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Yさんが蘇った! 先日のこの欄で、くも膜下出血で危篤状態にあると書いたチワワのさくたろう・貫太郎の飼い主Yさんに意識が戻ったのだ。 トイプー/ベルのSさんがニコニコしながら知らせにやって来てくれた。 久しぶりに混み合っていたカフェの皆さんにお伝えすると空気が一気に明るくなり安堵の声がそこここから聞こえた。 「ヒャー!バンザーイ、バンザーイ!」 Aさんは両手を上げて喜んでいた。
夕方Yさんのご主人からの電話をKが受けた。 ご主人は奥さんの経過と容態を説明した後に、「ところで、さくとかんのフードがなくなりかけていたので、どこで買ってるんだと家内に聞いたんだよね。ペットショップか?ホーマックかって。」 気道確保の為に気管切開されている奥さんは声を出すことが出来ない。 そこでご主人が文字ボードを用意すると『ナ・ガ・サ…』と示してくれたので「あ、ナガサキか!」と電話をくれたいきさつを話してくれたということだ。
みんな心から奇跡を祈っていたんですよ。 心肺停止という現実の知らせを聞き、驚きと諦めと悲しさと無念さの気持ちが先行する中でも、僅かなその想いが叶ったことに爆発的な喜びが込み上げてくるばかりだった。
さくたろうはフードを食べるけど貫太郎は食が細くなってしまっているらしい。 意識が戻ったといっても脳血管のことだから予後や二次的な問題も懸念される。 いろんな心配があるにはあるけど、意識が回復し意思疎通ができる状況を手放しで喜びたい。 若いがゆえに倒れたと聞いた時のショックが大きかったけれど、若いがゆえの回復の確かさを見せてくれればなによりである。
なんか、またカフェに遊びに来てくれるような気がしてならない。 楽しみに待ってますよ。
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