From the North Country

この4か月は安定状態 2015年07月29日(水)

  14歳3か月を過ぎた我が家の愛犬アモ。

・脾臓の腫瘍
・肝臓のギザギザ変形
・腰椎の一部溶解
1年以上前にそこまで知らされて以後、治療も検査もしてないから体の中がどうであるのかは知らない。

私が分かるのは日常のアモのこと。
昨年末まで右肩下がりに老化が進んでいたのが、その後3つのアプローチで横ばい状態となっている。

・キャンプに出かけ泳げる
・日常の散歩も4キロぐらいはぜんぜんOK。途中で駆けることもある。
・快食快便
・以前の20%程度の聴力
もちろん老犬としての動きである。
よたつくし、つまずく
横になるのも立ち上がるのも辛そう
・ボケ症状や失禁などは今のところない
・夕食後は若い頃と同じように遊びを誘う
・15段の狭く急な我が家の階段をひとりで降りていることがままある

改善されたこと
・ふたつあったイボが完全に消え、被毛の衰えがない
・右後肢が突然吊って転倒するのがなくなった
・後肢のナックルがほぼなくなったので、サポーターが一時的だろうがこの数ヶ月不要になった
・水を飲みこむとき、一口目だけ電気が走るようなビクンという反応が消えた

最期の炎がちょっと明るく燃えているのかも知れないし、ひょっとして夏を超え来年があるかもしれないとも思える。

ともあれ、いつもどおり暮らせている今にありがとう。
 

試しに長崎塾もご覧ください 2015年07月19日(日)

  先日お約束をした“長崎塾”の『犬を育て犬と育つ』全文を昨日から公開しております。

先ほどザーッと部分的に読み返してみました。
やはり未完の書であることを実感しておりますが、仔犬からわんこ育てをされる方のお役に少しでもなればと願ってのことです。

これまで、有償で読まれた方もおられますが、公開したことで少しでも『暮らし易い家庭犬』の意識を持たれる飼い主が増えれば、とご理解いただけると思います。

本当はさっさと公開したかったのですが、なにしろコンピュータに不慣れなオヤジですので、あれこれ考えながらも昨日バーニーズ/ラブちゃんの飼い主Mさんの指導を受けてアップできた次第です。
私自身、頭を悩ませてもうちょいでアップできたのにできなかった。
まるで、わんこ育てのそれと同じですね。
自分で考え、そのうえで適切なアドバイスを得る。
Mさん、ありがとうございました。

で、自分で書いた文書を読み返してみて感じたこと。

1.犬を飼育するのは割と簡単だけど、家庭犬を育てるのはエネルギーが必要ですね。

2.家庭犬って自分の作品ですよね。そして育てる過程というのは、エネルギーに満ち溢れ弾けながら成長するわんこにブレーキという概念も同時に持たせることではないでしょうか。
それがコントロール/制御です。
みんなわんこが可愛いからとアクセルばかり踏んで、暴走した時に「困った」って言ってるんじゃないでしょうか。
 

飼い主もわんこも覚悟を持て 2015年07月15日(水)

  全国的な猛暑が続いております。
ご自愛ください。

カフェでは、適度に遊んでその後のんびりする中年以上のご自愛組のわんこ達と、猛暑の恐れを知らない若武者組のわんこ達が混在しております。

こんなに暑い中、自らの体温をさらに上昇させながら遊びまわり、ゼーゼーと呼吸しているわんこ達もそのうち『あの頃はよかった』と冷静に受け止める日が近いと思われます。

そこで提案を一つ。
わんこの散歩で引っ張られて困っている飼い主さん。
リュックにわんこ用の水とご自身用のペットボトルを入れ、サハリ砂漠でも歩けるような格好で散歩に出かけましょう。
もちろん一番暑い時間帯に。

日頃いい気になってあなたを引きずり回しているわんこにとことん『つき合ってやるぞー!』とやってみなさい。

他犬や人に吠えかかるわんこも同様。
いつまで吠え続けれるか長く歩き続けながらとことんやってみなはれ。

途中でわんこがくじけそうになってからが勝負。
水を飲ませるもよし、頭から水をかけるもよし。

「いつもの勢いはどうした!それでも犬か!」と叱咤すればよい。

引っ張ったり吠えたりするわんこには、「それどころじゃない」という状況を与え、“マジで生きる”という経験をさせなさい。

それから飼い主であるあなたがどう考えたか、飼い犬であるわんこがどう感じたかを総括してごらんなさい。

少なくとも“今まで”とは違った感情が芽生えてくるでしょう。

わんこは飼い主が管理し育てているのです。
わんこと暮らす喜びはそんな見えない基盤の上に成り立っているのです。

何度も言う
あなたはわんこを家族の一員として迎え入れたいと思い暮らし始めた。
なのに、ウサギや亀のように飼育していないか?
牛や豚のように肥育していないか?
我が子としてちゃんと育てていますか?(経験と教導を意識して与えているか)

