコントロールを的確に行って“どういう歩きをすればいのか”を飼い主の責任において提示することの重要性

3.そして何よりも、共に暮らす中で人間に対しての絶対的な信頼と愛着を育むこと

以上であり、それ以前というか同時進行で食べ物と排泄の管理が必須の項目となる。

今、激しく窓を叩く雨。
この1ヶ月も続いている。
その鬱憤が根底にあるし酔ってしまっているものだから今夜正しく書けたかどうかは分からない。
だけど生後4ヶ月の仔犬だからちゃんとカフェに通い続けてくれれば普通の家庭犬程度には育つはずだと信じている。
 


- Web Diary ver 1.26 -