そもそも、わんこは1年で成人することを理解しての話なのですが、本当にそのことは飼い主になろうとしているあなたの念頭にあるのですか。
 

ファーガス基金もわんこ育てもちょいと頑張ってます 2015年07月06日(月)

  ちょっとご報告が遅れましたが先月のファーガス基金です。
7月1日に入金してきました。

カフェ募金はなんと22,532円もありました。
6月22日には和歌山のユキコ様から3,000円の振り込みもありました。

これまでファーガス基金に寄せられた募金は、938,550円となりました。
目標額は150万円ですので、あと56万1450円です。

ファーガスはNさんの介助犬です。近く、近況報告があると聞いておりますので、その時は皆様にお知らせいたします。

さて、いくつか箇条書きで…

1.Kの報告にもありましたが、14歳を過ぎた我が家の愛犬アモは今夏もキャンプを楽しみ、洞爺湖を泳ぐことができております。
共に暮らし、アモの身体のことをよく知っている私とKが一番驚き喜んでいます。

ピンコロ犬生を送るための工夫というか対処をしており、それぞれの効果を実感してもおりますが、迂闊なことも言えないのでこの話は無責任を覚悟してからお知らせいたします。

2.長崎塾の欄にある『犬を育て犬と育つ』については、近々全文を無料公開いたします。
これからわんこと暮らそうとする方のお役にたてればと願ってのことです。
ご活用いただければ幸いです。

3.現在、月火限定で行っている『無料お散歩チェック』についても、午前中に限り定休日以外の日に拡大する予定です。

サービス精神が旺盛になったのでしょうか?

いいえ、自分でもよくわかりませんが、たぶん、今のペット社会が見ていられないと感じているのではないでしょうか。
とりわけ、困り果てている飼い主をもてあそぶかのような、耳触りのいいことばかり言う商業主義のペット社会への、ドカーンとしたレジスタンスなのかもしれませんね。

私のアドバイスは耳に痛いし厳しいですよ。
だって変わるべきはわんこでなく『あなた』って言うんですから。
老いてますます盛んなり、ってか。
 

ちゃんと育てる 2015年06月30日(火)

  早いもので今年も今日で半分が過ぎました。

昨日、庭で育てていたスナップエンドウをいくつか収穫して食べました。
Kは「美味しい!」と喜んでくれましたが、私は美味しかったけど感動するほどではなかったことを残念に思っています。

Kは優しいし、新鮮とれたてだったのは間違いないから「美味しい!」と感じてくれたのだと思いますが、私は自家菜園だから『もっと感動できる物』を内心期待し過ぎていたのかもしれません。

それならもっとちゃんと勉強して栽培すればよかったのでしょうに、自分で作りさえすれば美味しいものができるという甘さをここ数年感じております。

そんな私に比べて、時には農家以上の思い入れと発想と工夫それに時間をかけて家庭農園で栽培を楽しんでおられるK夫妻は、定年後の新たな生き方の指針と勇気を同年代の我が家に誘ってくれています。

Kさんが今どき届けてくださる野菜は、カフェの食材としてもこの時期は大活躍だし、これが実に美味しい。

ただね、K夫妻は優しいんだよね。
間引きしたほうがいい苗があるのに、それができないんだな。
トマトなんか、極限状態で育てた方が甘くなるのに、『可哀そう』って思って水をやっちゃうんだよね。
(私はもっと間引き出来ない男で、水をやる人間)

でも、それが美味しいんだから、世の中定石なんて信じちゃいけませんよ。
やりようによってはうまくいくことがこの世にはいっぱいあるのです。

Kさんちのダックスふたりはそんな愛情をたっぷり受けて暮らしております。
一般的にわんこの晩御飯は17時以降だと思うのですが、Kさんちではわんこの要求に沿ううちにアンビリーバボーな14時頃になっているそうです。

晩酌好きなご主人は「カーテン閉めれば、もう夜」という何とも前向きな思考で、夏でも外が明るい時間からカーテンを閉じて楽しんでおられるそうだ。

私はカーテンも閉めずに夏の夕方から飲んでますけど、いいでしょ、Kさんちのそんな暮らし。

人がそう決めればわんこもその暮らしに馴染んでくれるんですよね。

栽培する野菜やわんこに振り回されて生きているわけじゃないし、それでもちゃんと思っているから美味しくいい子に育っているんでしょうね。
 

私はイエストレーナー 2015年06月23日(火)

  家庭犬に訓練は必要でしょうか?

そんな素朴な質問にあなたならどう答えを導き出しますか?

私の答えは「たぶん、Noです」
というのも、一般的に私たちが飼い始めることができる生後2か月頃の仔犬を、その時からおよそ1年ちゃんと家庭犬として育てれば、いわゆる“訓練”というものの必要性をこれまで感じたことがないからです。

・トイレのルール
・甘噛みの対処
・いたずらなど、してはいけないことの決まりごと
・食事や遊び、寝床や生活環境など与えるべきことの約束ごと
・信頼関係の構築
・散歩やお出かけによって社会経験と決まりごとの教育
・適切な時期での避妊と去勢手術
・お散歩、家庭生活、社会生活での楽しみ方とルール
・『マテ』の指示だけはしっかり教える

まあ、大雑把だけどこの程度のことを意識してわんこが1歳になるまでを育てれば、いわゆる“訓練”なんて家庭犬には必要ないと「たぶん、言える」。

いわゆる“訓練”して欲しいというかそれを求める方は、このたった1年の期間(とりわけ生後2カ月から4か月)の大切さを知らずに、仔犬を“飼育”してきた方なのだろう。

生後2カ月からのわんこというのは、1か月ごとに人間の子で言えば保育園児から小学生低学年、さらに高学年、中学生、高校生へと成長していることを普通の飼い主は知らないし意識もしない。
だから、ワクチンが終わる4か月頃まで外に出すなと言われれば、それを守る。
4か月といえば小学生であり、それまで社会に出さなければ普通なら“問題児になる”と分かるが、わんこだとそこまで頭が回らないのが今の社会。

先ほどの箇条書きの項目を意識している飼い主は、仔犬を“飼育”しようなどとは考えておらず、“育てよう”と思っている。
そう、わんこというのはウサギや亀などとは違い、まるで子供を育てるのと同じような対応に応えてくれる生き物であることを感じているのだ。

残念ながらそんな当たり前の『わんこ育て』のことが、我が国では普及どころか知られてもいない。

だから、1歳を過ぎてから飼い主は愛犬の問題行動に困り、いわゆる“訓練”で解決を求めようとしているし、実際、人を咬む犬とか散歩の時に吠えたてるわんことそれに無頓着な飼い主が存在している。

つまり、いわゆる“訓練”というのは、服従訓練を通じてのわんこの問題行動の『矯正』であり、いい気になって振舞う悪童の『更生』を求める飼い主の切望の上に存在している部分が多くを占めているように思う。
(訓練士のもとでスワレ・フセができても飼い主にとっては何の解決にもなってない場合が多いのはナゼでしょうね)

あくまで家庭犬としてのわんこのことを書いたつもりなので、心外と思われた方にはご理解いただきたい。

で、つまらぬ話だが、このような私の考えに基づいて仔犬育てをアドバイスする専門家を、私が始めた『イエストレーニング』の延長線と絡めて『イエストレーナー』と名付けます。
もし、私の人生に余力と幸運があれば、一人でも多くの『イエストレーナー』を育てるというのが老後の含みのような気がしている。
 

もうちょっとの短期目標の積み重ね 2015年06月19日(金)

  平年ならカフェのストーブを焚かなくなってから1〜2週間のうちに今度はエアコンが稼働するのに、今年は1カ月以上も何もいらない状態で平穏な生活が続いている。
窓の開け閉めだけで快適が保たれるのだから、これほどありがたいことはない。

思えば暖冬少雪で、春の訪れが早く、こんなに過ごし易かった冬と春はなかった、と総括できる。

気候についてのことだから、これで良い影響を受けた方もそうではない方もおられよう。
例えば漁業者の網には期待の魚ではなく季節外れの魚がかかったかもしない。
暖かいだけではなく、昼と夜との寒暖差はかなりあるので農家の方は喜ばれたかもしれない。

カフェを営み老犬と暮らす我が家は恩恵と感じる。

昨日今日の定休日、いろんな用事があって慌ただしかったけど、心に残るのは千歳と長沼を我が家の愛犬アモと散歩した時間であり、その後に広い広い芝生の広がる自然の中で、そよ吹く風を受けながらごろりと過ごした長い長い完璧な時間だった。

癒し、リセット、さあ行こう。
そんな気分に毎週してくれるアモとの定休日の過ごし方を私はかなり気に入っている。
長く続くことはないのを知っているし、『だからこそ』なんて気概も持ちたくないし、ゆるく自然に。

早くから気付いていたこと
でも、今になっても、そんな時を持てて良かった。

もうちょっと。もうちょっと、まだだよ。
 

ファーガス基金2015年5月分 2015年06月13日(土)

  ご報告が遅れましたが、先月末までにカフェの募金箱に寄せられました介助犬ファーガスへの募金を今月2日にファーガス基金へ入金してきました。

5月分は5563円でした。
これまでに寄せられた募金額の合計は91万3018円となりました。

目標額の150万円まで、あと58万6982円です。

3年前の2012年9月に開設したファーガス基金ですが、皆様のご協力で着実に目標に近づいております。

『地道にこつこつ』と、でも、夢を持って継続していきましょう。
 

ピンコロを願いつつ 2015年06月09日(火)

  寒くて強風と雨交じりの荒天の今日、15歳8か月のラブラドール/モルちゃんがやってきてくれました。

「今日みたいな日が2〜3日続くとこまりますよねぇ」と老犬と暮らす者同士の会話が弾みました。
雨で2〜3日も歩かないと、足腰が立ちづらくなってしまうのです。

モルは一時足腰が弱ってから、片道1時間かけて海へ出かけ、砂浜を散歩するようにしているそうです。
自宅周辺では歩くのが億劫になっていたのが、砂浜だと喜んで歩くとのことで、今日の足取りもそれなりにしっかりしておりました。

そういえば一時有名になったウォーキングのDSさんも母親の介護に砂浜歩きを取り入れておられましたよね。

モルは歩くモチベーションを海岸線で、アモはコンビニで高めているということでしょう。
モルの砂浜の方が適度の負荷がかかって良さそうですね。余計なものを買い与える必要もないですし…

モルは24キロとのこと。アモとの体重差は8キロ強。

でも、そのアモだって昨日は階段を自力(補助付き)で駆け上がりましたよ。

いろんな情報交換をして老犬との生活に役立てたいと思います。
最終的には『ピンコロ』であって欲しいと願いながら。
 

帰省2 2015年06月04日(木)

  夕べは大雨で今日から気温が低くなるとの予報だったけど、午後からこんなに寒くなるとは思いもしませんでした。
寒かったですね。

6.この2ヶ月で老人医療と介護の施設を目にしました。
医療の現場では、私が長らく慕ってきた“美幌(町の名前)の母”が意識もない中、体中チューブだらけで、つややかでふくよかな顔をしてベッドで命を繋いでおりました。

介護のお世話の世界にいる私の母は、意思を持つ人として生きておりました。
今後のことについて考えは人それぞれでしょうけど、各々が意思表示を健康な時に表明しておくべきことの大切さをを強く感じました。

例えば、「とことん生きる道を模索してくれ」と願う人もいれば「余計なことをせず静か逝かせてくれ」と考える人もいることでしょう。

そんなことを表明せずに老い、今は穏やかに暮らせている母のように見えますが、本当はどう思っているのか?深く考えると結論の出ない世界に迷い込んでしまいそうです。

それにつけても介護職員の清々しさと、さりげない配慮の行き届いた対応に心から感じ入りました。
『親を施設に預ける』という罪悪感を少なからずほぐしていただけたと思いました。
まだ、私自身の将来の選択には至っておりませんが…

7.有馬温泉の中でも“金湯”といわれる名湯で3日間過ごしてきました。
鉄分が空気に触れて茶色になり、名湯の色合いを醸しています。しょっぱいです。
想像以上に温まったけど、塩漬けになった感覚もありました。
北海道の温泉もいいですよ!
ぜひお越しを…

8.外国人が相当多かったですね。
ホテルでの朝食会場では7割方外国人でした。
みなさんだいぶ慣れたように日本のホテルバイキングを楽しんでおられてました。

人々の交流が世界の相互理解につながる。
戦後70年、この間の日本の平和は決して偶然ではなく、非戦の誓いがあってこその今があると考えております。

これは全然仰々しくない。
今回の旅で身近に感じたことです。
 


- Web Diary ver 1.26 -